黒い回転ゴミ日記

日々のあれこれ。

冬恋歌

2007-01-31 17:41:25 | インポート

忙しくもこの上ない程に楽しかった1月も今日でお終い。
気がつくと少し日が延びていて、夕方の5時あたりでも、あたりはまだ薄明るい。

何気に付けたテレビで流れていた「冬ソナ」・・・ついつい見てしまい、ここのところ「冬ソナ」を見てから出勤。チェ・ジウがなかなか素敵。笑。

あ~逃避している場合じゃない、リストチェックしなきゃ。
と言う事で、今日はこのくらいで。


休み明けでスッキリ

2007-01-30 16:46:35 | インポート

昨日、一日休んだだけでスッキリ。Inselimattersee

昨夜は映画「クリムト」を観る。僕はダメ。薄い内容で面白くなかった。残念。
そう言えば、映画でもいつの間にやらヘアーが解禁になっていたのですね。あのボカシが映像的に邪魔で汚くて本当に嫌だったから、良かった良かった。
クリムトの風景画を見たい。

店の隣りの駐車場で、また電柱にぶつけたのか何なのかわからないが、サイドミラーが路上で惹かれていて、その割れ方がとても綺麗だったので、写真に撮ろうとカメラを取りに店に入り、写真に収めようと現場に行くと(と言っても隣り)、すでに片付けられていた・・・チョット残念!良い「時」というのは都合良く待ってはくれないもので、常に準備しておかなくちゃね。

2005年にYCAMで行なわれた、UAと内橋和久さんの"path"という企画の資料映像が今日届く。まだ、ゆっくり見てはいないのですが、現場で見ていたお客さん達がとても羨ましい。後でゆっくり見させていただきます。
もう1枚の資料映像がJASON KAHNなどによるライヴ映像。サックスが山内桂さんに近い演奏だな~と思ったら、本人でした。シンプルなライティングがクール。こちらも後でゆっくり観させていただきます。

さて、今週もよろしくです!


マーク・ロスコとKIDと休日

2007-01-28 18:04:36 | インポート

Rrothko_1 昨夜、マーク・ロスコの展覧会カタログを見せてもらう。具象からアノ抽象(でも、僕は抽象だとは思っていない)に変化する間の作品が興味深かった。それ以前の具象もなんだけど、完成させる事を一見放棄しているかのような、曖昧さが美しい。そして年表を見てみると、あの抽象世界に入っていたのが50歳近くで、60歳で子供を産んでいる・・・ん~負けてられない。笑。最後が自殺だったのが、ちょっとショック。でも、あの抽象世界は何かを悟ったような表現では絶対にないと思う。わからないけど、もっと激しいヒダが波打っているのじゃないかと・・・そして、そことのせめぎ合いがあのような抽象世界をもたらしたように思うのは、僕がその最後から想像しただけの話しだろうか?・・・違う。

全日本レスリングに出ていた山本KIDが2回戦で負けたよう。残念だけど、数ヶ月の練習でKIDが優勝してしまったら、アマのレスラーは何をやっていたって話しになるわけで、当然と言えば当然の結果なのだろうが、チョット残念。

ん~やっぱ、疲れがたまっているのか、朝起きるのがつらい。明日は今年初の休みなので、ゴロゴロしながらゆっくり休もう。


1月も間もなく終わりますが

2007-01-27 18:46:32 | インポート

まだ1月なんだよな~。
雑煮を食べたのが、つい先日だとは・・・。
時間を捉える感覚の不思議さを強く感じた、この1月です。

そう言えば、大竹伸朗さんの「全景」展のカタログ発売が3月の末に延びたようだ。まだ先になってしまったが、CDが2枚になって、ページもさらに150ページ程増えたそうな。前代未聞のスゲ~内容だ。大竹さんはCDにしろ展覧会パンフにしろ、当たり前の形態で出さないところが嫉妬を覚える程にカッコイイ。
うちの店でも扱うので、店に並ぶのがとても楽しみ。

