87-88

流石に雨にもうんざり。ギラギラの汗だくが恋しい！もういい加減夏の太陽が見たいわ。どうやら、明日からは太陽が拝めそうだ。

以前買って、まだ手を付けていなかった[J-POP]について書かれた本を読み始める。気がついたら[J-POP]という単語が普通に使われていたが、'88年から使われ出した言葉らしい。ふむふむ。
'88年は僕にとっては、かなり重要な年。その年に行われた大竹さんの西武アート・フォラムでの個展や、その１年前に寺田倉庫で行われた展覧会を見に行ってなければ、こんな店もやってなかったかもしれない。
寺田倉庫の端から端までを、あの時に何往復しただろう・・・あそこで何時間過ごしただろう・・・自分に対する絶望感やら、敗北感やら（別に勝ち負けじゃないんだけれど・・・）、勇気やら、希望やらをゴチャゴチャに整理出来ないまま抱え込み、会場を何往復もし、何時間も過ごした。大竹さんがスタッフに何食べます？と聞かれ「唐揚げ弁当」と言っていたのを覚えているから（笑）、午前中には会場にいたが、出た時は日も暮れていた。笑。
そんな年の、翌年に[J-POP]という言葉が出現した事などタイムリーに知る由もなく、その言葉を知ったのは店を初めて相応の年月が経ってからって～のも情けない。
当たり前だけれど、自分が過ごした時間とは全く違う世界が無数にあるわけで、でも自分にとっての過去は一つしかない。そんな事の繰り返しの先に未来もあるわけで・・・そう考えると、色々と無駄に適当にもやってられね～なって思うわけっす。でもそう思いつつも、今日は「晩飯何食うかな～」とか、「金がね～よ」なんて事が最重要課題な時も度々あり困ったものです。