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イベントレポは書かない。。

主に資格試験とその間隙。

大人気らしい…が通信大学ではない

2022-06-25 23:15:52 | 予備試験2022
年々倍率が高くなるロースクール。
説明会も多かったようで、、おそらく、Twitterで全面オンラインになっているとのツイートが多少影響を受けたのだろうと思う。

大学のFAQにもあるが、完全オンラインで切り抜けることを検討するには2年遅かった。
2021年既修入学者であれば、完全オンラインのまま抜けられることがほぼ確実になった(ただし、定期試験は対面)。
司法試験とはタイミングなのである。

シラバス作成時期のパンデミック状況で決まるので、おそらく、このままいけば来年度は対面が原則になる。ある程度覚悟をしている。
とはいえ、これまで平時でも、4割の回数制限があったとはいえ、オンライン参加はできたので、これは続くのではないかと思っていて、6割出席すれば後はオンラインで済むと思えば我慢もできる。
そして、今年単位を最大限取らないとならないというモチベーションになっている。

通学前提ということは、面接でも聞かれる。
それを裏付ける論拠も説明する必要があるので、オンライン講義で対応できるとは、来年度以降の入学者は思わない方がよさそうである。
実践演習行政法で土田先生が地方の社会人は予備試験しかないと語っているが、そう、そういう制度になっている。

多様性は当時の目標であり、建前はともかく、本音ではもう不要なのである。

終わった話(今は亡き教養論文)

2022-06-05 00:46:56 | 予備試験2022
去年まで一般教養科目(論文)という謎の科目があり、1日目の最後の科目という手持ち無沙汰なところにあった。
翌日の試験の論証集1冊だけ持参しているものの、それを読む気力もなく、かと言って何を対策してよいかわからず、2年前は寝ていた気がする。

去年は何を思ったか、部屋を出て、スマホでググって対策方法を検索するということをしてみた。
2年前はB評価だったこともあり、本当に何も対策していなかったので、実に1年ぶりであった。

その時に出てきたのが、
予備試験論文の一般教養の対策・解き方」という記事。
2020年に解いた時と同じ感覚で、違和感がなかったので、そのままでよいのだと思った記憶がある。
要約と比喩を用いた意見記述の構成は、「自分の意見は求められていない」とされる小論文に対し、
教養科目では後者において、自己の意見が求められる点に、小論文とは異なる難しいがあったように思う。

…が基本的に問題が難しいと思ったことはこれまでないので、比較的得意な科目だったのだろう。
この記事をみて、方向性が間違っていないことを確認し、本番に臨んだところ、大体同じような問いの問題が去年は出題され、特に問題なく記述をした。
そして、終わってみれば、この科目はAだった。

合格に最も近づいた要因が教養科目かもしれないのが、何とも言えないが、教養科目であっても、食らいつく姿勢が最良の結果をもたらす教訓を得た。
もちろん、教養科目は今年からないのだが、これが選択科目に置き換わっても、0.5点に受験生がひしめき合い、合否が変わる試験であるから、
休み時間の過ごし方もまた重要かもしれない。

そして論文へ

2022-06-02 17:45:54 | 予備試験2022
番号はあった。

今年は短答採点もしていなかったが、合格していないとは考えられない、という手ごたえだったので、そのまま論文対策に移行していた。
…実際の論文対策は時間がなくてできていないが、過去3年とは違う状況であった。

予備試験の場合、最低点もわからないし、教養科目の正解が不明瞭なこともあり、結局、採点しても安心できないからである。
もっとも、これは160点台しか取れてない前提であって、法律科目で圧勝していればよかったといえばそのとおりなのだが、
例年短答に割ける時間が極端に短くなっており、試験前日も講義がフルで入っていたし、今年は問題集自体は1回転しかできていない。

過去にはギリギリで通過した年もあったが、短答も通過できないと、論文問題で試験委員が求めるものをアウトプットは難しいと思う。
全く歯が立たない。
誰でも受けられる予備試験。論文試験からが本番である。

予備試験とLSのコストパフォーマンス論争

2022-06-01 22:25:28 | 予備試験2022
結局「人による」ということだろうが、社会人で働きながら通えるローがあるのであれば、予備試験の選択肢は取るべきではないだろうと思っている。
ローで耐えれば受験資格がという話もそうだが、予備校にいくら支払っても、それは評価にならない。
ポジショントークは割り引いて考えるべきなのでしょう。
他方で、一応、法務博士は修士課程扱いになる。

しかも、学校によっては専門実践教育訓練給付金もある。
この給付金を受給できれば、半分以上は戻ってくる。国立なら教科書代入れても2年間で持ち出し120万円くらいだろうか。
月額5万円程度である。

最近、ロースクールの倍率が全体的に上昇している。
各法科大学院の平成30年度~令和4年度入学者選抜実施状況等
文科省の資料ではここ5年間で最高倍率となっているLSが多いこともわかる。

上記では既修と未修の区別がない。
社会人向けの筑波では、既修に至っては実質6.5倍になっている。未修も既修も高倍率になっていることも、フルタイムの社会人が予備試験を突破することの難しさに気づいている証拠かもしれない。
令和 4 年度筑波大学法科大学院(人文社会ビジネス科学学術院法曹専攻)〔専門職位課程〕 入学試験合格状況一覧