goo blog サービス終了のお知らせ 

いちばんだいじ

日々の暮らしの中で、人生で。一番大事なこと、大事なモノを見つけるために

次があるということ…?

2006-05-16 08:55:37 | だいじなひと
エレベーターの彼から、やっとが来た。
前ほど、待って待って待ちくたびれて、とまではいかないけれど、
それでも、あの翌日の以来、音沙汰がなかったので、
どうしたのかなと気になっていた。
日曜はだって知っていたので、疲れてるのかなと思ったり。

ようやく来たの内容は、こんな感じ。
「次に逢うまでは少し時間をおこう」
「お互いの距離感にインバランスが出ないように」

インバランス、つまり不均衡、不一致。
どちらかが一方的に盛り上がってしまってもよくない、ってことかな。

それは、私のことを心配or警戒してるってこと?
それとも、彼が自分の気持ちを制御する自信がないってこと?

そこのところ、本音を聞いてみたいけど、
きっとしたところで、軽く読み流されちゃう。
そういう深い話をすること自体が「インバランス」を生む。
きっと、彼はそう思ってるんじゃないだろうか。

「また連絡します」
そう締めくくられていた。
ちょっと、他人行儀…
今までのように、ほとんど毎日する関係ではなくなるってこと

の文面からは、さほど冷たさは感じられなかったけれど、
妙に冷静で、第3者的な感じがした。
何だか、彼のココロが読めない。
やっぱりオトナだな、とまた思い知らされた感じ。

「次」があると考えてもいいのかな?
遠回しに避けるくらいなら、ハッキリ言って欲しいけど。
彼はそんな回りくどいことはしないかな。
その時には「もう止めた方が良い」とハッキリ書いてくるだろうし。

とりあえず、彼からのが来るまでは、こちらからは連絡しない。
それが、彼の望んでることじゃないかと思うから。



そう決意したのもつかの間。
夕方には、やっぱりしてしまった。
しかも、「仕事」という大義名分で。
もちろん、仕事以外のこともちらっと書いておいたんだけど。
そしたら、拍子抜けするほどあっさり返事が来た

仕事の件の返事と共に、
「今日、手術する」って。
大したことではないんだけど。
太股に昔からある水疱を除去するんだって。
逢ったときにはそんなこと言ってなかったのにな。
「頑張れ」って返事しておいた。

またしばらくして「今から病院行ってきます」だって。
縫ったりもするらしい。
抜糸するまでは痛いんじゃないかなぁ

…ん?結局、いつも通りの感じに戻ってる??
よかったよかった。
手術の報告は、夜遅くか朝には来るかな?

不純な動機

2006-05-15 03:04:55 | My Sweet Alligator
あの人に出逢って、(一方的な)恋に落ちたと自覚してからの私の行動は、
今思えばホントに大胆なものだった。

業界の専門知識をレクチャーするとき。
広い会議室で彼と二人きり。
スペースはいくらでもあるのに、すぐ隣の席に座って、
お互いの膝から下が密着するほどに近づく。
彼は当然、スーツ。
私は膝上くらいのタイトスカートで、その下はストッキング。
直接、肌が触れるわけではないけれど、彼の体温が伝わってくる。
私としては、とっても幸せな気持ち。
で、彼も、不思議とそのままの状態で話を続けている。
まさか、気づいてないわけはないんだけど。
てことは、「イヤじゃない」ってこと?

退職前ということで、大事なイベントが終わった直後に
有給休暇消化のために海外旅行に行くことになっていた私。
残り少ない彼との貴重な時間を、さらに短くするなんて耐えられなかった。
でも、出逢う前に決めていたこと。
今さら変更もできない。

行く前に、彼に宿題を出した。
空港から、彼の部屋の留守電に
「ちゃんとやってね」とメッセージを残した。
イベントの時に、彼を含めみんなで撮った写真も持っていった。
毎日、こっそり写真を見ていた。
南の島のリゾート地。
とても楽しかったんだけど
「彼と一緒だったら、どんなによかっただろう」
そんなことばかり考えていた。
そして、12月も目前というのに真っ黒になって帰ってきた私。
彼には、毎日「黒いよ」とからかわれていた。

再び、業務の合間に教育する日々が始まった。
まだ、本格的な担当業務も決まっていなかった彼は
早めに帰ることが出来る日も多かった。
そんな日は、寮生活の彼を食事に誘ったりもした。
最初は、夜景が好きだという彼のために、高層ビルの上にあるお店へ。
決しておしゃれな店とかではなかったんだけど、とっても喜んでいた。
無邪気な彼を見て、私もうれしかった

