これを読んでみます。(読み下し文)
一夢の事書き付けこれを進じ候三十番神へ祈念あるべき事
一太閤さま御座候所より御機嫌よく見申し候事
一陣たちの体にて見申候
一人の鷹川へ風に吹き落とされ候を我等取り上げ据へ候てまいり候を太閤さま御座所より
御覧候てひまあり顔にて鷹据へきたり候やうに御意之様見申し候間、我々とりあへず
申し上げ候は人の鷹川に入り申し候て難儀いたし候をあまりいたわしさに取り上げ看病
いたし候はんと存候て据へ申し候よし申し上げ候かとおぼえ申し候るそのほか果て申したるほう輩も
一両人見申し候やうにおぼへ候らへ共何も出陣のていにて見申し候
以上
八月廿五日
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