8月21日 (水) 曇り 高校野球準決勝戦
今年の高校野球で、長野県大会で強豪佐久長聖を破って優勝した上田西が8月11日木更津総業と対戦することになって、実力を見せつけ鎧袖一触と思いきや、アベコベに7点をとられたのを見てガッカリしてテレビのスイッチを切った。後でテレビを見て7:5と後半奮闘したことを知ってやっと納得した。
それ以来、高校野球から遠ざかっていたが、3回戦あたりから有名高校の大阪桐蔭や埼玉の作新学院などが脱落し始めたので、再び興味が湧いて来た。特にベスト8に残った19日の4試合はすべてが1点差で力が入った。
① 花巻東(岩手)が鳴門(徳島)を5:4で破り②日大山形(山形)が明徳義塾(高知)を4:3で破り、③前橋育英(群馬)が常総学園(茨城)を3:2で破り④延岡学院(宮崎)が富山第一を6:4で破ったことで高校野球の神髄を見た思いがした。抜きつ抜かれつの激闘、手に汗する熱戦に酔いしれた。明徳義塾や常総学園など強豪が破れ、東北勢が二校も勝ち残ったことも特筆ものだ。
しかし、今日の準決勝戦はあっけなく終わった。第一試合の前橋育英対日大三高は前橋育英が序盤に点を入れて三点差、この後夫々一点を加算して4:1。第二試合は花巻東対延岡学園戦。双方〇対〇の投手戦となったが、六回の裏延岡に2点が入って入ってそのまま逃げ切った。東北勢の決勝進出という彼岸は無なかった。
明日の決勝戦は前橋育英と延岡学園の対戦だ。何れが勝っても初優勝。勝利の女神はどっちに微笑みかけるだろう。熱戦を期待する。
再入院した5日からの日記(5)
8月13日(火)晴
今日からお盆だ。妻は「8月1日は“うらぼん”で13日が迎え盆、16日が送り盆だ」という。幼い時に親から教えられたので86歳になったも間違いないと信じている。私がそれは違う。盂蘭盆というのはインドの言葉から来ているんだ。旧暦の7月15日を(盂蘭盆)と言って父母や先祖の霊を供養して先祖の霊を祭る行事をする日だ。1日にお墓参りをするのはお盆を迎えるのに一足早くお墓の周りを整えるいい習慣だから先祖から続いてるんだ、と言い続けてきたが未だ信じて貰えない。
私は子供の頃、東京で育ったので、お盆は7月の15日,12日頃にはお仏壇に野菜や果物を供えて、16日には「お迎え!お迎え!」の声を聞くとお供え物を下げて渡していた。食べられるものなので勿体ないと思って居た。
東京に小僧さんに来ていた子供たちも盆と正月には「藪入り」といって16日には休みが貰えた。いまは高速道路が麻痺するほどの民族の大移動が行われる良き時代となった。
7月のお盆は東京ばかりで周りの土地では一月後れの8月なので馬鹿にしたもんだ。飯山に住んで、お雛様が3月なのに端午の節句が6月、中野では桃の節句が4月と一月遅れと聞いて驚いた。その土地の農繁期を外してやるのでそうなったんだという。
私は無宗教でお経や説法などには関心はないが、自分があるのは先祖のお蔭だ。先祖の供養は人間のなすべき務めだ、と思って居るが・・・。
〇 パパ・妻来る スイカ持参
〇 AM11:00~12:00 宮嶋さんのリハビリ
〇 PM2:30~3:30 大川さんのリハビリ
〇 PM5:00 宮崎夫妻病気見舞いに来てくれる。
8月14日(水)晴
漢方薬に「葛根湯」という風邪薬があることはよく知られてるが、1945年8月14日に満州国興安総省(現在の中華人民共和国内モンゴル自治区ヒンガン(興安)盟ホルチン右翼前旗葛根廟鎮)に於いて日本人避難民約千数百人(うち9割以上が婦女子)がソ連軍および中国人郷民によって攻撃され、1,000名以上が虐殺された事件があったという事実を今日、「今日は何の日」で初めて知った。
日ソ中立条約を一方的に破棄して対日宣戦布告したソ連軍の攻撃に、興安総省参事官浅野良三氏の指揮のもとに避難民約千数百人が日本軍の保護を受けるべく、徒歩で移動していたところ、8月14日午前11時40分頃、一行が葛根廟給料付近に到着したところでソ連軍戦車部隊が行軍中の非武装の女子、子供を含む日本人避難民に対して攻撃を開始、殺戮は容赦なく、その状況は残忍、非道、暴虐…、あらゆる形容詞を使っても言い表せないもので、たちどころに避難民は壊滅し、1000人以上が死傷した。生き残った多数の子供たちは中国人に保護 され残留孤児となった。
この惨劇のあとの逃避行も筆舌に尽くせぬ苦難の連続だったが、辛うじて帰国できた人は百数十人だったという。
〇 AM9:30~10:00 宮嶋さんの指導でリハビリ
〇 AM10:30 脳神経外科の先生 巡回診察に来る
頭のガーゼを取り、入浴許可でる。
〇 PM2:30~3:20 大川さんの指導でリハビリ
〇 PM4:00~川崎の孫真ちゃん、ひ孫の航太君と見舞いに来てくれた。
パパと妻も一緒。漬物の差し入れ。大歓迎!
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