旅行に続いて、友人の結婚式に出席するため、
で東京へ行くことになった。
飛び石連休だったので、一日休暇をとって連休にすることに。
またしても、彼との貴重な時間が減ってしまう
しかし。運命は私の味方だった
彼もその連休の合間の日に関東に出張することになったのだ。
そこは、私が以前勤務していた職場。
なので、昼間は予定が入っていなかった私も、
休暇ではありながらその職場へ行くことにした。
退職前のご挨拶、という大義名分を立てて。
彼には内緒にして準備を進めた。
そして、当日。
その職場の会議室で開かれた勉強会に出席する彼。
元いた部署なので、何の遠慮もなく堂々と入っていく私。
彼はかなりびっくりしてた。
「休みのハズなのに、なんでいるの」って。
私は、思い通りの展開になって、すごく楽しかった。
これで、また彼と過ごす時間を増やすことが出来た

その日は職場で別れたんだけど、帰るまでに、
出張から戻ってまた一緒に過ごせるようなスケジュールを組んでおいた。
それは、本来の職場から少し離れたところにある関係部署を
挨拶を兼ねて二人で見学に行くというモノ。
お昼ご飯を早めに食べて、二人で電車に乗って行く。
往復の時間も見学の時間も、ずっと一緒に過ごせる
正真正銘、大切な仕事なのに、こんな不純な目的でスケジュール決めるなんて
とんでもない教育係だ。
でも、残された時間はあとわずか。
その気持ちが一番先にあったから、他には何も見えなかった。

再会

2006-05-14 13:13:08 | My Sweet Alligator
だけの関係だった時に、エレベーターの彼に話したエピソードのひとつは、
あの人」との間にあったこと。

「で、その人とは今も?」
そんな問いかけがあった。
「今はないです」
と答えたけれど、ホントは違う。

「あの人」への気持ちは今も変わらないと思ってる。
半年以上前になるけど、二人で逢った。
異動の前に逢って以来、4年半ぶり。
その間、たまにメールしあったり。
何度か、電話してきてくれたこともあった。
こちらからはしていない。

ホントは、朝まで一緒にいたかった。
できるならそうしたい、と彼も思ってくれていた。
だけど、無理な理由もわかっていたので、強くは言わない。

彼のスケジュールの都合で、一緒にいられる時間は2時間ちょっと。
貴重な時間を有効に使って、誰の目も気にせず逢いたかったので、
彼の宿泊するホテルから少し離れた駅前のホテルに部屋を確保した。
料金だけ払って宿泊はキャンセルするつもりで、自分で予約した。

彼の到着予定時刻よりかなり前にチェックインした。
部屋から新幹線が見える。
おそらく、コレに乗ってるんだろう。
そんなことを思いながら、連絡を待つ。
でも、なかなか来ない電話。

我慢できず、こっちから電話する。
「今、部屋に入ったところ。これから出る」
そんな返事が返ってきた。

しばらくすると、部屋をノックする音。
彼だ。
ドアを開ける。
夢にまで見た彼が入ってくる。
ホンモノだ!
本当はすぐにでもとびつきたいくらいに逢いたかったのに、
ぐっと我慢して一人ベッドにもぐりこむ。
ツインの部屋。
もうひとつのベッドに腰掛ける彼。
いろんな話をしてくれる彼の顔をずっと見つめている私。

「変わんないね」
そう言ってくれる彼。

彼も昔のママ。
長いブランクが嘘のよう。
体型は若干変わったかな。

ひとしきり話してから、私の横にもぐりこんでくる彼。
そのカラダにぎゅっと抱きつく。
「逢いたかった」
それから…。

長旅の疲れからか、眠ってしまった彼の頭を腕に抱いて、そっと髪をなでる。
昔の通りだ。
なんだか安心する。

時間が来てホテルを後にする。
目の前の駅まで見送ってくれる彼。
出逢って間もないころのように。

別れ際、改札の前で。
(次に逢えるのは何年先?)
(もしかして「次」は来ないの?)
(時間が止まればいい。もっと一緒にいたい)
そんな後ろ髪引く想いを断ち切って、私が言う。
「今日はありがとう。じゃあね」
真正面から彼が近づいてくる。
そして、ほんの一瞬、さりげなく唇を重ねる。
私たちのいつもの別れの挨拶。

