SUBARUのラトビア便り。

ラトビアの伝統・人・自然・暮らし、全てが大好きな店主がお店のことや自身の活動、ラトビアについて綴っています。

(撮影:2013.06 Limbaži)





*お知らせ*
◇2016.03.15 『持ち帰りたいラトビア:SUBARUとめぐる雑貨と暮らしの旅』誠文堂新光社より出版しました。→
◇2017.07.28 駐日ラトビア共和国大使より感謝状を拝受しました。→
◇2017.10.25 ウズマニーブ1stミニアルバムをリリースしました。→
◇2018.03.16 体験ギフトの「SOW EXPERIENCE」で各種ワークショップを掲載中!→
◇2018.09.20 ラトビア投資開発庁のパンフレットを執筆しました。→
◇2018.09.26 関西日本ラトビア協会の常務理事を拝命しました。→
◆2019.09.17 神戸市須磨区に移転オープン!!
◇2020.03.13 『TRANSIT47号 バルトの光を探して』に協力しました。
◇2020.11.18 リトルプレス 『SUBARUのラトビア紀行 Lodziņš Nr.1』発刊しました!
◇2021.07.20 東京オリンピック・パラリンピック 富士市文化プログラム 3か国音楽コンサート@富士市文化会館ロゼシアター
◇2021.07.20 SPEAKER STACK第4話、寄稿しました。

2017年秋 ラトビア滞在日記 その5

2017年10月15日 | 《17'秋 ラトビア滞在》
昨日帰国しました!
今回の滞在日記の最終回です。

帰国日の前日、ラトビア西部クルゼメ地方の港町リエパーヤまで職人のアントラさんに会いに行ってきました。


木とバスケットを組み合わせた、とても格好いい作品を作る職人さんです。そしてとっても素敵!


バスケット部分の素材の準備も・・・


木部の準備も全て手作業です!


サンプルを見せてもらってたっぷりオーダーしてきました。クリスマスまでには届くかな〜。


アントラさんに色んな職人さんを紹介してもらいました。
これは民族衣装のブラウスを縫っているところ。


この刺繍はこの近辺周辺の特徴で、刺繍だけで1カ月かかったそうです。


琥珀職人さん。


革職人さん。


織り機の並ぶ部屋には二人の織り手のおばあちゃんが。


向かって左側にいるおばあちゃんは縦糸の準備中。
細すぎる!こまかすぎる!繊細すぎる!


こちらのおばあちゃんは織りと縫いを併用しています。


この技法で出来上がるのがこの近辺の民族衣装のストール!
もう美しすぎて・・・・。完成に3カ月かかったそうです。


民族衣装の展示も見学しました。


右側の衣装は先ほどの織物の二人目のおばあちゃんのおばあさんの衣装だったそうです。
100年以上経っているものだとか。
こうやって大切に伝えられていくんですね。


ストール留めているのが大きなサクタ(ブローチ)。
格好良くて憧れているのですが、サクタが出来上がる工程も展示されていました。
初めて見ました!すごいなぁ!!
※ガラス越しの展示を動画で撮影したものをスクリーンショットしていますので、
不鮮明な点と私が写り込んでいる点はご容赦くださいm(__)m

















皆さんとのティータイム♪




その後、アントラさんにプチ観光に連れて行ってもらいました。
この町の名「リエパーヤ」の語源である「リエパ」とは菩提樹のこと。
町には沢山の菩提樹が植わっていました。


この海はバルト海。
バルト海は琥珀の産地であることから、ラトビアでは「Dzintara jūra/琥珀の海」と呼ばれています。
この日は風速25m!ですが、風が吹く町、リエパーヤでは特段珍しいことでは無いそうです。


こうして最後まで心に深く残る日となりました。
この写真はホテルの窓から見えた景色で、左は着いた日に、右は帰国日に撮影したものです。
2週間でめっきり秋が深くなりました。



いつも美しく保たれているラトビア。
このように毎朝町の至る所で人々が掃除しているのです。


ラトビアは来年2018年に建国100周年という記念すべき年を迎えます。
100周年に向けての盛り上がりを感じました!
私も(勝手に)胸いっぱいです!!


