ドライエイジングビーフ

みなさん、ドライエイジングビーフって知ってますか？

分かりやすくいうと熟成牛。
温度、湿度管理されたところで一定期間肉をおいておくとおいしくなるというもの。
おいしくなるならそれに越したことはないんだけど、人件費、歩留まりの関係で値段が高くなるんですよね。

静岡県にもドライエイジングビーフをやってるとこがあるんたけど、めちゃめちゃ高いです。
問い合わせをしたことがあって、ありえない価格を言われました。

もともと赤みの強いおいしくない肉をおいしくする技術なんだけど、和牛なみに高い。

牛には、和牛、交雑牛、ホルスタインといて、交雑牛は和牛とホルスタインの掛け合わせです。
もちろん、一番安いのはホルスタイン。牛乳がとれないホルスタインの雄は食用にまわり、安く売ってます。

このおいしくないホルスタインを熟成させると交雑牛を飛び越えて和牛なみに高くなります。
それなら最初から和牛を買えばいいと思うんですが。



これはうちの店で昨日切ったふつうの交雑牛。
ホルスタインの熟成牛は100g当り2倍の価格になります。

適度な霜降りの交雑牛がおいしさと価格のバランスがいいと思います。
黒豚もそうだけど、高すぎです。
おいしさに見合う価格にしてもらいたいですね。