雨でしたが、カッパと滑止めの靴を履いて5人のトビの方が、
気をつけて作業行っています
建て方で一番避けたいのが、風がある時です
突風が起こる天気が、何にも増して避けたい天気です
レッカー(今回25トン)で揚重中に突風が吹けば、
鉄骨がどんなに重くても、煽られます
場合によっては、くるくる回ったりして手が施せなくなる時もあります
今回は雨ですが、そうした風の心配は絶無なので、慎重に作業がすすめられています
三智工業にて鉄骨製品検査
150厚に製作された梁のブレース交差部の写真です
3枚の梁、奥行き方向に並んでいます
全体の形状と骨格幅の関係を構造家とかなり詰めた話し合いをして、今回このバランスにしてもらいました
柱露出部で、150×150、またはφ141となっています
住まいという人中心の、家族の日々の生活イメージから考えての判断です
鉄骨造はRC造のように、型枠だいでどんな形でもできるというシームレスな材料と違って、
一般的な在庫品を中心にパーツを展開して考えていくものなのですが、
今回は、オーダーできるものも一部に加えて、よりしなやかに空間を作っています
今もう一度構造と空間を、より精緻かつ総合的にくみ上げていくことが重要だと考えています