句会日時 2021-11-19 10時
句会場 パレア9F 鶴屋東館
出席人数 9人 (不在投句者4人)
指導者 山澄陽子(ホトトキス同人)
出句要領 3句投句 5句選 兼 題 初しぐれ
佐藤武敬 096-364-60612 出席希望の方は左記 へ
次 会 12月17日(金)10時パレア9F 兼題 山眠る
山澄陽子選
舞ひ下りし鳩舞ひ上がる落葉風 優 子
時雨るるや言葉にごしてスマホ切る 〃
滝壺へ陽をまとひつつ紅葉散る 安月子
閉ざされし丹塗り楼門神の留守 〃
掃き寄せて一つ拾ひぬ紅もみぢ 小夜子
初しぐれ狭庭過ぐるやただひそか 〃
ゴム長の泥落とす翁石蕗日和 宣 子
紙文化廃れさすまじ冬銀河 〃
干柿のすだれ越見る五岳かな 和 作
風呂上り冷えた柿むく妻の指 〃
秋夜長隣家の灯りまだ消えず 一 九
大相撲負けても愛おし郷土力士 〃
神父さま冗談を言ふ小六月 武 敬
初しぐれ病院二つ梯子する 〃
検針員に行遭ふ路地の時雨かな 礁 舎
ひとしずく頬にはらりと初しぐれ 〃
夢膨らます終の棲家の青写真 純 子
艶々と彩色ゆたか柿落葉 〃
先生の句
日の差せばいよいよ濃かり冬紅葉 陽 子
何時となく玻璃戸の曇る初時雨 〃
未知の町何故か懐し初時雨 〃
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