2013年に刊行され日本にラトビアのミトンブームを巻き起こした「ラトビアの手編みミトン」。
売り切れにつき、水面下で改定作業が進められていましたが、本日ついに発売です!
前作に続き今回も現地コーディネートと校正に参加させていただきました。
この写真は著者・中田早苗さんとカメラマンさんと打ち合わせした際に撮ったものです。
今回の増補にあたり、ラトビアの編み物の歴史を再考証する必要があったのですが、
その掘り下げ作業が大変ながらもとても楽しく勉強になりました。
また、2013年の時よりも私自身のラトビア語や手仕事の知識が深まっていることを実感できた時間でもありました。
ぜひぜひ増補版で改めて美しく深いラトビアのミトンの世界をお楽しみください。
新しい章が増え、本文もアップデート、そして何とミトンの新作パターンが7点も増えてます!
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増補改訂 ラトビアの手編みミトン: 色鮮やかな編み込み模様を楽しむ
スカンジナビア半島の南、バルト海を臨む森と湖の国・ラトビア。
バルト三国のひとつであるこの国には、伝統工芸として受け継がれている愛らしい編み込み柄のミトンがあります。
極細の毛糸で編まれた模様は地方によって異なり、それらの模様が持つ意味も様々です。
本書ではラトビアのミトンの歴史や伝統柄、繊細な配色、技法を紹介し、自分の手でミトンを編む楽しみをお伝えします。
現地のニットショップやラトビアの手仕事にふれる民芸市、貴重な博物館の所蔵品も紹介。
伝統のミトンを伝承する人々の横顔や素朴で美しいラトビアの暮らしぶり、首都のリガ散策などの情報も満喫できる1冊です。
現地で入手したミトン26点のパターンを掲載しています。
※本書は、2013年10月に刊行した『ラトビアの手編みミトン』に日本人に人気が高く、使いやすい絵柄の新作7点を追加し、増補改訂したものです。
ラトビア民族研究家、マルタ・グラスマネ氏ほか、現地TLMS(ラトビア手工芸団体)に今年2019年4月新作を依頼した、最新の作品です。
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