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いちばんだいじ

日々の暮らしの中で、人生で。一番大事なこと、大事なモノを見つけるために

男の色気

2006-05-28 01:11:44 | だいじなこと
男の色気について。

少し前。
不惑を迎えた♂に聞いてみた
「いつまで♂でいられるかとか、考えたりする?」
「難しい質問だ」
という言葉で始まった返事には、

・家族や仕事のことばかり気になり、異性の目を気にしなくなった
・ゆえにお腹が出てくる
・しかし、「素敵なおじさま」にはなりたい
・結局、♂の色気って何だろう?
・♀も、それくらいになるとルックスの衰えはやむなし
・よって、ますます中身が重要になる
・この歳になると、見た目がカワイイだけじゃもう騙されない


そんなことが書いてあった。

ふーん「男の色気」ねぇ。
「セクシー」ということに限定せず「魅力」という意味で考えると。
私にとっては「カワイイ」と思えることが重要かな。
いわゆる「母性本能をくすぐる」ってヤツ。
どんなに年上でも、どんなにキレものでも、どんなに包容力があっても
だからこそ、ふとしたときに見せる「かわいさ」に弱い。

「こういう意外なところもあったんだ」
「自分にだけ弱いところ見せてくれるんだ」

もちろん、四六時中見せられたら、ちょっと幻滅しちゃうけど



実は、今回聞いた相手♂にも、そういうカワイさがある。
本人は気づいてないかも知れないけれど。

昔。
職場で宿泊つきの勉強会を開いた。
課単位のこぢんまりしたもので、夜はなんだか修学旅行モード。
こわい話大会が始まった。
ひとつの部屋に総勢10人弱が集まって、電気を消して…

そのとき。
ちょうど隣にいたその♂が、私の手を握ってきた。
周りに聞こえないよう小さな声で
「ホントにこういうのダメなんだ。手つないでてもいい?」
そういえば、どっかで誰かに聞いたことがあった。
コワイ話に弱いって。
もちろん、アプローチの一種ともとれるんだけど、
どうもそうではなさそう。

「あ、なんか、かわいい
普段があまりに「デキる人」だったので、
情けないとかよりも、意外性の方が大きかった。

で、暗闇の中で、誰にも気づかれず、ずーっと…
電気がつくと同時に手を離した。
「ごめんね。ありがとう」
だって

今度、逢う機会があれば聞いてみたい。

「アノときのこと、覚えてる?」
「もしかして、アプローチの意味もあった?」

でも、もう忘れちゃってるだろうな。



質問にまじめに答えてくれた♂へ返事しておいた。
「男の色気、持ってると思うよ
でも、お腹周りがポヨ~ンとたるんでいたら、
さすがに中身が良くても色気は感じられない
なので、鍛えておいた方がいいよ」

ヒトのことは言ってられない。
自分もしっかり「中身」作らないと。
でも、まずは、毎日の腹筋運動から始めるかな

ジンクス

2006-05-01 03:12:41 | だいじなこと
恋愛のジンクス、ありますか?

私のジンクスは、
「自分から好きになった人には振り向いてもらえない」

中学の時も高校の時もそうだった。
それなのに
「自分から好きになった人じゃないとつきあえない」

と頑なに思っていたから、ずっと彼氏のいない人生を過ごしてきた。

何人かに告白されたりもしたけれど、
それはみんな、とても仲の良い「友だち」と思ってきた人たち。
そして、当時はずっと片想いの相手がいて、
そのほかの人と付き合うことなんて考えることもできなかった。

そんな私にも、ついに妥協のときがきた。
妥協というと非常に聞こえが悪いけれど、
それまでの自分の恋愛ポリシーに反する行動をしたという意味では、
自分の中での妥協といえる。

きっかけは突然の手紙。
相手は結構仲が良かったクラスメイトO君。
文化祭の劇で恋人同士の役だったので、
他の人に比べ、練習のときなど一緒に過ごすことも多かった。
内容はごく普通のラブレター。
「好きだからつきあって」というもの。

