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すがアトリエ : スガショウタロウ + A t e l i e r 生きる空間へ

鉄骨 ボルト本締め

2014-03-28 | Helix あらたな家

今日は鉄骨接合部のボルトの本締めが行われました。

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4つに工区分けしたうち、1工区目の鉄骨が仮ボルトにより
すべて組まれました。柱の倒れをワイヤーで引っ張るなどして
調整し、精度確認を行った後トルシア型ボルトで本締めを
しています。
大スパンの梁は、たわまないように支柱で支えています。
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上 仮ボルトに使用した六角ボルト
下 本締めに使用したトルシア型ボルト

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部材は、工場で錆止め塗装されてきますが、ボルトでの接合部は
現場で本締めを行った後に行われます。ボルト部は摩擦力に
より接合させているため、塗装してしまうと摩擦力が働かなくなる
からです。

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現場で塗装されています。

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鉄骨2階床梁

2014-03-27 | Helix あらたな家

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2階鉄骨床梁がとりつきました

この辺りまでがブレース架構がつづいています

かなり広い空間ですが、しっかりした鉄骨で安心感があります   

梁背の大きな鉄骨には設備配管用のスリーブ(下写真)も設けています

設備と構造と建築それぞれの見地から相談を重ねてこの形になりましたが、

数ヶ月と数十枚の図面がこの形を決めました

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あいにくの雨でも、立て方続行

2014-03-26 | Helix あらたな家

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雨でしたが、カッパと滑止めの靴を履いて5人のトビの方が、

気をつけて作業行っています

建て方で一番避けたいのが、風がある時です

突風が起こる天気が、何にも増して避けたい天気です

レッカー(今回25トン)で揚重中に突風が吹けば、

鉄骨がどんなに重くても、煽られます

場合によっては、くるくる回ったりして手が施せなくなる時もあります

今回は雨ですが、そうした風の心配は絶無なので、慎重に作業がすすめられています


鉄骨建方開始

2014-03-25 | Helix あらたな家

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一番初めに建った柱です。これはエレベーター部分ですが、

柱は75角の細い無垢材で、あらかじめシャフト状に組まれています。

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中央奥にある柱は、建物の一番高いところです。

長さ10mほどあります。柱断面は150×150㎜で、この長さに対して

みればかなり細いという印象です。ブレース構造とすることで

断面寸法をおさえられています。

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柱・梁・ブレースが固まってきました(仮締め)。

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150×150㎜のH型鋼にカバープレートが付いたブレースです。

端部は、スムーズに力の伝達ができるようアールとなっています。

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構造の中に入り見上げると、なかなかの迫力です。

ババ


鉄骨製品検査

2014-03-20 | Helix あらたな家

三智工業にて鉄骨製品検査

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150厚に製作された梁のブレース交差部の写真です
3枚の梁、奥行き方向に並んでいます
全体の形状と骨格幅の関係を構造家とかなり詰めた話し合いをして、今回このバランスにしてもらいました
柱露出部で、150×150、またはφ141となっています
住まいという人中心の、家族の日々の生活イメージから考えての判断です
鉄骨造はRC造のように、型枠だいでどんな形でもできるというシームレスな材料と違って、
一般的な在庫品を中心にパーツを展開して考えていくものなのですが、
今回は、オーダーできるものも一部に加えて、よりしなやかに空間を作っています
今もう一度構造と空間を、より精緻かつ総合的にくみ上げていくことが重要だと考えています



鉄骨ベースプレートアンカー

2014-03-19 | Helix あらたな家

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捨てコンクリートにケミカルアンカー4本が打たれました
通常基礎コンクリート上にアンカーボルトが出ているものなのですが、
ここでは、通常より厚く打たれえた捨てコンからアンカーをだしています
施工法が、基礎梁の施工が鉄骨立て方後に方針変更されたことにより、
この施工になりました


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