昨日の投稿記事は申し訳ありませんでした。
楽しみに読んで下さっている方々がたくさんいらっしゃるのに、
大変ご心配をおかけしまして、・・・。
変なタイトルを書いて、とても恐縮しますが、
ここに今の想いを書き留めておきます。
まためちゃ長文だから、お時間がない方は遠慮されたほうがいいかも?
いつもすみません。いっぱいいっぱい想いがあるんです。
いっぱいいっぱい悩んでいるんです。
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トミーにはプライベートがあって、ないようなものです。
ネットで『富山昌克』という名を検索すれば、
すぐに膨大なトミー情報がひっかかってきます。
マスコミに出させて頂いている以上、致し方ないことだと思いますが、
ここにいることがいつもみなさんにバレテイマス、・・・。
否定語を使わない主義で、否定的観測をしない主義なんですが、
みなさんがハンドルネームや匿名でブログやHPを作られるのとは、
やや状況が異なるような気がします。
マスコミにおいて、タレント的な生き方を邁進するには、
「あ~もう少し見たいな!」と感じさせることが大事なポイントで、
決して全てをさらけ出してはいけないのです。
『魅力』とは、理解できないことが残るため、
単純に「もっと知りたい」という知的欲求から、
あるタレントに惹かれてしまうものでしょう。
ここにトミーとして苦しみは生じてきます。
「どこまで、富山昌克を露出すればいいのか?」
「どこまで、『園芸研究家トミー』を演出すればいいのか?」
やはり答えがでないのです。
タレントという存在は、自己顕示欲の塊でしょう?
みなさんに見て頂いて、なんぼのもんですから。
トミーはもともとただの植物バイオテクノロジーの研究者であり、
しがない洋ラン屋さんの倅だったはずなのに、
いつのまにか、マスコミという大きな海原に飲み込まれてしまいました。
つまり、明らかにタレントとして、成り立っている『トミー』が存在しています。
別に芸能プロダクションに所属しているわけではないので、
完全なタレントではありませんが、
最近、よく芸能プロダクションに所属した方がよいと薦められてしまいます。
しかしタレントではなく、『純粋な園芸家でいたい』だけなんです。
でもトミーはいつしか『園芸を広める使命』を背負ってしまいました。
皆さんから、ブログに決してコメントを求めているわけではありません。
ぼくは見て頂くことが仕事ですから、・・・。
アクセス数が増えているだけで、それだけで、
一種の社会貢献をさせて頂いているつもりですから。
でもこれって単なる自己満足かな?って思うことも多々あるんです。
NHK『趣味の園芸』、大阪NHK『ぐるっと関西plus』、サンテレビ『手づくり花づくり』に出演させて頂くだけでも、すごい有り難いことですものね。もうテレビも18年になりますから、トミーはずっとブラウン管のなかで成長してきました。
これも視聴者のみなさんのお陰ですものね。
みなさんに、園芸の楽しさを伝えたい!
みなさんに、花の美しさ、花の癒しを伝えたい!
みなさんに、サイエンスの素晴らしさを伝えたい!
みなさんに、花と共に生きていく素晴らしさを伝えたい!
みなさんが争いなく、平和に、花々に囲まれて幸せに生きてもらいたい!
人類を絶対に滅亡させたくない!
