口元

現在主流になっている１５０ミリ煙突ですが、それまではストーブメーカーは自社独自の口元サイズで生産していました。
特にヨツール。写真はＦ３です。６インチでも７インチでも煙突が使えるように
口元が出来ています。尤も６インチは内挿し、７インチは外挿しですが。
これによってヨツールユーザーは７インチ煙突を選択（ディーラーによって）した場合、のちにストーブを入れ替えるときに（特にヨツール以外の）煙突の一部分、ひどい時は全部をも取り換える必要？に迫られることになったのです。
現在は７インチは殆ど使われず、８インチ仕様のストーブも変換アダプターによって６インチで使えるようになっています。そんな訳でレストアすることになった、Ｆ３ですが、中古で販売いたしますので、お問い合わせください。

ヨツールＦ６００

ヨツールＦ３からの
入れ替えです。以前は灰採り皿もなく、正面ドアのみでしたが、今度は
右サイドドアも（もちろん灰取り皿も）ありますので、長い薪も簡単に入ります。
搬入も２００キロオーバーなので大変でしたが、それより大変だったのが
建物周囲の立木の伐採でした。唐松がとなりのコナラの枝にかかり木になってしまい、結局、チルホールで根元を引きずり、横倒しにしました。
もちろんコナラの枝も後で切り落としたのですが、それも引き込み電線に乗っかってしまい、危うく切断するところでした。
何が起きるかわからないものです。でも準備に越したことはないと実感します。

さくら

画像に写っているのはハスクバーナ３４６ＸＰＧ，ＮＥＷ　エディション
１８インチバーですから、太さが類推出来ます。　　　　

オオヤマ桜

黒姫高原の小生の森はオオヤマザクラが多数自生しています。（樹齢４０年以上）
毎年小さな花をひっそりと咲かせて楽しませてくれていました。が、今年の春先に
芽が出ません。もうすぐ７月だとゆうのに変です。よく観察すると表皮に無数の小さな穴が有ります。近年、コナラなどを枯らしている、虫らしい。農道沿いなので、立ち枯れが倒木したら、危険なので泣く泣く伐採しました。根元直径７０センチを超える太さですが、立ち枯れ寸前で本来の粘りもなく、チルホールのテンションをかけつずけていたら、ツルを１０センチも残して倒れてしまいました。
自重は２．５トンぐらいなので、３回に分けてケートラで運びます。
で、第１回めの分です。
重かったので、腕がパンパンです。

煙突

かれこれ、１０年近く前に工務店さんからの仕事で(施主さんは面識がない！）ストーブを設置しました。豪快に燃やしたい、薪つくりも出来るだけご自分で、とゆうライフスタイルをまったく存じませんでした。偶然にも顧客様からのご紹介で入れ替えご希望のお電話がご本人からあり、弊社施工であることが判明！
早速、懐かしい場所（１００キロの距離）に出向きました。案の定、煙突の損を発見、煙突掃除、周囲の立木の伐採なども引き受けました。世間は狭いものです。
やはり、顧客の顔の見える仕事をしたいものです。(工務店様のご都合もあるでしょうが）取扱い説明も含めて商品知識、商品説明が必要だと痛感しました。

ダンパー

既存の２重煙突（輸入もの）に弊社製のダンパーを装着しました。
最近、２重煙突ダンパー付き、なるものが新発売されましたが、既存煙突には部品調達されないのです。お客さんの選択肢としてはダンパー付き煙突に交換するしかないようです。（メーカー売上増大！）そこで、賢いお客さんが考えるとこの選択になりました。
シングル煙突では素人さんでもマニュアルがあるので、簡単に装着できますが、
ダブル煙突ではプロに任せた方が安心です。（高い煙突なので失敗したら、大損ですから）
では、ご用命ください。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

レンタル

薪割り機のレンタルは弊社に限らず、同業者はやっているようです。今回、こんな設定のレンタルを知りまして、ひと言。
まず貸出時間８時～５時（貸す側の目線！）
つまり前日５時前に受取に行き当日５時前に返せばなんと２日分の料金（実質１日なのに！）

朝早く、あるいは夕方の受け渡しは出来ないのです。弊社は朝は５時から夕方は８時まで、事前通知があれば対応しますし、前日料金は話し合い？で発生しません。
お役所じゃないのですから、柔軟な対応を心がけたいものです。以って他山の石です。

ダンパー

煙突ダンパーについてはシングル煙突用が一般的でしたが、今回
シングル、ダブル煙突に共通のダンパーを作りました。ステンレスにしたのは
鋳鉄,鋼板製に比べて酸化しにくいので、いわゆる焼き切れの心配がない事です。
また、シャフトと円形プレートは別売りですから、損傷しても交換費用が安くて済みます。（鋳鉄プレートを２年で紙のように薄くされた方もいます）
順次、既製品からの脱皮をしたいものです。たとえ、コストが上がっても
実質,良いものなら顧客満足に繋がるんですから。
画像は企業秘密もあるので今回は載せていません。

煙突

長野県の中信地方の別荘地です。山間の谷筋に立つ別荘です。
７年ほど前に新築されたのですが、１５０ミリ煙突仕様のストーブに横引きの長い、すべてシングル煙突（しかも１２０ミリ）で施工されました。
結果、煙の排煙（重複？）が悪くて目が沁みる、喉が痛いなどの状況でした。
今回は、施主さんの要請で煙突を屋根貫通で立ち上げました。
吹き抜け室内を４，５Ｍシングル煙突で立ち上げ、ダブル煙突３Ｍで屋根下から上まで伸びています。
地形、ストーブの機種、屋根形状、煙突位置などに依って適宜、煙突高さも考慮したいので、図面のみならず現地調査も必要だと実感しています。
実際、燃やしてみると風向きなどによっても影響されることが解ります。画像では
わかりにくいのですが、棟からは２本のステー（３Ｍ）で振れ止めを採っていますが、出来ればフラッシングから２Ｍを超える煙突には採用したいです。

煙突

最近、煙突部材の送料についてのご質問が多いです。運送業界では
運送業者さんが実際の荷姿を判断して、中継などが入って初めて料金が決定するシステムなので、発送時点でしか解りません。弊社では着払いで発送するのですが
もし料金をお知りになりたいのであれば、発送伝票をメールしますので
運送業者ホームページから調べることができます。元払いでやるのですが、
アバウトに運賃を請求したくないので、運賃については関与したくないのです。
このように本来の業務以外に時間と労力を割くのではなく、部品の取り付け方や
ネジ、ビスの１本でも漏れ落ちないように図面や手順書を添付する気配りをしたいものです。
偏屈オヤジの戯言でした。