ヒビノコト。

そして幕開け 第二章  HIPなPOP star 「嵐」と過ごす日常。

ウタ。

2007年08月27日 | ワタクシゴト。
お友達の結婚式のスピーチで初めて聞いて、同席した子たちと「良い言葉だったねぇ」と
話していた詩(詞?)がありまして。
それをこの間、祖母が「この歌良いから」と子&孫一同にコピーしてばら撒いて
たんですよ。
もしかしたら有名な詩なのかもしれないんですが、私的にこりゃイイッ!と思ったので
書いちゃいます。

こーゆーのって大丈夫なのかな……著作権的に。超無知でスミマセン。
以下『贈る歌』(吉野弘著 花神社)より「祝婚歌」全文を転載

二人が睦まじくいるためには
愚かでいるほうがいい
立派すぎないほうがいい
立派すぎることは
長持ちしないことだと気付いているほうがいい
完璧をめざさないほうがいい

完璧なんて不自然なことだと
うそぶいているほうがいい
二人のうちどちらかが
ふざけているほうがいい
ずっこけているほうがいい
互いに非難することがあっても
非難できる資格が自分にあったかどうか
あとで疑わしくなるほうがいい
正しいことを言うときには
少しひかえめにするほうがいい

正しいことを言うときには
相手を傷つけやすいものだと
気付いているほうがいい
立派でありたいとか
正しくありたいとかいう
無理な緊張には
色目を使わず
ゆったり ゆたかに
光を浴びているほうがいい

健康で 風に吹かれながら
生きていることのなつかしさに
ふと 胸が熱くなる
そんな日があってもいい
そして
なぜ胸が熱くなるのか
黙っていても
二人にはわかるのであってほしい


私ってば結構正論で相手を追い詰めるきっついタイプの女なので、この歌を初めて
耳にした時にはこっそり反省しました。
そんで後で結婚式に同席したお友達に訊いたら、彼女達も同じことを言っててリアルに
私たちって可愛くねぇオンナの集まりだな!と大爆笑でした。
類は友を呼ぶ、は間違いない!