すどうたかなり【須藤教成】~政治家改革~徒歩と自転車にて演説をし、政治について色々な人の話をききながら日本縦断達成!

徒歩と自転車で日本縦断達成!目標は1政治家改革を訴える2政治を中心に広く皆様のこえをきく3その地域の雰囲気を体で感じる

アメリカ横断八日目

2008-03-18 10:15:40 | Weblog
今日の宿は窓を開けるといきなり、たくさんのお墓が私達を迎えてくれています。
普通はお墓のとなりにホテルなど作らないはずと思いますが、ここはアメリカ!日本の常識は通じません。
さらにここの近くにまた洋風寿司屋さんがあり、そこの夕食に昨日の夜でかけました。
そしたら、カウンターに無言でお寿司を握っている日本人らしき人が四人ほど、さらにウエイトレスも日本人らしき黒髪のアジア人が多数を占めていました。
悠長な英語で対応しており、さすがだなと思っていたら、最初にサラダが出てきて「サラぁ」
と言ってきて次に刺身が出てきたのですが「・・・」
と無言。
ここで何か味が変だなと思っていたら「ミソスープ」
といって味噌汁を出してきました。
早速飲んだら答えが出ました。
日本人じゃない、、、
白味噌をそのまま溶かした味噌汁を普通出すわけがありません。
アメリカ用に甘くしているといっても不味すぎる。
刺身も、シャリもすべてが日本の寿司屋さんとはかけ離れていました。
これではアメリカ人に日本食は不味いと拒否反応をしめされてしまいます。
まあ、考えようによっては魚達を乱獲されないなと安心できましたが、間違った日本食を欧米人に認識されるのは観光に響くので良いとは思えません。

8時
ホテルを出発
ルイジアナ州は工業も結構栄えています
運河?湾?も大きくアメリカ全土に共通していますが開発をすればまだまだ栄える状況です。

1803年にルイジアナ州はアメリカのものになりましたが、開発が遅れたお陰で自然が残ったそうです。

10時
ニューオリンズへ向け湿地帯が続きます。
そのような土地でも木は生きています。
ちなみに、州の豊かさを図るためには教師の給料をみれば分かるそうです。
ここルイジアナ州は豊かなほうで280万の年収をもらっています。
意外に少ないと思いましたがアルバイトはOKだそうで、びっくりしたのは警察も制服をきてならOKという点です。

治安が良くなるからという理由だそうですが、これは買収されてしまう機会が多くなるような気がします。
他にも意外だったアメリカの点は金持ちでもなく、貧困層でもない人間は一番損をするということです。
貧困層は税金もただ、医療費もただなのに対し、中間層は医療費が高いから民間の医療保険に入らなければなりません。
会社の平均年齢層によりますが1ヶ月4万円近い保険料を払わなければなりません。そのために、働くスピードを調整し貧困層に入ろうとする人間が多いそうです。医療費が高いせいで家を失う人がかなり多いというのが課題といえるでしょう。
あと、現在の日本で問題になっている学生の能力低下問題を解消すべく、アメリカの方針を参考にした方がいいと思ったことは、アメリカでは学生を卒業すると就職する際の初任給が高いそうです。その代わり数ヵ月の能力を図る期間があり、能力不足が認められるとクビになるそうです。ですから、卒業までに必死になって自分の能力をみがくそうです。底力をだすためには参考にすべきシステムだと思います。      10時40分
ミシシッピ川とその橋に到着。ミシシッピ川は泥の川と云われているくらい泥だらけの川です。洪水にも非常に悩まされている場所で、ニューオリンズの洪水は記憶に新しく、略奪の二次被害も激しかったようです。
もうひとつ日本の危機に繋がりかねない事実を知りました。
基本的にアメリカで住宅を買う際は二割の自己資金が必要だそうですが、アメリカの審査が通らないからと日本の銀行の手を借りるケースが多いようです。
何かことがあれば貸してる方が踏み倒されるケースが極めて高いことを気にしなければなりません。

11時15分
違った場所のミシシッピ川の橋を渡り、しばらく進むと緑豊かな牧草地帯や広大な畑が現れ、多数の住宅が並び、さらには石油をその大地から組み上げている装置までもが並ぶまさに何でも出来る大地が続いています。
どうやら、次世代エネルギーになりうるさとうぎび畑のようでした。さすが万事怠りがない!

ここはオークアレイプランテイションという場所らしい。
初夏のような暖かさがあります。
歩くとむしろ暑いくらいです!
15時
ニューオリンズの市街に到着 ビルが建ち並ぶまさにオフィス街といった感じで人も多くどうやらカトリーナの被害がここは少なかったように見受けられます。
ジャクソン広場付近を歩くとチップを貰いたくて子供から大人までが様々なパフォーマンスをしています。
特に黒人の子供が多いことに貧富の差を痛烈に感じました。
ジャクソン広場付近は非常に似顔絵描きの人が多く、油絵までありクレジットカードが使えることに生きるたくましさを感じます。

地元のかっぷくの良い黒人の警察の人と話すことができました。勇気をだせばみんな仲良くなれます。

16時15分
ホテル到着。
ちなみに、ルイジアナ州のニューオリンズは車のナンバーが前はついていません。