睡蓮の千夜一夜

馬はモンゴルの誇り、
馬は草原の風の生まれ変わり。
坂口安吾の言葉「生きよ・堕ちよ」を拝す。

やはり野におけレンゲ草・メダカに始まりメダカに終わる・懐古

2021-04-16 13:45:39 | 屋外メダカの春
ミナミを見ていると、
あんなこと、こんなことを思いだす。
相模川は昭和橋の下でタモを振り回して小魚を取っていた。

橋ゲタの下に本流から隔絶された大きな水たまりがあり、
そこには本流から取り残された小魚やエビが群れていた。
いくらタモを振り回しても人の影がちらつくだけで
小魚たちは一斉に橋ゲタ直下の深みに逃げていく。

タモに残るのは大きなスジエビとハヤの幼魚だけ。
スジエビは肉食系の小さい悪魔、
2cmくらいのハヤの子と一緒にバケツに入れると
たちまちエサにしてしまう。
手長エビもそうだった。

本流から分かれる流れの早い浅瀬をガサガサする
ヌマチチブやヨシノボリを山の家に持って帰った。

その頃、山の家の草ぼうぼうの裏庭に川を見立てた
ビオトープを造っていた。
発泡スチロールの箱と板とビニールシートを組み合わせ
高きから低きに流れるカーブとゆるいスロープを作り、
流れの先に60Lのプラ舟を置いて川の淵もどきにした。

小砂利や川砂を敷きつめ大小の岩も配置した。
最後に裏山からホースで水を引き完成するまで1ヶ月
休みのたびにこつこつ造っていたが、
完成してから1週間も立たないうちに壊すことにした。

結論は川魚はフタのある水槽がベストと分かった。
小魚は跳ねて飛び出し、ヌマチチブは小魚をパクリ、
カエルやイモリにヘビもやってきた。

それを目の前で見て後悔した。
自然を切り取って自分のものにしようなんて、
10年いや死ぬまで早いと。

どこかにも書いたけど
やはり野におけレンゲ草
とった小魚たちはみんな相模川に返した。

山の家に住んでた頃はアクアリウムにハマって
2階の部屋を水槽だらけにしたことがあった、
そのころオヤジは睡蓮鉢でメダカを愛でていた。
それから十数年、
オヤジが鬼籍に入りメダカはぼくが引き継いだ。

メダカに始まりメダカに終わる。
それでいいや。


今日の点呼
ミナミ10匹
東天紅3匹
みんな元気

また明日
Have a nice day!





下弦の月と星3つ・陽光を浴びてVitaminD補給・Fight!!
早朝4時南の空に星3つ月の左上から木星、土星、その次は火星でいいのかな?もう寒くない凍えて縮こまって月を撮っていた冬と違いパジャマのままベランダに居座った散ればこそ いとど桜はめで......








カバー画像の解像度がぁぁぁぁ
ヽ(`Д´#)ノ ムキー!!




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