12月の洋ラン置き場の微妙な工夫
全く陽の射し込まない玄関先や部屋での管理は好ましくありません。
せっかく5月から10月までの6ヶ月の間、しっかり育てていても、
後の半年間、全く陽の当たらないところで管理していると、
株内に溜め込んだエネルギーを使い果たし、開花しなくなります。
これからの半年間、窓越しの光にしっかり当てて、
少しでも暖かくしてあげることが、
1月下旬から6月にかけて開花させるポイントです。
特にシンビジュームやファレノプシスは
今月から花芽がでてくることが多いので、
これからの3ヶ月から6ヶ月間に、
いかに花芽を伸ばしていくかが大きな課題となります。
株内で花芽が作られる(花芽分化の)ときは、
普段とは異なる環境(低温、短日など)を必要としますが、
花芽を育てる条件は、新芽を育てる条件に非常に似通っているので、
温室があれば開花させることはいたって簡単ですが、
温室無しで開花させるにはややコツがいります。
●花芽がでてきたシンビの管理法
シンビジュームは一般家屋の場合、
陽がしっかり当たる室内で、
乾いたらすぐに水やりする管理を行うと、
置き場の最低温度の違いにより、
1月下旬から5月の間で開花します。
注意点はあまり暖房の効いた室内で管理しない点です。
シンビジュームの場合、最低温度が高すぎる(最低温度17℃以上)と、
落蕾しますから要注意です。
●シンビジュームの開花時期
─────────────────────────────
最低温度4~5℃→花茎はほとんど伸びず、5月頃に開花。
最低温度6~8℃→花茎は少しずつ伸びて、3~4月頃に開花。
最低温度10~15℃→花茎はどんどん伸びて1月下旬~2月に開花。
─────────────────────────────
花茎を下垂させたい場合、画像のように5円玉を凧糸でくくり、
重り代わりに使います。
いいお花とご縁があればいいですね。
●花芽がでてきたファレの管理法
ファレノプシスにとっては、ほとんどの一般家屋が寒すぎるので、
できるだけ暖かい陽の当たる室内で管理しなければいけません。
7℃以下の場所で管理していると確実に枯れてしまいます。
水やりは必ずぬるま湯を用います。
●ファレノプシスの開花時期
─────────────────────────────
最低温度7~10℃→11月から3月までは花茎はほとんど伸びず、7~8月に開花。
最低温度11~14℃→花茎は徐々に伸びて、5~6月に開花。
最低温度18~22℃→花茎はどんどん伸びて、1~2月に開花。
─────────────────────────────
●主な属別の室内及び温室内の置き場
─────────────────────────────
一般家屋の場合→生存限界温度
(温室がある場合→理想最低温度)
主な属名
─────────────────────────────
・軒下で管理できるもの→生存限界温度3℃
(温室の下段。特に日当たりがよく、
暖房機から一番対角線上に置いて管理するもの→理想最低温度10℃)
シンビジューム、デンドロビューム
─────────────────────────────
・窓辺で管理できるもの→生存限界温度7℃
(温室の中段で管理するもの→理想最低温度15℃)
花芽がでてきたシンビジューム、オンシジューム、
エピデンドラム、パフィオペディルム、カトレア類
─────────────────────────────
・衣装ケースかビニール袋で保護する必要があるもの→生存限界温度7~12℃
(温室の上段あたりに吊して管理するもの→理想最低温度20℃)
ファレノプシス、デンファレ、バンダ
─────────────────────────────
水やりを控えるという解釈
「冬は水やりを控えましょう」とよく表現されます。
そこで「1回に与える水の量を極端に減らして、
毎日水やりを行う」人がいますが、それらは明らかに間違いです。
水量を減らすのではなく、
水やりの間隔(日数)を十分にあけて行うという意味です。
水やりの3つのポイント
①乾き具合を確かめる
→暖かい日の午前中に、植え込み材料の表面を
実際に触ってみて水やりを行います。
寒がりタイプは、割り箸などを植え込み材料の中まで差し込み、
抜いた割り箸が湿っていないのを確かめて行います。
②ぬるま湯を与える
→暑がりタイプや強健タイプはペットボトルに水道水を汲み置き、
ランの置き場所で1日経過したもので水やりします。
寒がりタイプは湯に水道水を注ぎ、
20~30℃前後のぬるま湯をつくり与えます。
③鉢土を常時水浸しにしない。
→水受け皿に水を溜めないように、
水やり後には必ず廃棄する習慣をつけましょう。
本日は講義しておりました。街はクリスマスの装飾で、
きれいですね。幼稚園のとき?だけですが、
クリスチャンなので、どうしてもキリスト教の教えが魂に響いてきます。
ボクにとっては、とても神聖な日が近づいてくるって感じです。
肉体も精神も疲れが溜まっているのかな?