その直前、私は失恋していた。
卒業までのラストチャンスとばかり、
片想いの相手S君に手紙を渡したのだけれど、
返事はNOだった
そういう状況を知らずに手紙をくれたO君。
とりあえず会って話をしようということになった。

実はその少し前に、クラスのみんなでスキーに行く機会があった。
すでに失恋した後だった。
S君は来なかったけれど、O君は来ていた。
気がつくと、隣で話していた。
そして成り行きで、布団は別だったけど、
初めて男の子の隣で朝まで寝た
(後で聞くと、O君は非常に緊張していたらしい)。

スキーの帰りには「もしかしてO君のことを好きになっているかもしれない」
と思うようにもなっていた。
その直後に届いた手紙。
なので、心は揺れていた。
でも「それっておかしい」と思っていた。
「あんなに好きだったS君のことはもういいの?」
「そんなのすぐに都合良くO君に乗り換えるなんて、許されるの?」
と自問自答。
そして、ともかく正直に今までのことを話そうとだけ決めて、O君に会うことにした。

喫茶店で1時間、いやもっといたかな。
私は自分に好きな人がいたこと、失恋したことを正直に話し、
今は気持ちに応えられない、ということを告げた。
でも、O君はすべてを受け入れてくれた上で「それでもいいから」と言ってくれた。

結果。
O君の粘り勝ちというか。私が自分を甘やかしたというか。
付き合うことになった。
帰ってから「今日はありがとう」と電話した。
O君は「やっぱり付き合うのやめる、という電話かと思った」と焦っていた。

そして、生まれて初めての「彼氏」のいる日々が始まった。

永遠の謎

2006-04-25 00:19:58 | だいじなこと
少し前のパートナーの浮気?事件で、考えたこと。
結婚という名の契約についてとかもろもろ。

結論は「人の心は縛れない」ってことです。
いくら法律でも。
だからといって、好きな人ができるたびに別れを繰り返しているようではダメ、なのかな。
そういう人は最初から結婚せずに、自由な人生を送ればいい。
ずっと一人の人だけを愛することができる人は、もちろんいるでしょうし、
そういう人同士ならトラブルもなく幸せな結婚生活を送れることでしょう。

でも、二人ともが、一瞬の心変わりもせずに結婚生活を全うするなんて、ちょっと考えにくいのでは?
好きな人ができて、行動に移すか移さないかは人それぞれ。
けれど「いいな」と思う人ができたら、それだけである種の浮気じゃないのかな?
パートナーに話せますか?
好きなタレントや俳優の話ならともかく、一般人を異性として好きだと思ったら。
ちょっと言いにくいんじゃないかな。言う必要もないし。
そして、それをとがめる権利は誰にもないんじゃないかと思います。

また、パートナーが自分以外と恋愛関係(片想いじゃなく)にあったとしたら、
その恋愛相手を責めるのは違うかと思う。
どうしても責めたいなら、パートナーを責めるべき。
恋愛相手に「人のモノをとらないで!」なんておかしい。
だってパートナーは「モノ」じゃなくて「心」を持つ人間なんだし、
その「心」で別の恋愛をすることを選んだのだから。

じゃ、結婚なんて意味ないじゃん!ね。
なんで結婚なんてするんだろ?
これは10代の頃から抱えてきた永遠の疑問です。
色んな人に問いかけてみたけど、答えは出なかった。
じゃ、しなきゃいいんですけど(笑)。
かといって、後悔してはいないです。
しなければ得られなかったものが得られましたから。
今となっては、一生一人でいる人生はちょっと考えられない。
でも、一人の時みたいな自由にはあこがれます。
でもって、両方は手に入れられないから、ジレンマが生まれます。
矛盾してますね。

今度、オトナの彼に逢えたら、聞いてみたいと思います。
「なんで結婚したんですか?」って。
責めていると思われたら困るけど(^^;)
純粋に、人生の先輩として。

KISSの数

2006-04-23 17:20:20 | だいじなこと
今まで、いったい何人とKISSしたんだろ?
ときどき数えてみる。
学生の時に8人。社会人になってから11人。
KISSの価値を下げるための数字としては、大したことないのかもしれない。

