乳がん検診無料クーポン

伸び悩むがん検診受診率向上のために、厚労省は今年度検診無料クーポンを全国の対象年齢８５０万人に配布する方針を決めた。

対象は乳がんと子宮頸がん。
いずれも早期発見すれば完治する可能性が高いが、受診率は２０％にとどまる。
がん検診率５０％以上を目標としており、この取り組みで検診認知度向上を目指す。

対象は、子宮頸がんが、２０、２５、３０、３５、４０歳。
乳がんが、４０、４５、５０、５５、６０歳。（いずれも０９年度の満年齢）

厚労省は、無料クーポンと併せ、がんの基礎的な知識や検診の内容、意義をまとめた「検診手帳」を配布する方針だ。

（毎日新聞ＨＰより）

ほほ～。やっとここまで来たか、という感じ。
韓国では無料にして、検診受診率が伸びたというニュースを以前読んだことがある。
でも、いくら国が音頭取っても、国民が検診の大切さを知り、実際に足を運ばねば、何の意味もない。

無料ということで行こうという人も多いだろう。
しかし、検診を行う時間帯が、一般的には平日の昼間が多い。
この年代は、仕事、子育て、介護など忙しい年代でもある。
休日検診、比較的遅い時間帯での検診、検診中の託児、なども工夫してもらえれば、と思う。