昼間の短い昼寝のあいだにエロい夢をみた。夢はたいていあと少しのとこで未遂に終わるんだけど今日の夢も例外ではなかった。
胸がきゅんとするころに目がさめる。どこかにブレーカーでも付いてるんじゃないかと疑うくらいジャストタイミングだった。
夢よふたたび、手をつなぎ他愛もない話をしながら街の角を曲がった。彼女の上気した頬を横目で見ながら「どこへ行こうか?」「・・・」返事はなかった。
握った手をぐっと . . . 本文を読む
ときどき過呼吸になる。心臓がどきどきして言い知れぬ不安が胸を圧迫する。深夜にこうしてタイプしているときもそうだ。
なに不自由のない生活に解放されない不自由がある。強迫、焦燥、破壊、飢餓、逃避、激情、不安、怠惰...etc.コントロールされない感情が夜にうごめく。
母のなきがらと一緒に棺に収めた薄紫色の綿入れ半纏は近所のおばあさんが縫ってくれたもの、真冬の2月にひとりで逝くのは寒かろうと。
や . . . 本文を読む