気ままに、ストーブ屋

ストーブと煙突と・・・の話

セラミック部品(ダッジウェスト、バーモントキャスティングなど)

2012-08-03 08:35:00 | Weblog
鋳鉄部品の炎熱による劣化を考慮して、最近では内部部品(特にファウンテンアッセンブリーやリファクトリーなど)がセラミックで出来ています。
使用して3年ほど経過すると、ひび割れや剥離が生ずるケースがあります。
もちろんすべてのストーブに当てはまる訳では無いのですが、残念ながら避けられないようです。
折しも、オリンピックが開催されているのですが、このようなケースに遭遇された場合は
4年後にはまた、起こると考えた方がいいでしょう!しかも、部品代は最低でも¥20000~悪くすると¥100,000にも達します。(別途交換工賃は2~3万円)

これでは本体価格がいくら、ヨーロッパ製品よりも安くても、数年後には逆転してしまいます。

もちろん、メーカーも部品交換が頻繁なのは承知なので、はずすべきボルト&ナットはステンレス製です。(よほど鉄ボルト&ナットには懲りたのでしょう?)しかも、部品販売で追加利益という、うまい汁を吸う御利益にあずかる事が出来るのですから。

そんなわけで、機種選択には慎重に!

                                    以上
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