トミーのブログ 1

園芸研究家(園芸家) 富山昌克(トミー)が日々に感じたことや書き留めておきたいこと。

関西弁では書けまへん!

2005年08月31日 12時38分17秒 | トミー流・哲学
ブログ開設以来、この数日にいろんなかたから、有り難いメールをたくさん頂きました。東京からは、「普段の関西弁で書いてほしい」というご意見が結構ありました。普段のトミーを知る東京の編集長やスタッフには、イメージが違うようです。

言葉は意志の疎通にかかせないものですが、『書き文字』と『話し言葉』はジャンルの違う表現法だと思っています。私たち関西人の言葉、いや大阪弁のイメージは、『お笑い系言語』として全国に浸透しつつありますが、それは吉本興業㈱さんの多大な企業努力の成果であり、私たち「大阪人の敬語は、京都弁になってしまう」という長い歴史の言葉の文化がございます。

話し言葉は、関西弁でも、書き文字は標準語を使うという文化があるのです。なれなれしい関西弁でも、書き文字にはしないのです。それはアクセントや微妙な間が伴って、初めてハートのこもった大阪弁になるからです。

最近、携帯メールや他のブログでは、「関西弁で書かれる方」も、実際にはたくさんいらっしゃるようです。でもトミーは携帯メールでも、このような文体になってしまいます。ファンの奥様方から、「もっとくだけた文章でメールの返信をくださらない?」とも以前お願いされたこともありました。が、やはり書けないのです。

『くだけた文体=親しい間柄』深く理解しておりますが、どなたがご覧になるかわからないデジタル文字に、とてもいい加減な表現を残したくないのです。誤解が生じると、あとで多大な誤解を説く努力が必要ですよね?だからぼくの携帯メールはつまらないみたいです(爆)。生徒に送信するときでも、敬語を使っていますから。『親しき仲にも礼儀あり』という教えがこびりついているようです。

京都弁は大阪人からみれば、とても優しくきれいに聞こえます。
みんな単純に憧れています。

大阪・河内弁「われ~なにさらしけつかんどんねん!」
京都弁   「なにしてはるんですか?、なにしてはるんどすか?」

「ぶぶ漬けでも いかがどす~」という京都では古来有名な表現法があります。京都人の気質を表した言葉です。口では「どうぞごゆっくり」と薦めながら、『暗に早く帰れ』という意味で使っているわけで、それは直接的に帰れと言うのが無粋であるがため、角を立てない独特な言い回しがあります。互いに角を立てないやりとりというところが文化が進んだ証だと思います。それを解さない人にとっては難しいコミュニケーションです。悪く言えば『裏表がある』、『腹黒い』などと言われることもあります。

大阪人はその反面、せっかちで、はっきりものを言ってしまいます。言葉がキツイ時もありますが、おせっかいの中にとてもハートがこもった親切な面もあるのです。

さらに、ほとんどの大阪人は心の奥深くで、標準語に憧れを持っています。しかしイントネーションの違いから、なかなかマスターしにくい実状があるだけで、なにも大阪弁を下品に世界中に広めたいという思惑もございません。

ある尊敬するお方から、以下のメールを頂きました。
*****************************
私見ながら、ブログを大阪弁、藤井寺弁で書けばよいのに、
そのほうがより富山さんらしさ(いい加減さもふくめて)が
表現できるのでは、と思いました。これでは、読者が富山さんを
かえって、よいほうに誤解しすぎるのでは……。ごめんなさい。
ご無礼を申し上げました。
*****************************

確かに普段のトミーの素性を知るかたには、『丁寧すぎる』、『真面目すぎて気持ち悪い』、『もっとがらが悪い』と、たくさんのご意見があると思います。ただこれだけはご理解下さい。このブログの文体はめちゃくちゃです。読み直す時間もありません。いま、ただ走り書きしているだけです。でも確かにトミーの素そのものです。いろんな仕事、いろんな外国にいって、たくさんの方々と交流したため、多重人格的に様々なトミーが心に入り込んでいるだけです。

このようなブログ、HPなどの情報は、ただのデジタル信号をネットに流し、世界中を飛び回っているだけの代物なので、近い将来、サイバーテロなどが起こった場合、一瞬に壊され、この宇宙から消滅してしまうかもしれないと危惧しております。だから長い宇宙の歴史のなかで、ほんの一瞬の人類の情報に対しても、ちゃんと真摯に取り組んで残しておきたいという気持ちから、このような文体になってしまいました。おもしろおかしくするのは、はっきりいって、得意です。場違いに行いたくないだけです。

基本的にネットより書籍のほうが、大好きです。欲しかった本を手に取った瞬間、手のひらから伝わる、本の質感が何とも言えないくらい、至福の喜びを憶えます。しかし本という媒体も非常に原始的な代物(樹木を薄く切って書き留めた物。壁画より低レベル。壁画のほうが燃えなくていいかも?)で、火事が起これば、燃え尽きてしまいますよね?防火金庫に著書を入れて、地下深くに埋めておこうかな?といつも思案しております。しかしあと50億年で、太陽の膨張に地球も飲み込まれてしまうので、地下に埋めてもあと50億年の寿命ですが、・・・。この世に生まれ、トミーというちんけな存在を後生の宇宙人に知ってほしいからです。

トミーは多重人格?かもしれません。以下がトミー人格バージョンです。

●浪速のうどん屋(製麺業)のもと倅。製造も配送も行っていました。
 商売人トミーがいます。ばりばりの関西弁の商売人口調です。
 屋台でも、らん展でも、なんでも販売できる根性とテクニックがあります。
 「まいど!」「おおきに~」身に染みついています(笑)。

●研究者としてのトミー。白衣を着て千葉大学・ハワイ大学の研究室で、
 真面目に研究ばかりしておりました。研究者ぽい口調です。
 顧問関係の仕事は、スーツに身を固めて、真面目に取り組んでいます。
 「この件に関しましては~」「このように思う次第です」

●専門学校や農大の講師トミー。先生は『先に生まれた人』という想いで、
 生徒に向き合っています。「こんなことも知らんのか!」という言葉は、
 未だかつて生徒に言ったことはありません。偉そうにしている先生がもっとも
 不得意です。みんな初めは知らなくて当たり前です。でも何年やっても
 『へっぽこ講師』です(笑)。

●元空手部主将のトミー。もう30年鍛錬を続けています。一番のトミー素かも
 しれません。辰年生まれの獅子座なので、激情にかられるとSWのアナキン
 みたいになってしまいます。だから心の鍛錬を続けています。
 犯罪者には絶対になりたくないですし、『理不尽な暴力は大嫌い』です。

 以前、オランダのパブで、オランダ人から『気』を教えてほしいと言われ、
 パブ内で、四股立ちして、一気に『気』を放出したことがあります。
 パブ内の外人さん(おっとトミーがここでは外人)は50人くらい
 いらっしゃたのですが、みなさん、総立ちしてしまって。
 ご迷惑をおかけしました。

 TVでは、生放送中に、FD(フロアディレクター)のパネル指示に、
 目線を飛ばした瞬間、素のトミーを知っている人は必ずいいます。
 『眼力(めぢから)』が強くて、目が恐いって。
 何度も海外で危ないめに遭いましたから、もうしょうがないですね。
 だからニコニコ顔を意識して、出演するようにしています。
 本番が終わったら、顔が引きつってしまって(爆)。