それと"without records"展で展示したプレイヤーの中から数点厳選し、プレイヤーにDVDを付けて販売する予定です。内容、発売日が正式に決まりましたら告知します。

2月は雪が降るのでしょうか?
降ったら降ったで困るのですが、全く降らないのもかなりヤバい感じが・・・。


という事で

2007-01-26 20:43:18 | インポート

少しだけ書かせて下さい。笑

この"without records"の話しの切っ掛けは、今から3年以上前、何かの仕事が残っていて、僕が店に泊まっていたある夜の事。何の用件だか忘れてしまったが、その夜、大友さんと久しぶりにメールをやりとりしていた。以前はファックスが中心だったので、メールでのやり取りは、その時が初めてだったように思う。DJトランキーライザー以来のやりとりだったので、多分3~4年振りくらいに連絡を取り合ったはず。その約3年の間でファックスからメールへと通信手段が変わり(とっくにメールでやり取りしている時代ですが、僕の導入がかなり遅かった)、その通信の変化も感慨深く、その晩メールを数通やり取りしていた。そのメールの中で「今度、京都のshin-biというギャラリーで中古のポータブル・プレイヤーを使ったインスタレーションをやる」と書かれていた。僕は見てもいない、そのインスタレーションの話しに強烈に惹かれてしまった。何故、あれ程に惹かれたのかを完璧に説明するのは、今でも不可能。一つ言えるのは、大友さんが音を展示するという事に対する、強烈な魅力と興味があった、というのは大前提としてあるが、でも、それだけで説明がつくわけではない。じゃ何だろうか?・・・正直答えられない。
ただ今回、この仙台での企画を推し進めた原動力と言うか、僕の背中を強烈に強引に押し続けたのは、実にシンプルな話しで「どうしても見たい」という単純で強い思いだけだった。こんな簡単な言葉を聞くと、関わってくれた多くの人に「えっ?」と思われるかもしれないのですが、僕は始めから隅々まで説明のつく行為は基本的に信じていない、その「どうしても見たい」という強烈な思いだけで充分と僕は思う。それなら京都に見に行けば良いじゃないかと思われるでしょうが、勿論それはそうなのですが、ここ仙台でどうしても見たいと強く思ったし、そのメールのやり取りの際に、メディアテークのあの場所が浮び、あの場の力がどうしても必要だと思ったのです。そして展示されている光景まで僕の脳ミソにはクッキリと浮かんでいた。もちろん、その時は"without records"展と言う形が始めからあったわけではないが、ただ今回の展示のような形が、もうかなり明確に輪郭だけは僕の頭の中には出来上がっていた。

そこから先が実は大変ではあったのだけれど、最初にUさんが興味を持ち話しを聞いてくれた御陰で、輪郭だけが明確にあったその形が、細部まで組み上げられていったのです。

あとは、その形を目がけて歩を進めるだけ。

でも、もしかしたら、大友さんも、小川君も、僕も、ふと気づいたら形になっていて1/11を迎えていたのかもしれない。「ここにはコレがある」なんて明確な答えを誰も持つ事なく、1/11の日を迎えたように思う。多分そうなのだろう。でも、その出来上がったものから予想もしない数々の発見に、それぞれが驚いていたように僕は思う。少なくとも僕は間違いなくそう言える。その予想もしない事が何なのかを消化するまでには、もう少し時間が必要で、今は上手く説明出来ない。それを言葉にする事に意味があるのかどうかも分からない。

今、言える言葉は「予想を遥かに超えて、楽しかった」という事です。

でも、見に来て下さった多くの反応に触れると、僕の背中を押し続けた「どうしても見たい」という思いに感謝するのみです。そして、その「どうしても見たい」の大きな要因である大友さんと、中古のポータブル・プレイヤーに、このような機会を与えてくれた事を感謝します。また、支えてくれた多くの人にも感謝します。