通常、プラスティックのウォームギアを交換すれば、ほとんど治ります。
これはクラッチ&クラッチドラムを外せば、後は簡単です。
今回、驚きの状態が出現です。
まず、上記の修理後、エンジンを廻しても一向にオイルが出ません。もちろん、オイル流量調節ネジを全開にしても、全くダメ。調節ネジも先端が破損していたため、これも新品にしています。そこで、念のため再度ウォームギアを外して見ると金属片が溝にあります。なんだろう?ポンプピストンを調べるとピニオンの歯が欠けている!しかし、1枚くらい欠けていてもカラ回りはしないはず!この時点でいやな予感。
思い切って全分解(クランクケース)。ポンプピストンを取り出すためにあちこち外してやっと引きぬいて、おやっ?シャフトが短い、半分で破断している!残りは袋小路に留まっている。これも、何とかショックを与えて取り出しました。早速新品のポンプピストンを収めて、元どうりに組み付けます。
早速、エンジン始動後、オイルの出を確認。ほっとしました。
何があるかわかりません。思えば、構造を知らないユーザーさんが、何の気なしに調整ネジをいじった結果ですが、これほどの騒動になるなんて怖い物です。
メーカーも良かれと考えて流量調節ネジを付けているのですが、現在は3段階ロック式になっていて、壊れる事を防止しているようです。
ハスクバーナチェンソーでオイル出が悪い場合はお持ち込み下さい。
以上
これはクラッチ&クラッチドラムを外せば、後は簡単です。
今回、驚きの状態が出現です。
まず、上記の修理後、エンジンを廻しても一向にオイルが出ません。もちろん、オイル流量調節ネジを全開にしても、全くダメ。調節ネジも先端が破損していたため、これも新品にしています。そこで、念のため再度ウォームギアを外して見ると金属片が溝にあります。なんだろう?ポンプピストンを調べるとピニオンの歯が欠けている!しかし、1枚くらい欠けていてもカラ回りはしないはず!この時点でいやな予感。
思い切って全分解(クランクケース)。ポンプピストンを取り出すためにあちこち外してやっと引きぬいて、おやっ?シャフトが短い、半分で破断している!残りは袋小路に留まっている。これも、何とかショックを与えて取り出しました。早速新品のポンプピストンを収めて、元どうりに組み付けます。
早速、エンジン始動後、オイルの出を確認。ほっとしました。
何があるかわかりません。思えば、構造を知らないユーザーさんが、何の気なしに調整ネジをいじった結果ですが、これほどの騒動になるなんて怖い物です。
メーカーも良かれと考えて流量調節ネジを付けているのですが、現在は3段階ロック式になっていて、壊れる事を防止しているようです。
ハスクバーナチェンソーでオイル出が悪い場合はお持ち込み下さい。
以上