●黙々とピアノを演奏するトミー。
 これは単にボケ防止です(笑)。
 幼いときに、ピアノのお習いごとが大嫌いで、途中で辞めてしまいました。
 大学のとき、なにを思ったのか、個室のピアノ室が多数あって、
 そこで、ショパンの「ノクターン」を暇があれば練習していました。
 指を思い切り動かすと、血流がよくなって、頭がすっきりします。
 空手で拳を鍛え、ピアノでなめらかに動かす。
 なにかおかしい自分に笑えます。

 でも『相反することって素敵』だと思えませんか?
 『正義と悪』、『表と裏』など、この世にあるものは全て整理していけば
 2つの相反する局面が残ります。
 でも真実や答えは、その時代によってその間のどこかに存在するわけであって、
 どちら一方へは極端に偏らないものですよね?
 だから『中庸を得る』って言葉が大好きです。

●とても調子のいい大阪人としての気質をもったトミー。
 これは生まれ育った環境。
 鹿児島と大阪の遠縁交雑で生まれたのですが、
 吉本興業㈱さんのお陰で、妙な?環境変異をしたんでしょう。
 時折、調子良さがとても嫌になることがあります。

●小学校のとき、クイーンのフレディ・マーキュリーが女性の着物を着て
 ステージで熱唱しているのを見て、エンターティナーに憧れ、
 指輪やネックレスをして、チャラチャラしているおかまっぽいトミー。
 「いや~ん」まで言いません!でも以前、番組制作会社のかたから、
 『おかまキャラ』になったほうがいいとアドバイスされました(爆)。
 当時、そのディレクターに非常に嫌悪感を憶え、拒否しておりましたが、
 だんだんそっち方向へ、自然に話口調が変わってきているみたいです。
 最近、講演やら講習がたくさんあって、女性受けしようと思ったら、
 そうなってしまうみたいですね。 おすぎさんとピーコさんが師匠です。
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皆様のご意見、ご感想をお待ちしております。

2005年08月30日 12時53分57秒 | はじめてご覧になる人へ
普段、テレビに出演させて頂いたり、雑誌などで、園芸に関することを書かせて頂いておりますが、やはり様々な制約のもと、残念ながらなかなか全てをお伝えすることができません。

ここでは、自由気ままに書かせて頂くことになりますが、
皆様のご自由なご意見をお待ちしております。

わからないこと、疑問、悩みなどがございましたら、お気軽にお尋ね下さいませ。
園芸以外のことでも、かまいません。多忙なときは、お返事が遅れることもありますが、出来る限りお答えさせて頂きます。

あくまでも『皆様の善意のなか、このブログは育まれるもの』だと信じております。

ぼくのHPやブログは、敢えて園芸・園芸させていません。
それは『園芸は生活の一部であり、園芸が生活の全てではない』からです。

一見、「なぜ?もっと弊社の宣伝をしないのか?」と疑問にもたれるかたもいらっしゃるみたいです。しかしコマーシャルのためにこのブログを開設したわけではありません。それでも、いつか商品紹介もでてくることもあるかもしれませんが、・・(笑)。
誇大広告するのではなく、『開発者の心』を知って頂きたいだけです。

いままで園芸を通して、構築された『トミー園芸哲学』の一部を皆様にお届けしたくおこなっております。

 ご意見、ご感想、お待ちしております。
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高田 薫さん、・・・。

2005年08月29日 23時05分36秒 | 『共演者様』への想い
 サンTV『手づくり花づくり』キャスターの高田薫さんです。日付は2005年1月14日となっています。洋ラン展でのロケだったと思います。

 もう彼女とは10年近い(10年以上?)のお付き合いになります。今まで、いろんな方と共演させて頂きましたが、高田さんほどとても優しいかたは他にいらっしゃらないと思います。一見、のんびり屋さん(ごめんなさい)のようにお見受けしますが、すごくしっかりされておられるのに、それをまわりに感じさせないお人柄がいいですね。
 
 ぼくは『手づくり花づくり』の時のキャラは、「とても自由に、うれしそうにしていますね。」っとよくファンの方々から言って頂けるのですが、高田さんのお陰だと思います。確か26~27歳の時に、『ファッショナブル園芸Ⅱ』に出演させて頂いて以来、サンTV系の園芸番組には、もう14年間もずう~と出させて頂いております。だから高田さんは、ぼくが超~おデブの時もご存じですよ(笑)。

 彼女は本当に偽りのない癒し系のタレントさんだと思います。

ぼくは講演のとき、いつも高田さんの物真似をしてしまいます。

「とみやまさ~ん、これなんですかあ~?」
「高田さん、これは水ゴケといいます!(先週も聞いとったどお~)」

ロケ終了後、
「とみやまさ~ん(収録時と同じ口調)、
    何度も聞いてたら、私はアホだと思われてないでしょうか?」

ブラックトミーいわく、
「いいんじゃないですか、そのポワワ~ンとしたところが、売りなんだから」

「え、え~」

こんな感じです。いいでしょ?みなさん、高田薫さんを応援してあげてくださいね。MCや司会のご依頼は以下まで。


高田薫さん所属のタレント事務所







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命を救う勇気、・・・。

2005年08月28日 21時52分11秒 | トミー流・哲学
 今年は、大阪NHK『ぐるっと関西プラス』に出演させて頂いております。とても盛りだくさんな、楽しい番組なので、出演させて頂けて心から幸せを感じております。
 先日、同番組のキャスターを務められる濱中博久アナウンサー様からメールを頂きました。NHKスペシャル『学校再建』の番組案内でした。大阪NHKが作られたNスペだと思います。附属池田小学校 児童殺傷事件。あまりにもむごい事件でした。あれから4年・・今も続く関係者の心の傷・・・関係者への取材がたいへん難しかったそうで、ぎりぎりまで放送予定未定とされていたみたいです。実際には8月27日(土)午後9時から放映されました。

 拝見した感想は、「言葉にできません」でした。

  私事で恐縮ですが、ぼくは、地元小学校のPTAで、副会長、会長、顧問と過去3年間しっかりお手伝いさせて頂きました。6年前のおデブトミーの頃は、お恥ずかしい話なんですが、ボランティアに全く興味がなく、仕事中心主義で、お金をいっぱい儲けて、財団法人を作って、若い研究者に貢ぐことが、ぼくのボランティア論でした。
 しかし5年前に大阪NHKに出させて頂くようになってから、「自分ができる範囲で、自分が敢えて作った時間のなかで、どんな小さなボランティアでも前向きに取り組む」という、至極当たり前な道徳を、いろんなプロデューサー様から教えて頂きました。この歳になりながら、とても恥ずかしい話ですね。しかしやっと深く理解できたんです。NHKから頂いたお仕事のお陰だと思います。
 そこで、地元のPTAで、どうすれば、小学校の生徒達を守れるのか、何度も話し合いました。「通学路に変質者がでた」という通報を受け、仕事そっちのけで、見回りにいったこともあります。小生は、空手有段者なので、つい、ヌンチャク持参で見回っていると、ぼくが変質者扱いされたこともありました(苦笑)。

