古文書を読もう!「水前寺古文書の会」は熊本新老人の会のサークルとして開設、『東海道中膝栗毛』など版本を読んでいます。

これから古文書に挑戦したい方のための読み合わせ会です。また独学希望の方にはメール会員制度もあります。初心者向け教室です。

鶴亀句会 3月例会 2018-3-16

2018-03-17 11:23:27 | 鶴亀句会

会日時   2018-3-16  10時

句会場        パレア9F 鶴屋東館

出席人数   8 

指導者    山澄陽子先生(ホトトギス同人)

出句要領  5句投句 5句選   兼 題  梅

世話人    近田綾子 096-352-6664 出席希望の方は左

次 会   4月日20日(金)10時パレア9F 兼題 夏近し・春深し

       ※ 今後の会場5/16(水)・6/15(金)・7/20(金)・8/17(金)・9/21(金)

山澄陽子選

鶯やむかし家老の屋敷跡       礁 舎

初啼きのまだとゝのはぬ小藪かな    〃

百年の輝き揺らし桃咲けり      安月子

町堀に棹さす音や水温む        〃

次男我愛されざりき桃の花      武 敬

合格の胴上げさるゝ眼鏡の子      〃

桃の花箸置きにして友を待つ     小夜子

足るを知り心満ちをり春の風      〃

復興を待つ城の楠若葉かな      茂 子

桃の花病める我が身に優しき香     〃

うぐひすと思へど雀枝揺らす     綾 子

師の庭に咲きしと桃を挿してあり    〃

 

(先生の句)

猫柳呆けわが身も緩びけり

ものの芽のまだ名の見えぬ程の丈

而して桃の節句も過ぎにけり

春一番逆毛を立てて猫対峙

華やぎて少女はいつも桃の花