久しぶりにチャーチに行ってみようかな?アーメン
全く陽の射し込まない玄関先や部屋での管理は好ましくありません。
せっかく5月から10月までの6ヶ月の間、しっかり育てていても、
後の半年間、全く陽の当たらないところで管理していると、
株内に溜め込んだエネルギーを使い果たし、開花しなくなります。
これからの半年間、窓越しの光にしっかり当てて、
少しでも暖かくしてあげることが、
1月下旬から6月にかけて開花させるポイントです。
特にシンビジュームやファレノプシスは
今月から花芽がでてくることが多いので、
これからの3ヶ月から6ヶ月間に、
いかに花芽を伸ばしていくかが大きな課題となります。
株内で花芽が作られる(花芽分化の)ときは、
普段とは異なる環境(低温、短日など)を必要としますが、
花芽を育てる条件は、新芽を育てる条件に非常に似通っているので、
温室があれば開花させることはいたって簡単ですが、
温室無しで開花させるにはややコツがいります。
●花芽がでてきたシンビの管理法
シンビジュームは一般家屋の場合、
陽がしっかり当たる室内で、
乾いたらすぐに水やりする管理を行うと、
置き場の最低温度の違いにより、
1月下旬から5月の間で開花します。
注意点はあまり暖房の効いた室内で管理しない点です。
シンビジュームの場合、最低温度が高すぎる(最低温度17℃以上)と、
落蕾しますから要注意です。
●シンビジュームの開花時期
─────────────────────────────
最低温度4~5℃→花茎はほとんど伸びず、5月頃に開花。
最低温度6~8℃→花茎は少しずつ伸びて、3~4月頃に開花。
最低温度10~15℃→花茎はどんどん伸びて1月下旬~2月に開花。
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花茎を下垂させたい場合、画像のように5円玉を凧糸でくくり、
重り代わりに使います。
いいお花とご縁があればいいですね。
●花芽がでてきたファレの管理法
ファレノプシスにとっては、ほとんどの一般家屋が寒すぎるので、
できるだけ暖かい陽の当たる室内で管理しなければいけません。
7℃以下の場所で管理していると確実に枯れてしまいます。
水やりは必ずぬるま湯を用います。
●ファレノプシスの開花時期
─────────────────────────────
最低温度7~10℃→11月から3月までは花茎はほとんど伸びず、7~8月に開花。
最低温度11~14℃→花茎は徐々に伸びて、5~6月に開花。
最低温度18~22℃→花茎はどんどん伸びて、1~2月に開花。
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●主な属別の室内及び温室内の置き場
─────────────────────────────
一般家屋の場合→生存限界温度
(温室がある場合→理想最低温度)
主な属名
─────────────────────────────
・軒下で管理できるもの→生存限界温度3℃
(温室の下段。特に日当たりがよく、
暖房機から一番対角線上に置いて管理するもの→理想最低温度10℃)
シンビジューム、デンドロビューム
─────────────────────────────
・窓辺で管理できるもの→生存限界温度7℃
(温室の中段で管理するもの→理想最低温度15℃)
花芽がでてきたシンビジューム、オンシジューム、
エピデンドラム、パフィオペディルム、カトレア類
─────────────────────────────
・衣装ケースかビニール袋で保護する必要があるもの→生存限界温度7~12℃
(温室の上段あたりに吊して管理するもの→理想最低温度20℃)
ファレノプシス、デンファレ、バンダ
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水やりを控えるという解釈
「冬は水やりを控えましょう」とよく表現されます。
そこで「1回に与える水の量を極端に減らして、
毎日水やりを行う」人がいますが、それらは明らかに間違いです。
水量を減らすのではなく、
水やりの間隔(日数)を十分にあけて行うという意味です。
水やりの3つのポイント
①乾き具合を確かめる
→暖かい日の午前中に、植え込み材料の表面を
実際に触ってみて水やりを行います。
寒がりタイプは、割り箸などを植え込み材料の中まで差し込み、
抜いた割り箸が湿っていないのを確かめて行います。
②ぬるま湯を与える
→暑がりタイプや強健タイプはペットボトルに水道水を汲み置き、
ランの置き場所で1日経過したもので水やりします。
寒がりタイプは湯に水道水を注ぎ、
20~30℃前後のぬるま湯をつくり与えます。
③鉢土を常時水浸しにしない。
→水受け皿に水を溜めないように、
水やり後には必ず廃棄する習慣をつけましょう。
本日は講義しておりました。街はクリスマスの装飾で、
きれいですね。幼稚園のとき?だけですが、
クリスチャンなので、どうしてもキリスト教の教えが魂に響いてきます。
ボクにとっては、とても神聖な日が近づいてくるって感じです。
肉体も精神も疲れが溜まっているのかな?
久しぶりにチャーチに行ってみようかな?アーメン