古文書を読もう!「水前寺古文書の会」は熊本新老人の会のサークルとして開設、『東海道中膝栗毛』など版本を読んでいます。

これから古文書に挑戦したい方のための読み合わせ会です。また独学希望の方にはメール会員制度もあります。初心者向け教室です。

熊本で初めて石油を販売したお店

2017-12-02 21:59:06 | 日記

 城下町を歩く会で2月は唐人町筋を歩くことになったので今日はその下見に行ってきました。古川町、鍛冶屋町、中唐人町、西唐人町と歩きましたが、西唐人町の清永家で面白いものを見せていただきました。写真の商標がそれです。虎印石油とはエッソタイガースの和訳らしい・・この看板、今では骨董品としてヤフーオークションでは、26,000円くらいの値がついています。イヤ、そんなことを言いたいのではなく、いち早く熊本でこの看板を掲げて石油を売り出したのが清永商店だということです。それはいつ頃のことかと言えば、そこがはっきりしないのですが、石油ランプが熊本で使われるようになった時期な訳ですから、日露戦争の後くらいになるのでしょう。西唐人町は明治、大正の頃は清永商店の町といつてよいほどに、清永一族の商店が軒を並べていたといわれています。この看板はホーロー引きで手に持ってみるとどっしりとした重量感のあるものでした。


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