 ぼくは『子どもの泣き声、泣き顔』がとても不得意です。トラウマになるような悲しみを絶対に与えたくないんです。当然、ある程度の悲しみを乗り越えて、子どもは大人になっていくものだと思うのですが、理不尽な叱りかた、筋の通っていない論理、希望を失うようなショックなど、やはり子ども達には与えたくないものです。
 だから、犯人は許せない。自分より弱い存在に手をかけるなんて。格闘技をマスターしてしまうと、とてもできません。犯人に対してとてもくやしいです。現場にいたら、ぼくは子どもたちを守れるのか?絶対に逃げないのか?自問自答が続きます。
 さらに、スタジオは公開生放送なので、春になると必ず、ちょっとどこか変わった、危なそうな来場者がいらっしゃることもあります。出演者、AD(アシスタントディレクター)、FD(フロアディレクター)などと、目配りしあって指示して、警備員がそのかたをスタジオ外へ静かに連れてくださるのですが、もしナイフや包丁で襲われたら、どうするんだという自問自答。ここでも、自分の身体は守れても、共演者を守りきれなかったらどうしよう?っといつも不安に怯えて、生放送を務めてさせて頂いております。わかりますか?みなさん、この気持ち。学校の先生方も同じでしょう。

護身術をマスターしていたとしても、まわりの方々を守り抜く自信はありますか?
自問自答が続きます。

以前、娘や息子に、「なにかあったら、パパの命を捨ててでも、守ってあげるから」と、子どもたちに伝えたら、うれしそうな笑顔で安堵感を浮かべていました。
自分のDNAを受け継いだ子孫を守り抜くことは、40億年の生物進化の掟ですから。
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グリーンイグアナ、・・・。

2005年08月28日 09時10分45秒 | 『命』に対する想い
2001年9月から某専門学校で飼い始めたグリーンイグアナです。当時の学生さんにはイルカやペンギン、イグアナ、カメ好きな人がたくさんいらっしゃって、どうしても学校でなにか飼いたいとなり、トミーが私費で入手してあげたイグアナさんです。来たときは黄緑色のヤモリみたいで、わずか7~8cm程度でした。雌雄もわからず、学生さん達がネットで、育て方を探し、必死にお亡くなりにならないように、みんなで育て上げたイグアナさんです。てっきり♂だと思っていたのですが、一度大阪NHKの番組に出演させたことがあり、イグアナも緊張するんでしょう。そのとき、ウズラ卵状の殻がない?ぶよぶよの卵を8個ほど産んでみんなを驚かせました。今は体長1mを越え、トミーオフィスの前のケースで暮らしておられます。息子がギルスと名付けていたのですが、♀だったので、ギル子と無理矢理呼んでいます(笑)。もう4年ですね。最後は2mを越えるみたいです。どうしましょう。イグアナ小屋を建設しなければいけないですね。

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空輸されるラン

2005年08月28日 08時43分54秒 | 『花・野菜・果樹』に対する想い
この画像は、1992年4月17日となっていますね。インドからきたシンビジュームです。竹籠に入ってくるのが、インドらしいですね(笑)。父はラン科植物の原種が大好きです。この半世紀、地球上のあらゆる原産地から、弊社へランが空輸されてきました。当時は弊社の温室が、羽曳野市にあったころですね。小生も空港まで取りに行った記憶があります。現在もなお奈良農場で、元気にシンビジュームが育っています。父はそれを丹精に育て、美しい個体を選抜し、Stellaと命名し、親木として育種親にしていきます。シンビジュームを初めから育種していくのが最後のライフワークみたいです。ランの育種は時間がかかりますからね。気が遠くなる瞬間です。反対に希望が延々に続く時でもあります(笑)。

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受託メリクロン・受託無菌播種の御案内

2005年08月28日 03時34分05秒 | トミーの仕事場
■受託メリクロン
  弊社では植物ホルモン(合成物)を一切使用していないため、ソマクローナル変異を最小限に抑えることができます。弊社独自のバイオテクノロジー研究開発より、生み出されたMA培地に天然物を添加した最新培地を使用しております。細胞に優しい培地組成で、丁寧に確実に細胞分裂を活性化させることができます(培養期間は属・品種によって大幅に異なります)。

●お申し込み
親株を宅配便にて弊社へ発送して頂くときに、品種名(個体名)を貴社のコードナンバーにかえたラベルを必ずお付け下さい。また初代培養作業工賃を添えてお申込下さい。

  到着後1ヶ月以内に初代培養での結果をご連絡致します。親株の新芽が生長していないときは、一定期間(半年~1年)お預かりすることになります。また初代培養における採芽作業時に、親株の一部を切除したり、属(単茎性ラン科植物の一部)によっては、親株を完全に潰すこともございます。クローン増殖の特性上ご了承願います。尚、個々の詳細についてはご相談させて頂きます。

●培養着手経費
  初代培養作業工賃として、1個体につき、播種代5,000円(税別)、採芽代10,000円(税別)を頂きます。尚、初代培養における作業工賃は、培養の成功の有無に関わらず返却致しかねます。

●価格

メリクロン苗フラスコ@10,000円(税別)   最低受託フラスコ数:10本
              (1フラスコにつき20本植え、苗代@500円)

実生苗フラスコ   @5,000円(税別)    最低受託フラスコ数:3本
              (1フラスコにつき20本植え、苗代@250円)

  1個体のご注文数が100フラスコ以上200フラスコ未満の場合記載価格の1割引、200フラスコ以上は2割引とさせて頂きます。

●苗の数量と規格
  フラスコ苗は450ccフラスコに20本植えとなっております。品種特性など、諸条件により苗の状態・形状が一定しない場合もあり、フラスコ当りの苗数が変動する場合もありますが、その場合は苗の実数にて価格を調整させて頂きます。

●納品
  納期は通常、約1~2年半後になります。納品予定時期になりましたら発送させて頂きます。培養途中のトラブルなどで納品予定数量に達しない場合、納期または数量の変更をお願いすることがありますので御了承下さい。増殖された苗はご依頼主様へ弊社からの直送を原則とし、運賃は宅配便着払い方式となります。

●お支払方法
  商品の特性上、すべて前金でお願いします。初代培養後、安定期に入り、増殖ステージに入った段階で請求書を発送します。受け取り後、1カ月以内にお支払い下さい。商品の特性上、前金を支払った後のキャンセルはできません。
  また最終培地へ定植後、個体の遺伝的特性によって突然に枯死することもあり、発注数量に達しない場合もまれに起こることがあります。その場合は、培養中の変化を報告しご相談した上で、生産を中止し、生産できなかった苗の代金のみを速やかにお返しいたします。