中には、前に書いたように合意でないものもある。
たとえば、みんなで旅行に行って男女ともひとつの大部屋で寝るという状況で、
寝てる(フリ)してたら、突然隣で寝てた男友だちにKISSされたことも。
そのときも、あえて拒否はせず、ただただ寝てるフリを続けましたけど。
次の日は何もなかったように普通にしてました。
もしかして、相手はショックだったかな?ちょっとわかんないけど。

あと、結構仲良くして何度も一緒に遊びに行ったりしていた男友だちから
「最後に1回だけ抱きしめても良い?」と聞かれ、
「それだけなら」とOKしたら…KISSされた。
約束と違う!と文句を言いましたが。
信じてみたんですけどね。甘かったな。
夜だったということも大きいか。

そのときは「本当は結婚したいと思ってた」とまで言われ
かなり驚きました。
オンナとして見てるな、ということは何となくわかっていたけれど。
私はそうじゃなかった。
きっと、それも気づいてたんだろうと思う。
彼との学生最後のデート?ってことだったんだけど。
私は就職のために実家を離れることになってたから。

出発の日に、新幹線のホームまで見送りに来てくれてました。
あのときは、誰が来てくれるかわかってなくて。
女友達1人、男友達2人。
みんな同じ学校の同じ学年だったので、お互い知っている関係。
でも、相談したわけでもなくバラバラに。
ホームに来てびっくりしたんじゃないかな。
男友達同士は、クラスが一緒だったし。
お互い、意外な感じだったかも。
私が出発してからどうしたんだろ?ちょっと気になる。

GWに一度帰省したんだけど、そのときに超でっかい花束が届いてました。
私の誕生日だったから
もちろん、お礼の電話はしたけれど、そのときも結局逢ってない。
今はどうしてるんだろ?
誰かに聞けばわかるんだろうけど、今はそのまま。


仕事と恋愛

2006-04-01 09:44:04 | だいじなこと
仕事と恋愛の両立、ということではなく、
仕事上の付き合いの相手との恋愛関係について。

営業という仕事をやっていたこともあり、
取引先と食事に行く、飲みに行く、
そういう公私の境目がビミョーな状況におかれることも多かった。
社内も社外も周りは男ばかり。
学生時代からそういう中にいたので、
いわゆる「紅一点」になっても気にはならなかった。
むしろ、そういうときは、往々にしてかわいがられたり気にかけてもらえたりと、
得する場面が多いことを知っていたから。

先輩社員♂はみんな、取引先と個人的にも飲みに行ったりして仲良くなっている。
うまくコミュニケーションをとって、仕事をスムーズに進めている。
ならば、私も。
そう思っていたが、相手は私のことを「女」としてみていることもあり。
最初は向こうも仕事にかこつけて女性と堂々と飲みに行けるということも含め、
「じゃ行きましょうか」となる。
が、その中で仕事の会話だけでは終わらないことも。
「じゃ、今度は映画に行きましょう」とか。
そうじゃないって
プライベートな話はしてもいいけれど、
恋愛モードに持ち込まれるのは、ちょっと…。
さらっと流してしまって、そのままになるときはいいんだけれど、
どうも相手が勘違いして、何度もそういう誘いをかけてくることもあり。
「私が男だったら、そうは言ってこないでしょ?」
そう思わされることが多々あった。

しまいには
「プラトニックであれば、好きになってもいいでしょう?」
だの
「つきあって」
とストレートに言われるだの。

こちらも、仕事に悪影響を及ぼしたくはないので、
気まずくならないようにどう対処すべきか考える。
でもねー。
それにも限界がある。
先輩♂や上司に相談はしたくなかった。
「だから女は困る」と思うような人たちは周囲にはいなかったのだけれど、
だから余計に自分ひとりで処理したかった。
オトナの女ならそれくらいさばけなくっちゃ。
そう思い込んでいた。

結局、仕事以外の部分でかなり神経をすり減らすことになってしまった。