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すがアトリエ : スガショウタロウ + A t e l i e r 生きる空間へ

月夜見宮

2015-05-11 | 

伊勢の外宮近くの月夜見宮を訪問しました

今年式年遷宮されたばかりなので、全くの輝くような状態でした

大きさも小さくシンプルであるにもかかわらず、引き込まれるような奥行き/深さを感じました

もう忘れかけてはいるものの、前にも訪問した記憶があるのですが、

まず全く違って見えることが、まず驚きでした

築20年で建物がどれほど変わるかは、それなり想像できるとつもりでいたのですが

本宮とかの場合、まず何重もの板垣で離なされているので、そうも思わないのでしょうが、

月夜見宮の場合前回は、全く木々の中に消え入るような感じであったと思います

それが燦然と輝くことで、自然というより、宝玉のような存在にも見えました

以前は全くくすんだ感じで、力といったものを全然感じなかったような記憶が残っています

遷宮されたものは全く別物のように生き生きしており、何かみなぎっている感じです

ほぼ家サイズといってよいかでしょうが、そこにすべてが込められているように感じました

 

一般的に日本建築は、古びた美を大事にするといわれています

その中で神社の式年遷宮というこだわりは、もちろんいろいろな意味があるのでしょうが、

建築という物質に、まさに生命感を与えることの意味も小さくないように感じました

逆に物質にきちんとした生死を与えることで、神々という存在の絶対性をも語っているように思いました

やはり体験してよかったと思います、非常におすすめのスポットです

 

 


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