気ままに、ストーブ屋

ストーブと煙突と・・・の話

ファクスって必要?

2012-08-31 08:54:11 | Weblog
22日の落雷で、会社のファクス、自宅のDVDレコーダー、パソコンなどが被害を受けました。
ファクスはどちらかと言えば、受信専用みたいなものでしたので、こちらからの送信はあまり必要ありませんでした。(メール出来ない環境の先方のケースだけで)
この際、図面などもファクス受信出来ないのを良いことにして、郵送かメール添付以外は無料見積もりをしない方針にしようか?と考えています。
一見、ファクスは便利なようですが、送信者のみが便利で、受信者は読みずらいものを判読するので不便なものです。
しばらくは受信不能にして置いて、本当に必要なものか見極めたいです。これを先途に
今まで存在していたもので、本当に必要なものかどうかを、いろいろ考えることも良いでしょう!                         以上
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バーモントアンコールのスロートフード

2012-08-29 18:09:45 | Weblog
触媒タイプのストーブ。
下のファイヤーバックに被さっている、スロートフードが曲者です。上のファイヤーバックにぶら下がっているわけですが、長年の熱変形で反ったり,伸びたりしているので
脱落し易くなります。
そこで、新品のスロートフードを交換するのですが、これが入りません。どうしてなのか?と観察すれば、上のファイヤーバックから出ているボルト&ナット約6~7ミリの出っ張りが邪魔しているのでして。
これを除去するためには、バイパスダンパー内蔵の、上のファイヤーバックを取り外して
屋外にてグラインダーで磨り落とすしかありません。(なんと難儀なことか?)
メーカーに訊いてみても、スロートフードを磨り落とすなどどいうのでは、これの寿命を縮めるだけです。
このように、1個の部品を交換するためには、他部品をも巻き込む事が多多ありますので、
作業時間は大きくなります。基本的には互換性がある部品でも寸法精度のバラツキも大きいので、決して甘く見てはいけません。

良い勉強です。                          以上
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セラミック部品 Ⅲ

2012-08-11 08:23:49 | Weblog
3回目です。
どうも硬いセラミック製の部品損傷に関しては、立派な薪(乾燥した、ナラ薪)や針葉樹(杉など)を高温で燃焼させる場合に発生するようです。
早い方で2年目くらいから劣化が始まり、亀裂、破損します。
そんなわけで、温度管理が重要になります。
もっとも、簡単な形状の部品でしたら鉄に置き換えて製作も可能ですが、プレス成型のコンクリート?状の物なので、それも困難です。一度購入したら、ストーブを買い替えない限り、負の連鎖からは逃れられません。しかも、残念ながらメーカー保障も行き届いているとは言えない状況ですから、実費です。ちなみに、セラミック部品一式を交換すると、工賃込で10万円を超えます。

悲しいかな、今月も数件発生しています。痛い勉強代です。         以上
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セラミック部品 Ⅱ

2012-08-09 10:20:22 | Weblog
先般、お話ししましたが、部品交換は誰でも出来ます。メーカーからマニュアルが出ていますので比較的簡単ですが、分解してどの部品が損傷しているのかを見極める事の方が大事です。(今すぐ交換すべきか?次年度あるいは次回まで使い続ける事ができるのか?)
そして、セラミックボックスアセンブリーやファウンテンアッセンブリー等の柔らかい材質の新規交換の場合は、部品をそのまま取り付けるのではなくて、ボックスの外側をステンレスなどの金属でガードしてからセットするようにしたいです。そうすれば、掃除機のホース挿入に係る、外敵損傷から破損を逃れることが出来るからです。
ストーブメーカーが新品時に完璧に考慮してくれれば、そのような事は無いのですが、どうもそうでは無いようです。
せめて、われわれ販売業者が手を加えて修理時に工夫したいものです。
良い勉強にはなりますが、お客さんは大変な出費です。              以上
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セラミック部品(ダッジウェスト、バーモントキャスティングなど)

2012-08-03 08:35:00 | Weblog
鋳鉄部品の炎熱による劣化を考慮して、最近では内部部品(特にファウンテンアッセンブリーやリファクトリーなど)がセラミックで出来ています。
使用して3年ほど経過すると、ひび割れや剥離が生ずるケースがあります。
もちろんすべてのストーブに当てはまる訳では無いのですが、残念ながら避けられないようです。
折しも、オリンピックが開催されているのですが、このようなケースに遭遇された場合は
4年後にはまた、起こると考えた方がいいでしょう!しかも、部品代は最低でも¥20000~悪くすると¥100,000にも達します。(別途交換工賃は2~3万円)

これでは本体価格がいくら、ヨーロッパ製品よりも安くても、数年後には逆転してしまいます。

もちろん、メーカーも部品交換が頻繁なのは承知なので、はずすべきボルト&ナットはステンレス製です。(よほど鉄ボルト&ナットには懲りたのでしょう?)しかも、部品販売で追加利益という、うまい汁を吸う御利益にあずかる事が出来るのですから。

そんなわけで、機種選択には慎重に!

                                    以上
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