●ご注文の取り消し(キャンセル)
  商品の性質上、ご注文を取り消されても、一旦納入された金額は返却致しかねます。

●種苗と責任
  苗は強健な良苗をお送りしますが、万が一病気、栽培条件、施肥条件などにより生じた変異については、その責任は負いかねます。

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大阪放送局 新放送会館ができた日、・・・。

2005年08月27日 20時18分28秒 | 『出演番組』への想い
 画像の日付は、2001年11月8日になっています。確か2001年11月から新しい大阪NHKの新放送会館が始まりました。当時の某CP(チーフプロデューサー)から、「園芸の一発目は、トミーでいくから、ちょっと派手にお願いね!」と仰せつかり、滋賀県の生産者まで、贈答用のコチョウランをたくさんお借りして、派手にさせて頂いた記憶が残っております。総額80万円以上のランがスタジオに並びました。
 衣装も、地元の知り合いが、「一発目やから、格好悪い格好するなよ」と、なんと英国ブレア首相と同じスーツをプレゼントして下さいました。ネクタイとワイシャツは自分で買いなさいっと。なんとネクタイとワイシャツだけで、スーツが2着も購入できるほどの高級品でした(なんか小市民みたいで、貧乏くさいですね)。
 当時、番組担当の比留木アナと赤崎キャスターに、100本のデンファレ花束、紅白にして計200本、ご用意させて頂いて、番組冒頭に、プレゼントさせて頂きました。
 いまから思うととんでもないことをしていた気がします。公開生放送ですから、スタジオにお客様がいらっしゃらないと格好悪いので、お恥ずかしい話ですが、学生さんたちにも、「スタジオに遊びに来て頂けないか?」と打診したところ、2校の専門学校の学生さんたちが、放課後、大阪NHKまで来て下さいました。画像は、番組終了後、記念撮影したものです。「一般の来場者のお邪魔にならないようにしてくださいね。」と学生さんたちに、事前に念押ししたら、みんなお利口さんに来場者のお客様に椅子を譲ってくださり、当然、スタジオの椅子も足りませんから、学生さんたちは地べたに体育の三角座りをして静かに参加してくださいました。

「みんな、ありがとう」

へっぽこ先生なのに、今思い出しても、涙がでそうになります。あれから、4年経過しておりますから、もう23~25歳になっていると思います。いい子ばかりで、講師冥利に尽きるって感じです。講師を務めさせて頂いて、もう17年になりますが、なぜかしら学生さんたちからは、『トミー先生の講義は、講義らしくなくて面白い』(お褒めの言葉なんでしょうか?)と評価を頂き、ぼくの講師人生が続いております。当時の学生さんたちとは、年齢で16~18歳も離れていますから、世代としたら、一番理解に苦しむ間柄なのに、みんなこんな頼りないへっぽこ講師についてきてくださいました。30年離れると、親子の年齢差と同じになり、またわかりやすくなるんでしょうね。

 とても『われら青春!』(古いですね)とまではいきませんが、講師としてのピークだったのかもしれません(笑)。現在は学生さんとは22歳の年齢差ですから、はっきり言って『親子』です(爆)。先日も、頑張る男子学生にお昼をご馳走させて頂き、「番組前だから、ダイエットしてんだ。俺のご飯も食べてくれよ」と、彼のお茶碗に継ぎ足したら、
「先生、おれの親父みたい」って!
「はっきりいうなよ!おい!」
お父様の年齢を尋ねたら、42歳でした(爆)。
ハハ、・・・。ぼくとかわらない(汗)。

 律儀な卒業生は、就職が変わったら連絡してくださいます。お年賀もずっと下さいます。もう3000人越えてしまって、頭が老化してお名前も怪しくなるときがあるのですが、

「みなさんから頂いたご恩は、忘れておりませんから。みんなお金がないのに、へっぽこ先生のために、電車賃払って、応援に駆けつけてくださったことは、一生忘れませんから。なにか人生で息詰まったら、いつでも遊びにきてくださいね。一緒にお酒を飲みましょうね。ご飯もいっぱい食べてかえってくださいね」

「ブレア首相のスーツをプレゼント下さった清一兄ちゃん&くるみ姉ちゃん、デンファレ100本花束を苦労して作って下さった窪田夫妻、心からお礼申し上げます」

~トミ先(学校のあだ名)&まさかっちゃん(商店街でのあだ名)より~
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花に魅せられる虫・鳥・人

2005年08月27日 02時27分06秒 | 『花・野菜・果樹』に対する想い
15年前の投稿原稿です。いまリライトしたら、もっとマニアックな内容になってしまいます(笑)。

 花は読んで字のごとく、草が化けたものである。専門的には葉が変化したものとされている。では、なぜ花は美しく化けたのかというと『昆虫・鳥による花粉媒助』を受けるため進化したといわれている(虫媒花)。
 当然美しくない目立たない花も自然には多くある。花粉が風で媒介されるもの(風媒花)や、水の流れで媒介されるもの(水媒花)は、特に花を目立たせる必要がない。植物の進化の面からみると比較的古い時代に地球上に出現した植物(シダ、裸子植物)は、目立つ美しい花を持っていない。
 目立つ花は受粉(花粉を柱頭につけること、動物でいう交尾)を手助けしてもらうために、虫や鳥の目に付きやすくなるよう華やかになった。当然昆虫より可視光を受け止める範囲の広い人間が見落とすわけがない。我々人間は植物の性器をみてドキドキしているのである。
 花にとって花粉を媒助する生命体は昆虫・鳥であってもヒトであっても構わない。とにかく受粉を手助けしてくれる生命体なら何でもよいはずである。ただ『生き残って子孫を残すこと』が、地球上に生きとし生けるもの全てに共通する唯一の遺伝情報なのだから。現代の花屋の店頭に並ぶ花々は昆虫のためではなく、人類のために進化させられてきたようなものだとも考えられるし、逆に『虫媒花』から『人媒花』となり、人類を利用し共生しているとも考えられるだろう。
 たとえ『切り花』にされてもヒトが花を求める以上、『花の種苗』を絶滅させることはまず考えられないし、先進国、発展途上国を問わず、花を求める傾向は周知の事実であるから、進化の頂点に立つ高等植物の生存戦略はどちらにせよ的を得ている。