だから、将来はNASAで働くのが夢なんです。
だから、
アミールプロジェクトで頑張っているんです。
以下は、
グリーン情報に連載させて頂いている原稿の一部です。『トミーの園芸ビジネスコラム』というタイトルで、園芸店や卸売市場へエールを送っているものです。ここの連載は真剣にかいています(って書けば、他の連載は手を抜いているように聞こえますね、みんな真剣です)。機会があれば、ぜひ手にとって読んでみて下さいね!購入して頂けるともっとうれしいですが(爆)。
あくまでも、全国の園芸店の経営者の皆様に書いた内容ですよ。
このブログを読まれている方々へのメッセージではありませんからね。
誤解されないように。
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■現在もなお『反HP派+反ブログ派』のトミー
出来損ないのHPを持つトミーは以前から『反HP派+反ブログ派』でした。「いったいどうやってHPやブログを見つけるのかな?」と素朴な疑問がありました。有名人については、その人をもっと知りたいという知的欲求から、インターネットで検索してみますよね?最大のネックはそこなんだと思います。無名の場合、検索してもひっかからない場合が多く、「どうやってお客様のPCに弊社のアドレスを打ち込んでもらえるのか?」という素朴な不安がありました。あることはあるんですよ。検索で必ずひっかかるようにする術は。
いまから10年ほど前に、印象的な広告がありました。雑誌の全面広告なんですが、全ページが真っ白なんです。その白地ページの中央に赤字でHPアドレスのみがやや大きく掲載されていました。ネットのアドレスしかないので、一見、なんの広告か全くわかりません。すごい誘導の仕方ですよね?知的欲求をくすぐる方法だと思うのですが、PCを持っていない方にはまったく広告の意味をなさないものともいえます。当時は「この会社、えらい自信があるんだろうな?」と感心していたほどです。しかし最近は、マクドナルドのテレビCMでも、「続きは、HPで!」みたいなものがありますよね?PCが一般家庭に普及して、確実にインターネットが浸透しているということなんでしょう。
それでもトミーはいまだに『反HP派+反ブログ派』の精神が続いています。だから維持管理費がかからないものしか利用しておりません(せこっ!)。本当に宣伝効果があるのなら、世間の波に従い、HPやブログで宣伝広告すればいいと思いますが・・。
■トミーという虚像のキャラであっても個人情報は錯綜しています
ぼくはただの園芸家です。いやマスコミでは園芸研究家で通っています。悲しいかな?個人情報の保護はあってないようなものです。ここが最大のネックでもあり、最大の利点かもしれません。テレビに出ると、○ちゃんねるのようなサイトに書き込みがあります(汗)。興味を持って頂いた段階で、検索してくださることもあるみたいです。でも基本的にHPなどは得意なほうではないので、ずっと「工事中」にしたままで、よくお叱りをうけておりました(爆)。心のなかでは、仮にも『物書き』という仕事をしている以上、なぜ情報を無償提供しなければいけないのか?という迷いがあったのかもしれません。
しかし、考えは変わっていくので(なんで?180°変わんねん?)、『トミーのブログ』を立ち上げました。このブログは、あくまでも一個人としての思考実験です。園芸番組の思想的背景等とは関係なく、特定の作品や人物・思想・宗教などを批評・批判することを意図したものでもありません。必要があれば、適宜さかのぼって修正・改稿することもあります。引用に関しては、いずれ出典リストをつくりたいと思っています。事実誤認等がありましたら、トミーまでご指摘いただければ幸いです。
■狭い日本では、HPやブログは単なる『覗き見』程度?
米国は日本に比べると国土が大きいことは周知の事実です。大きいからこそ、インターネットを利用した『ネット販売』が浸透しているのです。車に乗ってお買い物に行けるのは、すぐ近くのスーパーマーケット地帯(ショッピングモール)だけですから、生活必需品は入手できても、趣味の世界を全うさせてくれるお店にはなかなか行くことができない土地柄となっています。しかし日本は国土が小さく、流通面でも世界一を誇れるほど、素晴らしい流通事情となっています。つまりネットで見るHPやブログなどは、まだまだ覗き見程度の域を超えていないのではないかと思います。しかし確実に『ネットで販売していくといった世界』が構築されつつあるのでしょう。
