ヒビノコト。

そして幕開け 第二章  HIPなPOP star 「嵐」と過ごす日常。

ありがとう。

2007年01月22日 | ワタクシゴト。
本日のニッキは嵐のお話ではありません。
自分の気持ちの整理の為に書きます。
いつも以上に勝手なニッキですのでスルーして下さい。
















実家で飼っていたわんこが亡くなりました。

16歳と7ヶ月。
一昨年の夏に癌の手術をしてはいたけれど、きっと老衰だと思います。
かわいい顔して眠りについたと母から電話がありました。

抗がん剤投与の影響もあって苦しそうにしていたこともあったけど、
耳が聞こえなくなっても、目が見えなくなっても、鼻が利かなくなっても、
歩けなくなり、遂には立つことができなくなっても、苦しそうな素振りを殆ど見せず、
いつも穏やかで、我慢強い、頑張り屋さんのとても良い子でした。

おつかれさま。

たろうくんはやんちゃでちょっとおバカな小心者で、お調子者なんだけど、
とても優しくて、愛嬌のある性格で、きょとんとした、まん丸の目がとても澄んでいて、
ほんとにかわいい子だったんです。

でもそれだけじゃなかったんだ。
たろうくんの体が弱るまで、こんなに我慢強い子だったなんて知らなかった。

ちょっと足が短いところとおっちょこちょいなところは私に似てて、
落ち着きが無くて、わんぱく坊主なところは弟に似てて。

私と母はたろうと弟の名前がよくごちゃごちゃになって、
弟に向かって「たろう」と言っては、二人して弟に怒られたり、
たろうくんに向かって弟の名前を言っちゃって、たろうくんにきょとんとされたり。

お母さんと「たろうは我が家の末っ子だよね」なんて言って笑ってました。



抱えきれないほどの思い出ができるくらいたくさんの時間を一緒に過ごしました。
私と弟が家を出たことで寂しい思いをさせてしまったかもしれないね。
ごめんね。

でも私はたろうくんに出逢えて、家族になれてほんとに幸せだったよ。

散歩中、嬉しそうにぴょこぴょこ揺れるたろうくんの両耳を眺めながら
感じた幸福と愛おしさ。

辛いことや嫌なことがあってもたろうくんと一緒に散歩に行くと、
気持ちがフシギと軽くなったんだ。

たくさんの幸せと救いと思い出をありがとう。


どうぞ安らかに。