いつもならクルマの中で、何も気にすることはない。
でも、こんなところで。他に人がいるっていうのに。
大胆。
前にも、昼間の銀行のATMコーナーで突然KISSしてきたことがある。
電車で並んで座っていて、私が先に降りる直前、頬にKISSしてきたことも。
他にもたくさん人が乗ってたので、ちょっと驚いた。
海外で暮らした経験が、そうさせるの?
もちろん、私にとってはすごく幸せなんだけれど。

その彼が、こんなにすぐに帰ってくるとは思ってもみなかった私は
帰りの電車の中で、
ついさっきの幸せなKISSの余韻と、
もう逢えないかもしれないという大きな不安との狭間で
揺れ動いていた。

選択

2006-05-13 23:23:00 | My Sweet Alligator
この2カ月ほど、毎日の積み重ねで、彼とここまで盛り上がっておいて。
でも、「あの人」のことは、やはり特別。

よりによってこんなタイミングで。
ちょうど、あの人からメールが来た。
日本での新しい携帯の番号とアドレス。
「これからは、こちらにお願いします。よろしく」
他には特に大したことは書いてなかったけど、
自分から知らせてくれるというのがうれしかった。

もし、同じ日にあの人と別の人からそれぞれ逢おうと言われたら…
ほぼ100%、あの人をとる。
コレまでも、あの人に関しては何をおいても最優先してきた。
きっと、これからもそうだろう。

あの人については、どうしても「次の機会」があるとは思えない。
それは、もう最初の頃から。
「もう二度と連絡が来ないかもしれない」
逢った後、いつもそう思う。
待ち合わせに向かう楽しいはずの時間でさえ、
「もしかしたら急に来れなくなるかも」と不安を抱えている。
いつもいつも。
だから、1回1回を大切にしたい。

他の人についても、チャンスはもちろん逃さないようにしているけれど、
でも、別の機会はまた来ると思える。
あの人に関しては、どうしてもそうは思えない。
コレが最後かも。
毎回、そんな気持ちで逢いに行く。
別れ際は、もっと強くそう思う。
次の約束は、いつもない。
私も求めないけれど。

たとえ5分でも逢える時間が取れると彼が言うなら、私は行く。
往復の時間のほうがはるかに多くても。
どんなに遠いところでも。
どんなに忙しくても。
なんとしてでも行く。

こんなに不安にさせられる人は、あの人が初めて。
これまでも、これからも、そんな人には巡り逢えないだろう。
自分から好きになった人と関係を続けるというのが
こんなに苦しいことだとは知らなかった。
それまでは、好きだと言ってくれた人としか付き合ってこなかったから。

もう10年以上、ずっとこうしてきた。
何年も逢えない時期もあったけれど。
それでも、この気持ちはずっと変わらない。

この先は?

2006-05-12 23:55:23 | だいじなひと
彼と一緒に過ごした時間のことを思い出すと、幸せな気持ちになれる。
ひとりでニヤニヤしちゃってるかも

その夜と次の朝に超短いが来ただけで、
実際にあったコトについて彼がどう思ってるのか、まだわかんない。
今の時点では、そんなに不安には感じてない。
このまま、ずっと連絡なかったら、かなりブルーになりそうだけど。
直接、生身の彼を感じることができた、というのが
精神的な支えになってるのかな、とも思う。

そうはいっても。
純粋に喜んでばかりはいられない…って感じもある。

店で飲んでるとき、彼から「俺なんかと逢ってちゃダメだよ」って言われたし
それは、私を含め、私の周辺の人への気遣いから、なんだけど。
ヤケになったり、不満があったり、そういうのでないのなら、
アブナイ道を選ばなくても…という感じ。
そういうの、オトナの意見だって思う。
楽しけりゃいいじゃん、と何も考えずに流されてしまう人が
多いんじゃないかと思うのに。
…実は、遠回しに拒絶されてる??
もっとも、そんな感じではなかったけれど。

変わったヤツだなとは思われてるかも。

彼と話してるとき、「あの人」の名前も出た。
彼の方から出してきた。
深い意味はない。
「そういえば帰国したんでしょ?どこの部署?」
まだ知らなかったから、思わず彼に聞いちゃった。
教えてくれた部署の仕事は今までとは少し違う感じだったので、
あの人はしばらく大変そう。ちょっと心配。
彼とあの人が直接関わることはあまりなさそう。
同じオフィスなので、顔を合わせることはあるだろうけど。
たまには飲みに行ったりもするかもしれないけど。

実際にこうなってみて、私のいないところで
お互い何も知らない彼とあの人が一緒にいるところを考えると
何だか妙な感じ