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ジダンの退場について

2006-07-12 | Soccer


サッカーに限らず、暴力行為は決して許されるものではない。
W杯決勝という最高の舞台で、仏のジダンは伊のマテラッティに対しそれを行った。
一夜明け、多くのマスコミやサッカー評論家たちがジダンを酷評しているが、個人的な意見としてだけれど俺はジダンを擁護したいと思う。

経緯はこんな感じのようだ。

プレイ中、マテラッティがDFの都合上ジダンのシャツを引っ張る。
それに対しジダンはジョークのつもりか、笑みを浮かべながらこう言う。
「そんなにシャツが欲しいなら、ゲームが終わったらやるよ」
この言葉にすぐに反応したマテラッティは侮辱的な暴言で挑発する。
お前は売春婦のテロリストの息子だ」(※調査中)
家族まで侮辱されたジダンはこの言葉に耐えられず、マテラッティの胸元へ頭突を浴びせるという暴挙に出て、一発退場。
(※近日中にジダン側からもコメントが発表される予定)

二人のこれらの行動や発言はどう解釈しても、世界中のサッカーを愛する子供達に対し全く説明の仕様がないものだ。
しかしそう強く思う半面、子供や家族を持つにも関わらずそのような暴言を吐いたマテラッティに対し、「人」としての人格を疑わざるを得ないのは、果たして俺だけだろうか。
イタリアの優勝を筆頭に、たくさんの素晴らしいプレイ、ゲームが行われた世界最大のスポーツイベントだっただけに、最後の、とりわけこの人種差別を含む“暴言”が特に残念で仕方がない。

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さて次のW杯は2010年南アフリカ。
日本、出てなかったりしてね(・∀・;)エ・・・