そう言えば、『たからもの』シリーズ、
更新が半年ぐらい滞っていたような。
小学校高学年、中学校まるまるを不登校生徒として過ごしてきた源次郎は
高校入学とともに運良く『覚醒』して
無遅刻無欠席にて1年生を終了することが出来ました。
昨年の入学式、とても不安そうな表情だったのですが
入学後1ヶ月で何かを掴んだのか?
元々の人間性だったのか
学校が「楽しい場所」となった模様。
親の自分ですらも信じられないことに...。
その後、無遅刻無欠席を継続して1年生を終了。
入学後...5月には、だんだんと遅く帰宅するようになり
友達と横浜駅近辺のファミレスで夕食...が頻繁に...。
夏休みには友達と
原宿、渋谷、お台場などで遊ぶようになりました。
中学生の頃とは大違い。
一歩も外に出なかった息子なのに...。
秋には沖縄研修旅行。
海水浴をしたそうで
小学生低学年の頃、スイミングスクールに通っていたのが活きた模様。
年明けには体育祭。
これも小学生低学年に通っていたダンススクールが活きた模様。
芸は身を助くを体感したことでしょう。
冬にはスキー&スノボ研修旅行。
小学生の頃に1年間、屋内スキー場のスノボスクールに通っていたことが活きた模様。
高校1年生では唯一のスノボ上級者グループに入ることが出来た。
運動系の習い事3つ。
水泳、ダンス、スノボ
こんなところで活かされるとは。
もちろん親の私は...泳げない、踊れない、滑れない(>_<)
スイミング、ダンス(HipHopダンス)、スノボ。
将来どこかで役立つと思って、楽しみながらやってきた習い事。
ボクなんかはスケートが全く出来なくて、子どもごころに疎外感。
バブル期に流行ったスキーが全く出来なくて、社会人なりたての頃に劣等感。
どちらも経験不足で苦労した。
半分は「親の影響(経験させなかった)」、もう半分は「自分の努力」だと思う。
それを屈辱と感じて親になったボクは息子に経験させた。
(ちょっとヒネクレ者だと思う)
源次郎の高校生活には、かなり役立っていると思う。
本人は何も感じていないかも知れないけど。
でも、息子が小学生の頃
ボクが力を最も注いていたのは学習だった。
学習塾(受験塾)は途中で放り投げてしまったし
さらには不登校になってしまった。
今の息子の充実は
あの時、勉強を放り投げたからこそ
不登校を選んだからこそ
巡ってきたのだと思っている。
学校に行くのが楽しみ...
そんな経験、ボクは経験した事がないままに大人になってしまった。
明日の学校が楽しみ...
それは、どんな感じなのだろう。
高校へ通学する日は、毎朝シャワーを浴びている。
洗顔フォームを使うようになった。
毎朝、体重を計っている。
GUやユニクロで気に入った服を買ったりもする。
親とは全く違う世界を生きている。
時代が違うのは当然だけど
『学校へ行きたい』という強い気持ちを持つ息子。
部活動をしに、なんとなく通っていた昭和の日のボク。
春休みが終わるギリギリの頃
中学生の頃に仲が良かった3人が久しぶりに我が家に遊びに来た。
源次郎を含めて計4人。全員、進学した高校はバラバラ。
ボクから見ると、みんな大人びて見えた。
源次郎からすると「誰も変わっていないな」だそうです。
あっという間の春休みは夢の如く終わった。
源次郎は言う「え〜っ!もう2年生かよぉ!!」
ボクは「10代後半の時間って、一生で最も早く過ぎていくから...」と言ったけど
源次郎は聞いていたような、聞き流しているような...
こうして高校生の日々が勢いよく過ぎていっていくようです。
先日、平日休みだったので、葉桜(?)を見に
鎌倉市にある大船フラワーセンターへ。
少し残った春を満喫してきました。
やっぱり晴れた日は、写真が全然違いますね。
写っている植物たちも
写っていない自分も(?)生き生きしているような^_^
日差しは強くて、肌が日焼けしたかも。
容赦なく近づく『暑い夏』を早くも感じるようになりました。