今日はめずらしく南風なので羽田新ルートに旅客機が飛んできた。なぜだかANAが多かった。ANA鬼滅の刀(モノクロデザイン)石原慎太郎氏が逝去された。石原氏は"東京から日本を変える"の信念からディーゼル車の都内立ち入りを都の条例により厳しく規制した。そのおかげで排ガスまみれの東京に青い空が戻ってきた。舌禍を含めいろいろと逸話の多い政治家だったが、文芸評論家の江藤淳氏が自死したときの . . . 本文を読む
講談社 ISBN978-4-06-513131-2堅表紙装丁、紙カバー&帯付き、全301頁、税別2700円気になる本は興味深く読む。第1章:時を彷徨う中で ・震災、鳴子温泉ブッククラブ24 ・博多、陽水の曲へ28 ・入院、命の静止点に始まる32 ・偶然、オーディションに来たサラサさん34 ・時限、作家たちの終わらせ方39 ・余白、不寛容な時代と「最後のニュース」44第2章: . . . 本文を読む
今日の夕陽太陽が四角いアンテナ塔にどストライクで入る日を待っている、明日あたりかな?今日はアンテナ塔の右側に落ちた。名著や名の売れた作家の本ではないが大切にしている。ぼくが云う大切とは、ボロボロに擦り切れるまで読むということで、書架に飾っておく本ではない。jobの最中とかブログを書いているときにふっとアタマをよぎるフレーズや言葉が出てくると、その出自と出典やサワリの文章を知りたくてうずうずしてくる . . . 本文を読む
講談社現代新書 ISBN978-4-06-522544-8 税別1000円数日前にYahoo!トピックスで「最後の土葬の村」の記事を興味深く読んだ。記事の内容は標題の「土葬の村」を参考に記者が現地に出向き、直近に土葬に携わった現地の人に話しを聞いて記事に仕上げたルポルタージュ。3頁にわたる記事を読んで、記事に引用されている「土葬の村」を読まなくては、自分の中でこの記事は完結しない。そんな使命感に突 . . . 本文を読む
立花隆さんが逝去された。多方面に多才な顔を持つ立花氏だが、自分にとっては、"ジャーリスト立花隆"として深く胸に刻まれている。まさに「知の巨人」と呼ぶにふさわしい人だった。享年80歳はまだまだ早い。ろれつが回らないコチコチ頭の老人がジャーナリストづらをしてTVに出ている。過去の舌鋒にすがりつくのは見るにいたましく、本人が気づいていない老残をさらすのは哀しくもある。団塊世代の著名人 . . . 本文を読む
雨の雫が造る王冠を撮るのに熱中したことがある。いま思えばどうでもいいことだが、いま思うにどうでもいいことに熱中するのことが少なくなってきた、なぜだろ?つまらないことに熱中して喜ぶのは自分の取柄だし、空いた時間を作らないのは貧乏性だと思っていた。同窓生にすごく頭がよくてスカしてるヤツがいて、彼は常々おれは勉強きらいとのたまっていた。でもぼくは知っている。学校から帰ると彼は夜遅くまで勉強していることを . . . 本文を読む
どの記事か忘れたが写真家「林忠彦氏」のことをちらっと書いたのが気になり厚木から「文士の時代」を持ち帰った。文庫にしてくれたのを有り難いと思ふ。文士を撮りながら関わるエピソードは多岐に渉りそれらを知るだけでも面白い。文士相関や遊びに人間性まで興味は尽きない。在りし日のダンディな三島由紀夫仮面好きな三島は時代々でさまざまな顔を見せる。陸上自衛隊駐屯地での自刃ばかりアピールされるが、それに至る三島プロセ . . . 本文を読む
毛虫って大食漢なんだよ柔らかそうな葉の裏にいる野鳥に狙われないよう人の目に触れぬように。ぼくのバイブル本3冊のうちのひとつがこれ。長田弘著「アウシュヴィッツへの旅」中公新書№316 1295-072316-4622 380円最後のページに鉛筆で走り書きしてある、昭和49年5月に初版本を買い昭和58年1月に紛失した。それから4か月に渉りあちこちの本屋を探し回り、昭和58年5月16日町田の有隣堂で見つ . . . 本文を読む
長年webで見ていた掃苔録が何年か前に上梓されたのは知っていた。たまにしか見ないものだし、資料としては山田風太郎著の臨終図鑑が1~3まであるので、さしあたって必要はないと思っていた。定年退職後の数年で自分の体調にかげりが出てからというもの糸瓜忌や桜桃忌などのイベントに出向くことがなくなり、若いときに傾倒した作家や歌人たちの命日は自宅で香を焚き思いだすことが供養と思っていた。ここ数年来、早々と泉下に . . . 本文を読む
今年の秋彼岸は9/17(木)~9/25(金)まで。いつもの年は9月の声を聞くと菩提寺から「施餓鬼法要」の案内が封書で届く。封を開けると施餓鬼法要への出欠を問うハガキに塔婆の申込用紙と返送用の封筒が入っている。この案内は残暑の中の清涼剤みたいなもので本格的な秋へと季節が移る道しるべなのに、今年はこない。先週の日曜日に駆け足で厚木に郵便物を取りに行ったところ、コロナ禍のため施餓鬼法要は中止するとのハガ . . . 本文を読む