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イベントレポは書かない。。

主に資格試験とその間隙。

自己採点終了

2024-05-19 23:12:44 | 測量士補2024
18点のボーダーは超えていた。
過去問ではよくわからない問題ばかりで不明な問題に「?」を付していたが、それらがことごとく合っていたのでそこに救われた。
計算問題はほぼ正解。
定規も大活躍である(3問目は1rad=57.3°だから、3か4しかありえず、残りも定規で作図すれば解ける)。
ただ、振り返ればそれ以外は(ほぼ)正攻法で解いている。

既に中小企業診断士試験の願書を取り寄せている。
そうそうに次の準備にとりかかりたい。

※簡単な振り返り
受験テクニックがあれば、あまり専門的な知識は必要でなかった。ポイントは以下の点。
・わからなければ定規で作図する(特に角度や長さを出す問題)。
・三角関数は、正弦定理だけ暗記(余弦定理は不要)。究極的にはsinだけわかればどうにでもなる。cosは座標を出すときだけ使うことがある。
・「●級測量による」の数字が異なり選択肢が誤りということはほぼない(そこを暗記させるつもりはないということだろうか)
・座標法による面積の出し方の公式(1点が原点(0,0)に移動させて、S=0.5|x1y2-x2y1|)があれば、合格点には達する。

※※追記
全部は見られていないが、YouTubeの「測量士・補合格」は大変お世話になった。ここまで詳しくタダで解説しているものもない。
YouTubeはイメージがつかないときに検索してその測量方法を調べるという活用方法もある。

3周目

2024-05-11 02:25:33 | 測量士補2024
問題集3周目に入った。
その前にテキスト付属の模擬試験を解いたら14問しか正解せず。
危機感が増す。用語が曖昧だったりするところがあり、計算問題も忘れているところもあるが、それ以上にやはり文章問題が要注意である。
「理解」はしなくともよいが、イメージができないと正誤判断ができない。
その際に役立っているのがYouTube動画。専門チャンネルもあるが、測量の場合、測量業者がアップしていることもあり、分かりやすい。
凄い世の中である。

定規で戦う

2024-05-10 23:45:23 | 測量士補2024
試験直前期であるが、段々とコツをつかんできた気がする。
計算問題の方がラクな場合もあることがわかる。

例えば、測量法で定められているのは、GRS80かWGS84かが、空欄のアの問題。この過去問題は、他の選択肢比較的簡単で、結局はこのアでいずれか正しい方を選ばなければ正解しない仕組みになっている。

・日本国内の測量ではITRF座標系とGRS80楕円体を用いるよう測量法上は定められている
・WGS84はアメリカで構築・維持されている世界測地系でであり、水路業務法において、海上保安庁や許可を受けた者が水路測量を行う際に、経緯度については世界測地系(WGS84)に従うと定められている。

実際にはいずれを使用してもさほど誤差があるわけではないので、もはや知っていないと解けない。
パタン化した方がラクというわけである。

また、ここ3年程出題されていない基礎数学は、下手すると、定規で長さを図ったり、正確な図形を作図することで、答え(あるいは近似値)を出せることがある。定規は強い。

航空レーザ測深測量

2024-05-06 23:56:10 | 測量士補2024
作業規程の準則は令和5年改正があり、国土地理院の「作業規程の準則」のウェブサイトによると、要点は以下とされている
・UAVレーザ測量、車載写真レーザ点群測量、航空レーザ測深測量を新規追加
・「第4編 三次元点群測量」を「第4編 地形測量及び写真測量(三次元点群測量)」に名称変更し、編の構成を変更
・電子基準点のみを既知点とした3級基準点測量への対応
 など

そこで、出ると言われている航空レーザ測深測量を取り上げる。
第573条 
「航空レーザ測深測量」とは、航空レーザ測深システムを用いて、河川等の水域及びその周辺の陸域の地形、地物等を計測し、オリジナルデータ等の三次元点群データを作成する作業をいう。 

(測深点間隔と計測点間隔)
 第574条 レーザ光の照射間隔は、水底の測深点間隔と、陸上の計測点間隔に分けて表現するものとする。 
2 測深点間隔は、水底地形の形状や測深成果の利用目的等によって決定するものとする。
 3 計測点間隔は、陸上に形状を正確に取得したい人工物(堤防等)がある場合には、その大きさ・形状を考慮して決定するものとする。 
4 地図情報レベルに応じたグリッドデータを作成する場合、測深点間隔及び計測点間隔(β)は次表の格子間隔(α)と定数(θ)を用いた次の式により求めたものを標準とする。

(式)β=α/θ (θ:1.1~1.5)

第576条 
航空レーザ測深の精度は、次表を標準とする。ただし、水部の標高は水質の影響により水底が測深できない場合は、適用しないものとする。
※表省略。水部も陸部も精度(標準偏差)0.3m以内

(航空レーザ測深システム) 第582条 
航空レーザ測深システムは、GNSS/IMU装置、レーザ測距装置及び解析ソフトウェアから構成するものとする。

準則の他に国土地理院から「航空レーザ測深機を用いた公共測量マニュアル(案)等について」が出ている。
例えば、グリーンレーザを用いて水深を図るなど、従来のレーザパルスと異なる性質のものを用いるなど特徴がある。