今は帰国して家で一息ついているところですが、目を閉じると美しい森の景色が蘇ってきます。
黄金色の葉っぱが重なり合って深い奥行きを感じさせる森がどこまでも続いていました。
また、収穫の季節を迎えたラトビアでは色々なところで収穫物をいただき、その一部を持ち帰り楽しんでいます。
まだまだ余韻に浸っています。

リガからヘルシンキへ向かう機内から見えたグロッケン現象で滞在日記を締めくくりたいと思います。











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2017年秋 ラトビア滞在日記 その4

2017年10月13日 | 《17'秋 ラトビア滞在》
引き続き予定もりもりの毎日です。

重要な任務を果たしにリガ動物園へ行ってきました。


神戸の王子動物園には阪神大震災の際に神戸の子供達が元気になるようにと
姉妹都市であるリガ動物園から贈られたズゼという象がいます。
神戸市北区のズゼちゃんファンの皆様から託されたプレゼントを渡しに、園長にお会いしてきました。
当時の園長が今も変わらず在職されており、とても喜んでくださいました。


リガ動物園にいた頃の子象のズゼちゃんの写真です。
園長の部屋に今も大切に飾られていました。


私の所属する関西日本ラトビア協会には当時、王子動物園の園長だった方がいらっしゃいます。
その方に聞いた話ですが・・・、モスクワの動物園に返さなければ行けなかったズゼちゃんを、
手放すのが悲しかった市民が募金を集めて引き取ったそうです。
今と違って厳しい経済下での事です。
そのズゼちゃんを震災で傷ついた神戸の子供達の為にとリガの皆さんが手放してくださったそうです。
ズゼを送る会では沢山の市民が訪れて、遠く離れた神戸で寂しくないようにと
沢山の手作りのおもちゃや手紙が託されたそうです。

リガ動物園では王子動物園から送られたタンチョウヅルとニホンザルが元気にしていました。





その後、木工兼バスケット職人さんのお宅へ。




お母さんの手作りお菓子と田舎でとれたフルーツをいただきながら・・・


作る工程なども見せてもらいました。


before/afterの写真です。本当に手間暇かかっています!





Riga restaurant weekを開催中だったリガ。
普段はなかなか行かないレストランBIBLIOTĒKA №1に友人が連れて行ってくれました!


ラトビア料理をベースにしたこういった創作料理はラトビアで人気です。美味しかった♪






夕食は友人宅へ。
森で採れたキノコのソースをかけて食べるチキンのハンバーグとオニオン入りのマッシュドポテト。


自家製りんごジュース。


自家製りんごジャムで作ったパイ。どれも頬っぺたが落ちそうでした!



リガで暮らしていた時のアパートの通り沿いにあるカフェで当時の大家さんともティータイム。
帰国してからの方が長くなってしまったのに、今でもずっと気にかけて連絡をくれる大切な友人となりました。



ニットのアトリエではミトンや手袋、あと新しいアイテムをたっぷり仕入れてきました!
(毛糸の写真を載せてますが毛糸ではありません。。。)





オーナメント教室にて。これが・・・、


こうなりました!
先週のパーツと合わせて、日本に帰ったら大作を作りたいと思います!


教室に来ている小学生の女の子達の作品。可愛い♪


これは先生にいただいたもの。お店に飾ろうと思ってます♪



滞在中、まもなくリリースのウズマニーブの1stミニアルバムをお世話になっている方々に渡しています。
皆さんのおかげで形になったのにとても喜んでもらっています。嬉しい!



早いものでいよいよ帰国となりました。
このブログも「その4」で終えようと思っていましたが、
帰国日前日が大充実だったので「その5」まで続けようと思います。
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2017年秋 ラトビア滞在日記 その3

2017年10月10日 | 《17'秋 ラトビア滞在》
今回の滞在も半分を切りました。
毎日もりもりの予定ですが、心の底から楽しんでいます。

蚤の市へ行って来ました。


お宝をザクザク発見!


来年参加予定のイベントでお披露目するつもりです。


中央市場にてあれこれ物色。
ダウガヴァ川側の魚館からは聖ペテロ教会が綺麗に見えます。


収穫の季節!




ちなみにラトビア人はキノコ狩りが大好きですが、
森の中でこういう駐車車両があったら十中八九キノコ狩りに森に入ってます(o^^o)


毎週土曜日開催のKalnciema ielaのファーマーズマーケットへ。


乾燥キノコを買いました。日本で料理してみます♪


友人にチープサラに新しく出来たレストランHercogs ķīpsalaへ連れて行ってもらいました。
チープサラはダウガワ川の中州で、素敵な木造建築が並んでいる、好きな散歩コースです。
窓側の席を予約してくれていました。


このレストランは早くも人気だそうで満席でした。美味しかった!!