花の色

 花の色ってなに色と聞かれたらなんと答えるだろう。「花の色はたくさんあるじゃない」と答えてしまうであろう。では「色は何色あるの」と聞かれても、「たくさんあるんじゃない」としか答えられない。 
 もともと『全ての物質には色がない』。では、なぜ色々な色に見えるのか。色ってなんだろうか?自然の光は、虹の七色からもわかるように、種類の違った色、詳しくいえば様々な波長の光の集まりである。太陽光のスペクトルは、赤・橙・黄・緑・青・藍・紫と7色に分けられる。自然光はこれらの色が重なりあって真っ白に見えるのだが、事物と出会うことによって色を作りだしている。つまり、この違った波長の光を物質が吸収できずに反射した波長域の光が、その物質の色ということになる。例えば、赤い花は赤の波長域以外の波長を吸収して、赤のみ反射しているので、我々人間には『赤』に見えるわけである。しかし、これは人間の色の世界でいえることで、昆虫の色の世界はまた違ったものである。
 ミツバチは黄色、青緑色、青色の区別はできるが、赤と黒の区別はできないといわれている。つまり、赤い花も黒い花も同じ色に見えるわけだ。また、昆虫と人間との大きな違いの一つは、昆虫は紫外線を色の一つとして感じ取れるということである。昆虫の色の世界がどんなものなのか、私達人間にはとうてい想像もつかない。花に含まれている色素の大部分は、紫外部の色々な波長にも吸収スペクトルをもっているから、昆虫が見た花の色と人間が見た花の色とは、随分違うものであろう。もしかすると、昆虫の色の世界の方が、人間の色の世界よりもっと多彩で美しい世界なのかもしれない。虫媒花の花自身は、私達人間が認識している以上に、昆虫に目立つよう、多彩な色を放っているのかもしれない。
 花は葉が変化したものであることは、最初に述べたが、では花の色の移り変わりはどのようになっているのか。大昔、葉が花に変化し始めた頃は、すべて緑色であったといわれている。それが、長い年月を経て昆虫に見いだしてもらうために花色の幅を広げる進化をしてきたのであろう。地球の歴史が続く限り、花色の歴史も緑→黄→橙→赤→紫→青へと移り変わっていくであろう。白い花はどうなのか?白い花には白い色素が存在しているのでなく、水の中の小さな泡が白く見える原理と同じで、花びらに含まれる気胞が白くさせているのである。様々な波長の紫外線を反射させている白花は、我々人間にとって白花であっても、ミツバチにとっては想像絶するほどの多彩な花色をしているのであろう。
 現在では、まだ青い花は数少なく、花の種類によっては青い花は『幻の花』といわれている。育種家の間でも、青い花をつくりたいという願望は大きいようだ。ランでも青い花と言えばバンダであるが、進化した花色をもつバンダの発色遺伝子をラン科全体に取り入れることができるのはいつになることだろう。

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皆様のご意見お待ちしております。

2005年08月26日 16時08分02秒 | ~お知らせ~
普段、某局や民放のテレビに出演させて頂いたり、雑誌などで、園芸に関することを書かせていただいておりますが、やはり様々な制約のもと、残念ながらなかなか全てをお伝えすることができません。ここでは、自由気ままに書かせて頂くことになりますが、皆様のご自由なご意見をお待ちしております。わからないこと、疑問に思うことをお気軽にお尋ね下さいませ。園芸以外でも、かまいませんよ。
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トミー流ダイエット法

2005年08月26日 02時45分35秒 | トミー流・ダイエット論
画像は、おデブ・トミーの頃です(笑)

現在のトミーの体型は、身長168~170cm、体重58~60kgです。
身長も2cm、体重も2kg程度は、いつも変動します。
LLからMサイズに戻りました。

これは20歳の頃と同じ体型を維持していることになります。
だから、とても快適。人は20歳頃の体型が一番よいとされていますから。

27歳頃から毎年5kgずつ増えて、31歳で78~80kgまでなりました(笑)。
結局、35歳までそのおデブ体型を維持しておりました。

原因は夜食。
深夜に原稿を書くことが多く、いつも1日に4~5食食べておりました。

おデブの頃は、『お腹がすく』といった感覚がなく、いつも何かしら食べておりました。というより、「食べないと重い体を維持できない『気』がして」、完全に悪循環ですね。

身体がデブだから、重くてしんどい。
ちょっと動いただけで、しんどい。
だから動かない。
けんかもしない。
穏和になる。
ただもくもくと食べる。
しんどくなると、食べる。
食べ過ぎて、苦しくなって動けない。
動けないから眠る。
くっちゃねえ、くっちゃねえの繰り返し。
楽しみは食べることだけ。
色気など全く興味がない。
他人からどう見られても気にならない。
美味しいものをたくさん頂けたら幸せ。
このような悪循環は、太っている方なら、深く理解できるでしょう。

大学空手部の頃は、体重の増減は±5kgはできました。
それは筋肉での増減でしたが、プロテインを飲んで筋トレをすれば、
10日前後で可能でした。

2000年に拙著『ラン科植物のクローン増殖』を出版させて頂いたあと、
一念発起して、もとの体型に戻すことを決意しました。
上述の著書は、7年連載のうえにまとめたものでしたから、
自分の集大成みたいなものでしたから。「やっとでけた~」って感じで、
おデブ体型にも離別しようと決めたのです。

専門学校の学生さんたちに、夏休み前に痩せるからと宣言して、
お約束通り、秋までには15kgダイエットして、学生さんたちを驚かせました。

但し、体脂肪率は20歳の頃より、やはり増えたままです。
歳をとると、どうしても皮膚が重力に反応してたるんできますよね?
体脂肪率を下げていくことがこれからの課題です。

ではどうすれば、痩せられるのか、
ここにまとめておきましょう。
このブログ、長すぎると、ご覧下さった卒業生からは不評なので、
短めにお伝えしたいと思います。
詳細については、いずれ『トミー流ダイエット法』を出版する予定なので、
また書店でご覧下さいませ(笑)。

●朝食は、普通に頂きましょう。
●昼食は、トマトジュースを半分(400ml)飲み、スルメ&ピーナッツ&めざしを頂きます。
●夜食は、残りのトマトジュースを飲み干し、その後、おかずは頂き、ご飯(白米)はお茶碗に1/3にします。

毎日、800mlの市販のトマトジュースを飲みだけで、1週間で1~2kg減量できます。第1週目は2kgダイエットして、第2週目はその体重を維持します。第3週目にまた3kgダイエットして、第4週目は維持します。1ヶ月で5kgダイエットするのは、あまりお奨めできません。お医者さんに絶対に叱られます。1ヶ月2kg程度が理想でしょう。
ぼくは『やると決めたらやる質』なので、やってしまいました。
根性は人並み以上にありますから、でも死んでしまったら、もともこうもありませんから(爆)。
但し、出来る限り、歩いてください。
しんどい運動は絶対に途中で止めてしまうことが多く、無理は禁物です。
ぼくの場合は、専門学校から電車に乗らず、
1~2駅ぐらいはウオーキングを行いました。
町を散策する。おデブはすぐになにか食べたくなりますが(笑)。

トマトジュースは、青汁でも同じです。
できるだけ、ドロドロ系のものをお飲み下さい。
サラサラ系のリンゴジュース、キャロットジュースでは効果はありません。
ウンチが、トマトジュース色になったら、大成功です。

太る原因は、炭水化物で、ご飯(白米)、うどん、ラーメンでしょう。
ロケ弁当でも、ご飯を半分にするだけで、OKです。
お茶碗で頂くときも、お箸で2粒ずつ頂くのです。
途中で、食べるのがいやになってきますから。

大口をあけて、ご飯をほおばる行動は、またおデブに逆戻りですよ。

しかし太っておられる方は、『炭水化物が命!』でしょう?
野菜にも十分炭水化物が入っていますから、野菜からどうやって
エネルギーをひきだすか?が重要なんです。
つまり、野菜から炭水化物を引き出す腸内細菌が必要なんです。

また食物繊維は、腸内で肉を包み込んで、ウンチで出してくれるからいいのです。
発ガン性物質もすべて洗い出してくれるから、トマトジュースが効くのです。

さらに『リコピン』が若返り現象を起こしてくれるので、めちゃうれしいですよ。
ぼくの体内年齢は、55歳から32歳まで戻りましたから。
現在41歳ですが、見えないでしょ?同年代の男性と比較しても、そんなに老け込んでいないと自負しています。

