岩槻だいすき!

生まれ育った岩槻に恩返し。
年中まちを飛び歩いているお元気主婦の活動日記
岩槻大好きな人この指とまれ~

忘れない・2011.3.11 

2011-12-30 14:23:08 | 東日本大震災
大宮駅東口の通称アルディージャ通りと氷川神社参道の交差する地点。

屋外に設置されている時計は、2時47分を指している。

2011年3月11日(金)午後2時47分で、時計は止まっていた。


この日は、娘の高校の卒業式だった。

ラフォーレ清水園で、卒業証書の授与が粛々と行われていた。

次はウチの娘の名前が呼ばれる番だ。

    『 色々あった3年間だけれど、なんとか卒業できるのね。』

    『良かった~写真は夫に任せてこの目でしっかり見届けてあげなくちゃ』

母親としての感慨にふけっていた。

壇上に上がろうとしている娘をみてこちらまでドキドキ。

その時、あの揺れがやってきた。


ざわつく会場、明らかにいつもとは違う大きな揺れ。

一向におさまる気配はなく烈しく揺れる。

会場のシャンデリアの一部が落下してくる。

校長先生の指示でみなイスの下に身を隠す。

緊張と恐怖で、女子学生がバタバタと倒れる。


大宮から徒歩で2時間以上かけて岩槻まで帰ってきた。
 


マンションの12階のわが家は洋服タンスが倒れ、食器が割れ落ちていた。

自宅に居なかったことが幸いしたと実感した光景だった。

 (通常はこうあるべき洋服ダンス)








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