その後、Latvian Voicesのコンサートに連れて行ってもらいました。
本当に素晴らしいコンサートで、大感動!!!


合唱団Kamerのメンバーで昨年日本に来ていた時に知り合った女性が、
気づかないうちにLatvian Voicesにも加入していてびっくりしました。
途中、洋楽のカバーメドレーもしていましたが、
やはり私はラトビア語とラトビアの歌が好きなんだなぁと再確認しました。
あぁ、凄かったなぁ!!!


日曜日は友人達にドライブに連れて行ってもらいました。
出発前に友人宅でティータイム。
この家のおばあちゃんが大切にしている民族衣装などを見せてもらいました。
おばあちゃんが子供の頃に亡くなったお母さんの形見だそうです。




大切な時間の積み重ねを感じる品々に胸が熱くなりました。
おばあちゃんがお別れ時に小さなプレゼントをくれました。
とっても嬉しかったのと同時に、私の好みのどストライクでにんまり。


ドライブの目的地はキェメリ湿原です。
この森を抜けると・・・。


大湿原の始まり!


草原に見える所も全部沼地で、じゅくじゅくです。
長靴を履いていたので踏み込んでみましたが、ずぶずぶと底深くに引き込まれるようでした。


どこまでも絶景が広がっていました。




遊歩道途中の展望台へ。


上からはさらなる絶景が!!!
本当~~~に素晴らしい場所でした!!!




ラトビアではハッピーアイテムの栗。
友人の息子さんが帰り際に拾ってくれたのをずっとコートのポケットに入れてます。


今回の滞在ではリガを離れての遠征が多いのですが、
リガからバスで片道4時間半のラトビア東部ラトガレ地方のレーゼクネへも行ってきました。
目的地は陶器の工房。ラトガレ地方には小さな規模の陶器工房が数多くあります。




カトリックの多いこの地域ならではの雰囲気です。


暖炉が素敵過ぎました!!


工程を色々説明してもらいました。
ラトガレ地方の陶器は釉薬の使い方に特徴があります。


この家の主人でもあるユリス・クルアムパーンス/Juris Krompānsさんは熟練の職人さんです。
ラトガレ陶器の飾り皿をいくつか購入してきました。


レーゼクネは「heart of Latgale」と呼ばれる古い歴史のある美しい町です。
ユリスさんの息子さんがプチ観光に連れて行ってくれました。






ランチは郷土料理のレストランにて。
ラトガレ地方にはラトガリア語と言う言語があります。
このレストランのメニュー。上がラトビア語、下がラトガリア語で、同じスープのメニューを示しています。


食べたのはキノコのスープと。


近くの川で釣れた魚のフライ。全部かなり美味しかったです♪


ラトガレ地方はリガ付近より気温が低いので紅葉が進んでいました。
「紅葉」と書きましたが、こちらでは黄金色に変わる葉っぱが大半です。


往復で9時間近く乗り物の中でしたが、延々と続く美しいパノラマに飽きることはありませんでした。
どこを見てもため息が出るほど美しかったです。


残り4日間も思い切り満喫します(^^)/





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2017年秋 ラトビア滞在日記 その2

2017年10月07日 | 《17'秋 ラトビア滞在》
ラトビア人に大人気だった絵本作家Margarita Stārasteさんの原画を見てきました。
カメラ越しのガラス越しでは伝わりにくいですが、強いのに柔らかくて温かいタッチのとても素敵な絵でした。


原画、欲しいなぁ。飾りたいなぁ。


‬久しぶりのオーナメント教室へ。
おばあさんから学校帰りの小学生の女の子までみんなでお菓子をつまみながら楽しいひと時でした。


作りたいものがあるので、先生に相談しながらまずパーツを作ってきました。
続きは次週に持ち越しです。


ツェースィス城とは別のクアクレのレッスンを受けました。
教えてくれたのは、ラトビアのフォークロア全般に深く深く精通している女性で、
歌の解説を教えてもらいながら、連弾をしました。
2台のクアクレの音色が重なるとなんとも言えない心地よさでした。
自分の音を構築していく為の重要なポイントも教わりました!知りたかった事なのですっきり!