が、急激なダイエットの代償もありました(汗)。
ハゲました。急激なダイエットはハゲます(笑)。
スタジオでのカメラマンも意識して、ハゲが映らないように撮影してくださいます。メークのお姉さんは、ハゲ隠し用のファンデーションを塗布してくださいます(笑)。ハゲ文化は日本特有のもので、西洋でもあることはありますが、ハゲ俳優はたくさんいらっしゃいますでしょ?トミーはハゲ園芸研究家でいきますから。

カツラ業界へ就職している卒業生からも、カツラや育毛剤を薦めてくださるのですが、ぼくは自然のままでいっちゃいます(爆)。姿、形じゃないでしょう。
人はハートです。人は徳です。人は知力・体力です。そしてその人しか持ち得ない『気力』だと、ぼくは思います。
だからといって、おデブのままでいいや!というのは、ちょっと、・・・。
肥満は成人病を引き起こしますし、なによりも地球上で生産できる食糧には限りがあるのです。現在も60億の人口のうち、ぼくらのような飽食ができるのは、20億の人々しかできないのです。それが最終的なダイエットへ導く哲学だと思います。
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『気』からみたトミーの素性

2005年08月25日 13時16分17秒 | トミー流・哲学
 オフィスで仕事をしていて、外に人の『気配』を感じたら、決まって、トミーオフィスの前を人が歩いています。みなさんも『気』を感じることはよくあるでしょう?『気』は身体から出ている『電磁波』の1種ともいわれています。身体を動かすと、筋肉や関節から電磁波が放出されるのです。
 愛犬はご主人がマンションの一階の入り口に立っただけでも、そのご主人特有の歩くリズムから放出される『電磁波』を感じ取り、部屋の玄関まで尻尾を振って待っています。
 人は悲しいかな、出産時に産道を通り抜けてくる際、短時間の窒息状態により、第6感を失ってしまうといわれています。よく超能力や不思議な気を持つ人は、この出産時の第6感を失わなかったからなのかもしれません。

 よくあの人には『オーラ』がある。っていうのもよく聞きますね。同じ『気』でもすごくかっこよく気を放出されている場合、人は『オーラ』というのでしょう。どうすれば、オーラを身につけることができるのでしょうか?
 結論はいたって簡単なことで、「人とは異なる身体の動かし方をすればよい」のです。
 例えば、『姿勢をよくする。人から見て美しく見える立ち方を維持する。』

 たった、それだけでも身体からオーラがでてきます。テレビに出演されている方々は全て意識されていると思います。

~私事で恐縮ですが~

 トミーは今から20年前、とんでもなく身体から『気』?が放出されていたみたいです(笑)。わかりやすくいえば、『スーパーサイヤ人』のような『気』でした。それは『オーラ』ではなく、『危ない気』だったみたいです(爆)
。「オラ、オラ、オラ~」とチンピラだったわけではありません(オーラとオラをかけています。ここで笑わないと、あとで笑うところがありません)。

 おそらく、大学4回生のときに空手部で睾丸を蹴られ入院し、おかまになりかけて(汗)、その後、米国でのカラテクラブで、血の気の多いメキシカンなどと戦ってきたからでしょう。アクション映画を見ていても、勝手に身体が微動するんです。当時、空手の師匠からTVコマーシャルの場面が変わった瞬間に、『突き(パンチ)や蹴り(キック)』を瞬時に出せるようにと、教えを受け、真面目に練習を繰り返ししていたからでしょう。当時はそれこそ、異常な反射神経だったと思います。格闘技では、ちょっとポイントをずらすだけで、致命傷には至りませんから。

 そのような鍛錬を繰り返すと、他の人にはない、独特の身体の細胞の揺れ、いわゆる『気』が放出されるようになります。

 一昨日も地下鉄で見つかってしまいました。サングラスして、MD聞いて、おとなしく座っていただけなのに、お向かいのお上品な奥様に、微笑みかけられ、「う?、なんやろ?」としかめっ面していると、ファンのかたでした。プライベートのときに、お声をかけて頂けるのも、有り難いのですが、いつまでたっても慣れましぇん。ただの花好きオヤジですから、ぼくはタレントではありません。物書きとしての文化人(自分でいうか?他人にいってもらうものやろ)の端くれです。

 コンビニで、サンドイッチやH雑誌などをレジに持っていって、店員さんが、袋に入れながら、「トミー先生ですね、いつもテレビみてますよ」って、お声をかけてくださるときがよくあります。
 はっきり言って、「お声をかけないで~!H雑誌購入してるのが、バレバレじゃないですかあ~。」H雑誌を購入するトミーが馬鹿なんですね。二度とそのコンビニにいけなくなるので、どんどん行けるコンビニが減ってしまいます(アホですね)。
 テレビやラジオは、あくまでもマスコミ用キャラ『トミーという虚像!』ですよ。ぼくにもプライベートがあり、ただの変なオヤジです。でもね、おばあちゃんや奥様方にね、好意を持ってお声をかけて頂けたら、やっぱり、花好きおにいちゃんという、『優しいトミー』に変身してしまうんですよね。‘ぶりっこ’(死語ですね?)してるんだろうな~(笑)。

 このブログをたまたま見られた方にお伝えしておきます。以下がトミーの素性です。
 趣味は阪神タイガース、格闘技、作曲、楽器演奏、ファッション、映画、散歩、外国料理、海外の自生地巡り、外国語の習得、キャラクター作成、絵本作りなどです。
 収集しているものは、花の本、園芸書、絵本、怪獣図鑑、怪獣フュギュア、特撮プロップ、サングラス、ジッポ、ウエスタンハット、ヌンチャク、ムチ、ナイフ、剣、サングラス、リング、腕輪などなど。
 好きな料理は、チャモロ料理、イタメシ。

 こうやって見ると、いかにも変なやつだと思われるでしょう。そういえば、海外での友にはいつも「Something Strange(君はなにか変だよ)」といわれてきました。

 本来の専門は『花卉園芸学』と『植物バイオテクノロジー』。もともと120年続いた老舗の製麺業とラン屋の跡取りだったので、大学進学の際は、料理界の東大?(辻調理師専門学校)に進むか、園芸界の東大?(千葉大学)へ進むか、真剣に悩んでいました。

 結局、心を満たしてくれる『花』をライフワークにしたわけですが。真面目に勉強して、きちんと千葉大学園芸学部を卒業し、その後はハワイ大学の植物生理学研究室へ、20代前半は『ハワイ大学の教授になる』のが夢でした。結局、商売人の倅だから、父は仕送りを止め、急遽、無理矢理帰国することになりました。

 30才になるまでは、仕事への考え方で父とぶつかり、勘当の連続でした。勘当の度に外の仕事(農大・専門学校の講師、会社の顧問、執筆業、TV出演など)をとってきて、自由に様々な仕事をさせて頂きました。

 家業の製麺業であるうどんの配達もしていましたよ。
「まいど~」
「うどん、5枚、そば3枚」
 当時、麺は蒸籠(セイロ)という木枠に‘ス’という簾(スダレ)を敷き、その上に20個並べていたのです。20個入りを1枚という単位で配達しておりました。