『ネットオークション』はすでに大きなマーケットになっているようです。サンデーマーケットや朝市を見るような感覚で、ネットオークションに参加される方が増えているのです。それは掘り出し物が見つかるというワクワク感があるからです。「恐いなあ~この出品者、大丈夫かな?」とびびりながらも、送金手続きを行い、品物が無事に手元に届くと、この上ない喜びが得られます。結局、小心者的なお買い物を楽しんでおられる方が多いことでしょう。だから売れ残りをまめにネットオークションで掃かしておられる園芸業者も多いのでは?相手が見えない世界だからこそ、怖さも楽しさも共存しているところが面白いのでしょうね。
■『反HP派+反ブログ派』から発信したいネットの怖さ
書籍には編集長がいて、様々なスタッフが目を光らせ、クレームがこないように責任ある内容を出版しています。正しい情報提供をしてはじめて社会貢献になるのです。しかしネット社会では、編集長がいるわけでもなく、全くの個人単位で、様々な情報が発信され続けております。
ここに最大の怖さがあります。読み手に判断能力がないと、誤った情報を入手してしまうことになります。子どもたちには20歳になるまで、覗いて欲しくない、PTAが躍起になって反対すべき非推薦図書も存在します。PTAにとってはネット自体が非推薦ツール扱いになってしまうかもしれません。
最近では仕事に関わったスタッフの一部がブログで何気なく書き込んだコメントによって、ネタばれが起こったり、お客様を愚弄する発言などがあったりして、その結果、社員がくびになったり、会社が謝罪するはめになった事件も起こっています。
ブログの罠にでています(PCの方はクリックしてください)。
■『反HP派+反ブログ派』であっても利用する訳
ネットが、現代社会でどんどん普及している理由は、手軽に自分の見たい項目のみを選択して見ることができるからでしょう。知らないお店にはじめて行くとき、ネットで店舗を検索すれば、地図や開店時間などの情報を即座に手軽に入手できます。さらに車のナビを使えば、目的地の住所を入力するだけで、道順はもちろん到着時間まで推測可能になり、無事に目的地へ行けるという世の中になりました。
企業や店にとっては、不特定多数のお客様に対して時間を問わず、常に情報を公開できるということが大きな利点なのでしょう。如何にタイムリーに、今の生きた情報を瞬時に発信できるかが、鍵となっているんでしょうね。例えば、音声入力で、スーパーのタイムセールのような、「いまだけお得ですよ!」というきめ細かい情報を不特定多数の方々へいつも発信し続けることが最重要事項だと思います。
HPやブログでの安易な広告だけではなく、貴社の理念、社訓も掲載すべきだと思います。お客様を思いやる心や姿勢が現れていて、はじめて広告の第一歩が始まると思うのです。「そんなことわかっとる!」あ、お叱りを受けそうなので、最後に本題を・・。
■責任ある情報の提供
更新されていない(新しいページや新しい情報提供がされていない)HPに訪れると、来られたお客様はがっかりします。ブログがもてはやされる理由は、簡単にアップ(更新)できることでしょう。だから、毎日変えていく必要があります。会社が大きくなればなるほど、会社を運営する個人の顔が見えづらくなってきますよね?そこが問題なんだと思います。園芸会社であっても、個人が創った会社なんですから、会社を代表する個人的見解をお客様にお伝えすることが早急だと思われます。ただそこには大きな落とし穴が潜んでいることもあります。
正しきユーザーに真面目にタイムリーな情報を広告して、販売に結びつけていかなければいけないことを今一度、念頭におくべきだと思うのす。ぼくのブログは敢えて広告していません。過去に膨大に執筆してきた原稿がありますので、それを小出しして、読んで下さる方々へ情報発信しております。長く、重く、しんどい文章を読んで下さるユーザーをスクリーニングするといった行動を続けているのです。そのようなお客様は必ず広告も最後まで読んで下さると思うからです。ここにトミー流の戦略があります。
ちなみに、トミーのブログのなかで、一番アクセス件数が多かったものは、『トミー流ダイエット法』です。どうですか?世間ではこのような興味しかないのです。もっと地道に園芸とダイエットとを融合させる商法を考えていかなければならないと思います。
頑張って邁進していきまっしょい。
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ちなみに本日は週末の番組のための準備に振り回されていました。
頑張ります。少しでも視聴者の皆様に園芸に興味を持ってもらえるように。
画像は2005年1月22日です。コチョウランの収録前夜、真吾ちゃんや須磨さんとお食事していたときのスナップ写真です。真吾ちゃんはザルだから、強いよ~。