古文書を読もう!「水前寺古文書の会」は熊本新老人の会のサークルとして開設、『東海道中膝栗毛』など版本を読んでいます。

これから古文書に挑戦したい方のための読み合わせ会です。また独学希望の方にはメール会員制度もあります。初心者向け教室です。

鶴亀句会 7月例会   2018-7-20

2018-07-20 14:37:13 | 鶴亀句会

会日時   2018-7-19  10時

句会場        パレア9F 鶴屋東館

出席人数   8 

指導者    山澄陽子先生(ホトトギス同人)

出句要領  5句投句 5句選   兼 題  晩夏

世話人    近田綾子 096-352-6664 出席希望の方は左

次 会   7月20日(金)10時パレア9F 兼題 鳳仙花

山澄陽子選

終列車までの約束盆踊        小夜子
日盛りのぴたりと止みし蝉時雨     〃

夏休みふるさと思ひつつバイト    武 敬
敗退し合宿たたむ晩夏かな       〃
くちなわの通せんぼするたんぼ道    〃

青田風雨の暗さを払ひけり      安月子
鷺降りて青田の色を深めけり      〃

漁協の灯点る晩夏の入江かな     礁 舎
鴉かあーと啼いて梅雨明けにけり    〃
涼しさや覆とれたる天守閣        〃

炎天下色鮮やかな葉鶏頭       優 子
入院の吾子のまなこに大文字      〃

車椅子きしむ廊下や夏深し       興

打水やサンダル濡らす不調法     綾 子
本閉ぢる眼鏡を外す夜の秋       〃

先生の句

無残やな四葩豪雨の泥に伏す     陽 子
遠近の地震や出水や方丈記       〃
大地ある限りは生るる蝉の穴      〃
白南風や憂ひを忘れゐる一日      〃
青葡萄悩みし頃の懐かしき       〃