「おにいちゃんはテレビに出て優秀やのに、あんたはずっと配達なんやな~」

心のなかで、「あの~、テレビにでてるのも、ぼくなんですけど~」つぶやいていたのですが。配達先の飲食店の方々は、配達しているぼくが弟で、テレビにでているのは優秀な兄と認識していたみたいです。恐いでしょ?職業に貴賤(きせん)無しって本当かな?真剣に悩んだ時期でもありました。

 いまにいたっては父に感謝しています。そんな変な仕事人生を過ごしてきたから、本人はいたって真面目なつもりなのですが、他人が見ると、どうも調子良さそうな、どうも悩みがなさそうな、どうも幸せそうな、楽しい人生を送っているように見えるようです。

~トミーの原点~

 思えば、光の国からやってきたウルトラマン(光エネルギーが彼の源)から、『光合成の重要さ』を学び、仮面ライダー(バッタ人間)から『細胞融合というバイオテクロノジー』を学び、ぼくの基礎が出来たようです。だから円谷英二監督と石ノ森章太郎先生を心から尊敬しています。

 空想の世界だけではない、人類の未来のために、真剣にバイオテクノロジーの研究に青春を捧げました。結果、どのような植物でもクローン増殖が可能となり、遺伝子レベルでの育種も夢ではなくなりました。

拙著;『ラン科植物のクローン増殖』

 そんな科学技術が大好きな小生は、少なからず息子にも影響を与えているようです。~息子は大きくなったら、仮面ライダーに変身できる変身ベルトをぼくのために創ってくれるそうです~

「素晴らしい」。

 思わず小学3年の息子を抱きしめました。キューティーハニーの空中元素固定装置を開発するくらい大変な科学技術なのに。それは具現化すれば、ノーベル賞をもらうほどの発見でしょう。ぼくの息子はなんてたのもしいんだろうと思います。

 20年後、世界を守るヒーローがいたら、その正体はトミーかもしれません(笑)。

「息子よ、揶揄される立場から羨望されるような智力を身につけ、人類の未来へ貢献しなさい。それまで日々、切磋琢磨です!」

 画像は、仮面ライダー響鬼にご出演されている安達明日夢役の栩原楽人氏とトミージュニアです。9月3日から公開される、劇場版『仮面ライダーヒビキと7人の戦鬼』でエキストラで出演?しています。科学者じゃなく、役者になったらどうしよう?と悩んでいる父トミーでした(爆)。
コメント (4)
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『一期一会』と『トミー流バクテリア論』

2005年08月24日 17時52分54秒 | トミー流・哲学
なぜ?人はなにかに固執するのでしょうか?
なぜ好きなもの、不得意なものを判別してしまうのでしょうか?
人の気持ちは普遍的なものではないのでしょうか?

園芸好きなかたが、園芸をやめてしまうことはあり得るんでしょうか?
普通は、園芸好き→自然好き→地球好き→生物進化の謎 
まで行かないのですよね。

一般の方々は、人類の歴史がたまたま成り立っていることをご存じないんですね。残念です。ほんの一瞬でも、この広大な宇宙で、偶然起こったことなのに。
『一期一会』っていう意味が益々分からなくなります。

ぼくはもう厄年オヤジだから、『自我』が確立しています。
「30にして人になり、40にして迷わず、50にして天命を知る」
を実践しております。仕事の上では、迷いはありません。

~トミー流バクテリア論~(話半分に読みましょう)

しかし個人的なプライベートのマイナー部分では、どんどん変わっていきます。
だから、ぼくは心境の変化があったとき、必ずリングを入手します。
それは、指の間に存在する特有のバクテリアを保持しておきたいからです。
愛犬は必ず指の間を舐めてくれます。
それはご主人の特有のバクテリアを腸内細菌に取り入れて従順するためです。
だからぼくは自分自身に従順でいたいがために、その時代のバクテリアを保持するため、新しいリングを入手して、バクテリアを擦りつけておきます。

恋人同士で手をつなぐとき、親密になればなるほど、指を絡ませてつなぎますよね?それは指と指の間に存在する固有のバクテリアを交換しあっているのです。
他人のバクテリアが皮膚に着くと、皮膚上を増殖していき、やがて口から腸へと移行していくといわれています。痘痕(あばた)も靨(えくぼ)、愛すれば欠点まで好ましく見える意味ですが、パートナーのうなじ、脇、股間、脚の指の間などのバクテリアを交換すれば、どんどん あばたもえくぼ になっていくのでしょう。とても興味のないかたのそんな部位のバクテリアを普通は欲しませんでしょ?

つまり、『へそのゴマや爪の垢を煎じて飲め』という由来は、その尊敬すべき人のバクテリアをもらえ!という長い歴史の上で、解明されてきた謂われだと思います。

美容師の卵に、シャンプーばかりさせられている方は、アトピーぽくなられているのをご存じですか?石鹸を使用したら、半時間は、石鹸で手を洗ってはいけなのです。生き残った常在細菌がまた皮膚の上を増殖して、皮膚を覆い尽くし、皮膚を悪玉菌から守ってくださっているのです。潔癖症なんて、もってのほかです。石鹸で手を洗い続けると、やがて常在細菌が死滅して、砂漠状態になってしまうのです。

一度、銀座のクラブに接待で連れて頂いたことがあります。そこのママは自分の鼻の脂をコップになすりつけて出しておりました。
「ママ、ぼくは関西人だから、来週来られないよ!」
「新しいコップに変えてよ!」
用心棒さんがいらっしゃって、「保健所に言ったら、いてこます!」
と脅されました(笑)。バクテリアの付いたコップで、お酒を頂いていると、ママのバクテリアが体内に入って、1週間くらい経過すると、またそのお店が気になってくるようです。つまり他人の常在細菌はその人を変えてしまうのです。

だから政治家は、選挙になると、握手しまくって、
バクテリアをなすりつけて投票してもらうのです。

さらに、恋こがれていたスターに握手してもらったら、「私、絶対手を洗わない」ってよく聞きますね。恋こがれていた人のバクテリアは、全細胞が欲しているのですよ。その人に近づきたいんですよね?

どうですか?スキンシップの本当の意味がご理解できましたか?
仲良くしたいのなら、常在細菌の交換をすればよいのです。

満員電車で、女子学生が、脂ぎったオヤジが隣にくると、ひいていますよね?
それは、全身の体毛が逆立ち、そのオヤジのバクテリアをもらいたくなくて、
ぞわぞわされているのです。60兆個の全細胞が、そのバクテリアをもらいたくなくて、体毛を逆立て、自己防衛しているのです。なにも言葉で「きも~このオッサン」と発しなくても、大丈夫なんですよ。お嬢さん!

