『ノアの伝説』

毎日暑いですね。只今部屋の温度３４．２℃です・・・。

病院の待ち時間中、長くなることを予測して１冊の本とウォークマンを持って行った。本を読んでいれば時間の経つのを忘れてしまう。先日図書館に行ったとき児童書コーナーで手に取った１冊。

小学校高学年用の本で娘を待っている間に目についたもので、選び終わりまでの間と思って読み始めた。重松清さんの本だ。ノアという黒猫が子供達が忘れている何かを思い出させるためにやってくる、というお話。時間つぶしのためだったのに夢中になってしまい借りて読むことにした。ちょうど娘が読むにはいいと思ったし。

うまく伝えられないけれど最後は感動して泣きそうになってしまった。でも場所は病院の待合室。涙が落ちないようにまばたきをたくさんしてふーっと息を吐く。『いい本だったよ。読んでごらん』そう言ったけれど小説は読まない娘はめくろうともせずにいる。時間がたくさんある夏休みには読んでほしいんだけどなぁ。

来週には新学期も始まる。今年は自由研究もやらないし、読書感想文で書かなきゃならない本だけしか読まないし、なんかこう夏休みだからこそできたことや、長崎に行ったことをまとめるとかないのかなぁ。とちょっと愚痴りたくなる私です。