先日の名古屋との往復の際に手に取った本、「ベターハーフ」。
直木賞作家の唯川恵さんの最新作ですが、私が彼女の作品に触れたのは今回が初めてでした。そして、一瞬にして彼女の世界に引き込まれ、これからしばらく彼女の作品を買い続けそうです。
というのも、今回の作品「ベターハーフ」は、どの登場人物を切り取ってみても、まさに真髄をついた事象や感情を見事に表現していて、自分が誰の立場で読んでみたとしても、妙に納得しながら読むことができたからです。
男にとって、初めて「男」を意識する存在であった威厳ある、誇りたかき父親が、老いていく姿を直視することができない…。
娘の結婚をきっかけに離婚しようと決意していた。
子供のおかげで、崩壊しかけた夫婦関係が復活した。
熾烈な受験戦争に巻き込まれていく若い奥様達。
バブル崩壊とともに一転する上下関係、人間関係…。
真の友情とは。
どこにでもありそうなシーンを切り取りつつ、登場人物がそれぞれ幸せな生活を求めて生きていく姿から、本当に沢山の感情が沸き起こりました。あとがきで紹介されていた作品「愛なんか」も、ぜひ読みたいと思っています。
最後に彼女の作品リストはこちら。
☆☆☆S.T.E.P.22のサイトはこちら☆☆☆
直木賞作家の唯川恵さんの最新作ですが、私が彼女の作品に触れたのは今回が初めてでした。そして、一瞬にして彼女の世界に引き込まれ、これからしばらく彼女の作品を買い続けそうです。
というのも、今回の作品「ベターハーフ」は、どの登場人物を切り取ってみても、まさに真髄をついた事象や感情を見事に表現していて、自分が誰の立場で読んでみたとしても、妙に納得しながら読むことができたからです。
男にとって、初めて「男」を意識する存在であった威厳ある、誇りたかき父親が、老いていく姿を直視することができない…。
娘の結婚をきっかけに離婚しようと決意していた。
子供のおかげで、崩壊しかけた夫婦関係が復活した。
熾烈な受験戦争に巻き込まれていく若い奥様達。
バブル崩壊とともに一転する上下関係、人間関係…。
真の友情とは。
どこにでもありそうなシーンを切り取りつつ、登場人物がそれぞれ幸せな生活を求めて生きていく姿から、本当に沢山の感情が沸き起こりました。あとがきで紹介されていた作品「愛なんか」も、ぜひ読みたいと思っています。
最後に彼女の作品リストはこちら。
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