セクハラなども全て同じ理由です。
スキンシップしていい方と、スキンシップしてはいけない方々がいらっしゃることを男性陣は深く理解すべきだと思います。女性は子孫を残されますから、いやな遺伝子を持つバクテリアを本能的に拒否してしまうものなんです。

だから本当の意味のスキンシップって、非常に重要なことなんですよ。

 『常在細菌の不思議』については、以下の本をご参考にしてください。

人体常在菌のはなし

女性は出産の時、浣腸をしますよね?赤ちゃんが雑菌に汚染されないように。そのときに、腸内細菌が全て流れ出てしまうのです。その後、おっぱいをちゃんと出すために、ちゃんと好き嫌い無しで、食事されますよね。そこで、広く一般に食品に付着するバクテリアが身体に移行していくと思うのです。だから、女性は出産すると、女から母へと変貌していくのです。

身近にいませんか?ガキっぽいオヤジ!ぼくを含めて、生まれてから一度も腸内洗浄をしていないと、幼い頃の腸内細菌(バクテリア)が腸内に住み続けるのです。だから、ガキっぽい、男性はたくさんいるのです。

生まれた土地に戻りたいという焦燥感も、腸内バクテリアがそう思わさせるのです。自分の基盤は、やはり故郷の地面に含まれるバクテリアだからです。

母の料理が美味しいと思うのも、母の手のひらに付着するバクテリアがそう思わせるのです。

だから死にたいと思ったとき、浣腸すれば、なぜ死にたかったのか?不思議に思うことがあります。人の性格と腸内細菌は非常に密接に関わっているのです。キャラを変えたかったら、なにも浣腸をしなくても、嫌いな食べ物を敢えて頂きましょう。少しずつ、その嫌いな食品に付くバクテリアが、あなたの腸内細菌となって、史上最強の人類へと変えてくださるはずです。

ぼくはいつも海外にいっても、「やばいかな~?この食べ物」と思っても、頂きます。20年前はお腹を壊しておりましたが、最近では壊さなくなってきました。それは腸内でバクテリア同士が戦い、強いものが生き残るからです。かといって食べ物から感染する肝炎をもらったら、しゃれになりません。全てほどほどに。

ぼくは、外国のかたからも、よく変わっている(Something Strange)と言われます。典型的な日本人ではないようです。若いときから、両親や先人のお陰で、様々な国々を放浪させて頂いたからだと思います。様々の国のバクテリアを腸内で飼っているのでしょう(笑)。

このブログをご覧になってくださった皆様、
いろんな食べ物を頂きましょう。
そして、頂く前に「命を頂きます」とお礼の念を込めましょう。

人を初め、全ての生命体は、偶然のもとで、生かさせて頂いているんです。

だから愛したもの、全てにおいて、
自分の根底を変えないように、
愛し続けたいのです。

ぼくは人類の歴史に名を残していきたいと思います。
著書を出版するのも、同じ意味合いです。

人は姿、形が全てではないのです。
生き方が、その人の哲学が、永遠の魂として、宇宙へ漂うんだと思います。

たくさんの著書を書き残してきましたから。

後人にほんの少しでも気にかけて頂けたら、本望なんです。

富山昌克
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押尾コータローさん、・・・。

2005年08月22日 03時00分16秒 | 『共演者様』への想い
2004年3月2日。
 大阪NHK『ぐるっと関西おひるまえ』にゲストとして、押尾コータローさんが来てくださったときです。音楽に興味があるので、天才ギタリスト、押尾さんのことは、デビュー当時から存じ上げておりました。同じ大阪人ということで、すごく親近感を持っていたので、番組でご一緒になれるということで、とても感激してました。わざわざ、番組前に、東急ハンズへ行って、メタリックブルーのミニギターを購入してきて、コータローさんにサインしてもらおうと、虎視眈々とお馬鹿な企てをしておりました(笑)。
 当日、彼にお会いして吃驚。でっかい人でした。アメリカに住んでいたことがありましたので、KARATE CLUBでもでかい西洋人と戦っておりましたから、2m級の選手でもあまりびびらないのですが、コータローさんは、ホントでっかい人でした。
 彼はとても社交的で、愛想がよく、気前よくギターにサインしてくださいました。お礼を言いながらも、つい、関西人の悪い癖がでて、ブラックジョーク的に彼に言ってしまいました(ごめんなさい)。

『あの~、このギター、ヤフオクにだしてもいいですか?』とお伝えしたら、

『トミーさん、出すときは言って下さい。自分で高くなるように落札しますから。

かっこわるいじゃないですか。安く落札されると』。

 いいですね、同じ大阪人。ボケとつっこみがあって。

『押尾さん、ギターはぼくの宝物です。いや、家宝ですよ(笑)。それにプレゼントしてくださった、CD「Dramatic」とDVD「ドラマティック☆ライブ」。とても大好きで、毎日に聴いていますよ。』

最近はタイガースの選手とCMにも出演されていますね。がんばってくださいね。
世界へ羽ばたいてくださいね。心より応援しておりますよ。フロム トミー

当時の番組の様子は、以下のサイトの3/2のところに載っています。
コータローさんのファンの書き込みです。
コータローさんのファンの書き込み



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レギュラーが始まった日?

2005年08月20日 13時22分11秒 | 『出演番組』への想い
2001年4月5日。『とっておき関西』が始まった日。
 ディレクターの橋本美和女史とのスナップ写真。2000年の7~9月に20kgダイエットしましたので、その半年後ですから、身体がずいぶん順化してきた頃です。彼女は、2年間番組を担当してくださって、その後カナダへ、自分みつけの旅に出て、現在、九州の実家へ戻り、TV関係のお仕事に復帰しておられるようです。
 このような縁の下の力持ち的な方々が他にもたくさんいらっしゃいます。TV番組は様々な方々のご協力でできあがっているのです。トミーはたまたま出演依頼が来て、出させて頂いているだけであって、とてもぼくだけの知識、力だけでは成り立たない世界なんです。仕事を頂いた時は、必死にがむしゃらにこなしていくだけで、振り返る暇もありません。レギュラーの初めの2年間は、銘デレクター橋本美和さんに大変お世話になりました。ちゃんとしたお礼をお伝えできることもなく、時間は進み、未来へ向かっていってます。
 テレビをご覧になってくださる視聴者の皆さんには、スタッフのお姿を見ることはできませんが、公開収録や公開放送のときに、スタジオに遊びに来て頂ければ、彼らの真摯な取り組みの一部が見られると思います。受信料の不払いが続いているようで、ちょっと悲しいです。末端の僕達は、必死にこなし、弊社からの持ち出しもあり、少しでもテレビをご覧になって下さる方々に喜んでもらうと努力させて頂いているのですが、・・・。以前、大阪NHKの局長がNHKは日本人のライフラインだとおっしゃっていました。国営放送ではなく、公共放送。みなさんからの受信料で成り立つ世界なんです。災害や戦争など起こったときも、皆さんに最後まで、電波を届けるライフラインなんです。今一度、NHKの存在の重要さを再認識して頂けたら有り難いです。
 サンTV『手づくり花づくり』、NHK『趣味の園芸』、大阪NHK『ぐるっと関西プラス』の3つの番組においては、トミーのキャラを変えて出演させて頂いております。ぼくはタレントでも芸能人でもありませんが、文化人の端くれだとしても、なにか視聴者のみなさんに喜んで頂けることはないか、ほんの小さな努力をさせて頂いております(笑)。本当のぼくの性格は、気が小さくて、緊張するとお腹を壊し、どうしようもない『あかんたれ』です。いま8歳の息子を見ていると、よく遺伝していて、自分を再確認できます(笑)。

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