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すがアトリエ : スガショウタロウ + A t e l i e r 生きる空間へ

当初の板金材

2017-07-13 | No.32継続

 

屋根に貼られていた波板を外すと、一枚だけ当初の屋根板金材が残さていました

あいにくすでに外されていたので、当初の状態がわからなくなったのですが

材料はそのものです

確かに図面にある通りの、アルミにも見えます

ただ戦後はジュラルミンも、供出により出回っていたとのことで

可能性もありそうです

戦後1946年 神戸元町にジュラルミン街できました

写真の縦の、店ごとの仕切り板のように見える所の部材で、

確かにきらきら光っています

これらは神戸の松蔭女子中学校に疎開されていた材料で、

川西航空機甲南工場での紫電改とかように、用意されていたものだそうです

写真の板がベコついているので、板金だと分かります

No32が着工されたのが、1955年なので、

その9年後にまだジュラルミンが残っていたのか少し怪しいです

ただアルミ精錬が再開されたのは、1950年代後半からとのことですので、

どちらもあまりしっくりしません

 

 


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