そのまま夜は「歌い合い」の会に連れて行ってもらいました。
ラトビアでは秋分から立冬にかけての期間を「魂の時期」と言い、日本のお盆のような期間になります。
この時期に伝わる民謡をみんなで唄う会でした。
知ってた歌も知らなかった歌も楽しく歌え、クアクレの伴奏と合わせて響く皆さんの歌声が心地よかったです。


オーダーしていたラトビア音楽のCDも受け取りに行ってきました。


事務所兼自宅ではたっぷり収穫したというカリンで作った自家製ドライフルーツと自家製ジュースをいただきました。
爽やかさと酸味が絶妙でした!



民族衣装の専門店SenaKletsへ。


事前に「行きます」と伝えていたら、スウィーツを用意して待っていてくれました。


ここでは私が組んでいるラトビア音楽ユニット「ウズマニーブ」の衣装をオーダーしてきました。
出来上がりが楽しみ!!!


この時期のお楽しみ、国立オペラ&バレエ座へバレエを観に行ってきました。
演目はペールギュント。
あらすじを読みこんで言っても、ストーリーを理解するのは難しかったのですが、
あの雰囲気の中での熱演を楽しむことができました。


協会の関係で紹介していただいたプリンシパルが出演していたので花束を持って行きました。
クロークの先にあるテーブルに置いておくと、カーテンコールの時にステージ上に届けくれます。
自分の置いた花が手渡されるのを見て、嬉しかったです(o^^o)


リガ郊外のバスケット職人さんの工房へ。
帰国後にイベントが控えているのでたっぷりオーダーしてきましたが、ストック場所を確保できるか不安です(^-^;


自宅兼工房に到着してまずティータイム。


庭で採れたてのブドウと森で摘んだ赤コケモモも出してくれました。すっぱい!


ダイニングの窓から見える景色は絵画のよう。
いつまでも見ていられます。
私もリガで暮らしていた頃、窓から見える景色で自然の移ろいを感じていました。


今回の滞在でどうしても行っておきたかった「リガと海運の歴史博物館」。


お目当てはこのオーナメント。
リガはクリスマスツリー発祥の地なのですが、このオーナメントこそが
世界で初めて1510年にツリーのデコレーションに使われたものだそうです。
オーナメント目当てに行きましたが、見所満点の博物館でした!!


早くも滞在期間の約半分が過ぎました。
残りの日々も楽しみます!!!
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2017年秋 ラトビア滞在日記 その1

2017年10月04日 | 《17'秋 ラトビア滞在》
フィンエアーを使ってラトビアにやって来ました。


ラトビアは10度前後。秋が始まっています。


今回の滞在も工房を巡り、音楽修行をし、友達と遊び、予定もりもりです!

まずクアクレ職人さんのお宅へ。試し引きをたっぷり行い、一台購入しました。
CMクアクレのレッスンやってまーす!→ブログ


奥様は手芸名人なので、民族衣装のボタンの作り方を教えてもらいました!




開店時から取り引きしているNicePlaceでは紙モノのピックアップ。
品薄アイテムの補充と新商品をゲットしました!


リガからバスで2時間ほどの古都、ツェースィスへ。


ニットのアトリエにて。
ピーラーギ(ベーコン入りパン)とハーブティをいただきました。蜂蜜は自家製です。


ミトンなどをたっぷり仕入れました!
SUBARU店内でイベントでもしようかなーと妄想してます。


続いて同じくツェースィスのバスケット工房へ。
ここの職人さんは黒いバスケットが特徴です。


職人さんのお宅には実りの秋を感じる収穫物があちらこちらにありました。






ツェースィスには古城があります。


友人としばし散策。リガより少し寒いので秋が進んでいました。






お城周辺には大きな池と小さな池があり、大きな池には白い白鳥が、小さい池には黒い白鳥がいます。


ツェースィス城では牛の骨を使ったアクセサリー作りを見せてもらいました。




そして!お城に来た最大の目的はクアクレのレッスン。
お城の一角にて。あぁ贅沢!


教わったのは民謡5曲。どれも素敵な歌でした。


リガに戻り、友人の家に遊びに行きました。
青色が好きな友人に青系の花束を手土産に持参しました。


用意してくれていたのはパンクーカ(パンケーキ)!
クレープのように具材を巻いてサワークリームをつけて食べます。


トッピング色々でとっても美味しかったです♡


食卓には採れたてのキノコのピクルスが。
ラトビア人が大好きなBarvikasというキノコが沢山生えてる場所を見つけたそうです(^-^)


瓶入りの蜂の巣ももらいました。
瓶の中で蜂が直接巣を作ったそうで、食べると健康にいいそうです。


・・・毎日とっても充実しています。
今日もこれからあれこれ楽しんできまーす!
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