ヒビノコト。

そして幕開け 第二章  HIPなPOP star 「嵐」と過ごす日常。

エイガ、ミタ。

2007年08月24日 | ワタクシゴト。
念願の「天然コケッコー」を観て来ましたー。
東京では先月末に封切られたんだけど、長崎は先週末からです。わっしょい。

ほんっとそのまんまでした。原作の世界観がそのまんま存在しててびっくりでした!
この映画に携わったスタッフさんのたくさんの愛情と熱意と思い入れが詰まっている
からなんだろうなぁ。
そーゆーのって(作り手の想い)意外と伝わってくるもんです。
映画館のでっかい画面って思っている以上に正直。
くらもちふさこさんとその作品が大好きな私にとっては幸せ感じるサマーでした。
今日もふっと映画のこと思い出したりして。

もともと原作自体がゆったりとしたテンポの作品だし、派手でわかり易い事件や
ドラマチックな出来事が起こるわけではないので、好き嫌いはわかれるかもしれません。
相性の合う合わないははっきり出る作品ですけど、私は思い入れ込みで楽しめました。

風景も人もみんな良かったです。
原作アリの作品の場合、原作通りが必ずしも良いわけじゃないのが難しいところですが
私は今回の映画版「天然コケッコー」好きでした。
エピソードの取捨選択も2時間ちょいでまとめるとなると大変だったろうなぁ、と脚本の
渡辺さんの苦労がしのばれる感じで。(偉そうでスミマセン)
ただでさえゆったりした時間の流れだし。

そよちゃんは夏帆ちゃんが可愛く演じてました。
漫画のそよちゃんはちょいとばかし痛いとこがあるんですけど、実写だとより痛い感じ
なんですねー。夏帆ちゃんじゃなかったらもっと痛かったはず。
夏帆ちゃんがそよちゃんで良かったー。

大沢くん役の岡田くんは原作と比べると爽やかで、凛々しくて(私の中の大沢広海像って
一体……)どっちかっていうと他のくらもち作品のヒーロー像にマッチングしてるような
印象でした。
くらもちさんの描くオトコノコはかっちょいいのでそれはそれで見っけもん。

大沢くんってほんのちょびっとチャラっぽいとこがあるんですけど、岡田くんはもっと
なんて言うか、誠実そう。(だから私の中の大沢広海像って……)
「芝居的には、オーディションで監督が頭を抱えたほどの未熟さ」ではありながらも
あの年代特有の危うさやキラキラっぷりが眩しい。
何と言ってもかっちょいーのだ。
所詮ミーハージャニヲタなので動いて喋ってる岡田くんを見た瞬間びば、棒読み!と
心の中で呟いてしまいました。
「生徒諸君!」や「イケパラ」の時はそこまで感じないんだけど、「天然コケッコー」の
岡田くんは良い!

くらもちさんが仰ったたったひとつの「大沢のキャスティングポイント」って何なんだ
ろう。
くらもちさんが岡田くんにアドバイスした大沢くんを演じるポイントは「大沢くんは
そよちゃんのことがすっごく好き」てことだけは忘れないで、ということだったみたい
だけど。何かの雑誌で読んだ憶えがある。

お祭り気分で言っちゃいます。
くらもちさん繋がりで「海の天辺」の実写化とかこねぇかなー。
これも好きなんでー。ちょっとどんな感じになるのか見てみたい。


「図書館戦争」読んだー。
タイトルからもっとハードな内容だと思ってたんですけど、ラブコメなんすね。
終始主人公の女の子にイライラしてたんですけど、勢い良く読み切れて満足。