アルキメデスらせんを矩形建物の中心に持ってくるというアイデアを
意識し始めて、階段幅は750㍉と日本ではなってしまうので、
小さい家では、まあちょうど程度の幅なので
750間隔の渦巻きがプラン全体を覆ってしまうような
プランスタディをかなり行ってみた
小さな5m×10m程度のプランといっても、
6~7周程度まで回すことができ、ゆっくり上がっていくような案から
考え始めたのでしたが、
何と言っても一階が玄関であり、かつ主階でリビング等としても使うことから
それはうまく内容と整合しないことがはっきりしてきたので
らせんを等角度に割って、それを角段にする案の検討に移行していきました
等角度に割ると、各段は最初が上り角度が急で、徐々にゆっくりしてくるわけで
それが、当初考えていた対数らせんのもつ感覚に近くなることから
アルキメデスらせんの等角度の放射線状の割込みがとても気に入りました
これも色々検討し、
20度割付として、それごとに200㍉上がる段の案となっていきました
360度で18段、普通13~14段で1階上がりますから、
1周しないで1階上がれるようにすることに加えて、
それをより生かせるように、スキッププランにすることも始めました