冬休み、彼は帰省しないということだったので、
「正月三が日はさぞ暇だろうな」と初詣に誘ってみた。
初めての遠距離ドライブ。
朝から夜までずっと二人きりになるのも、初めて。
当日まで、ずっとワクワクしながら過ごす。
当日。
私の実家近くまでクルマで迎えに来てくれた。
正月の京都はさすがに混むだろうと、比叡山へ。
ドライブウェイは空いていた。
オートマ車ということもあり、彼は運転中に手をつないでくれた。
山道は少しばかり危なっかしいんだけど
どうせなら、彼がまだ行ったことがないところに、ということで、
帰りは、琵琶湖の方へ。
当時は、まだびわ湖タワーも健在で、
その下にある小さな遊園地も営業していた。
日本でもかなり大きいといううたい文句の
観覧車にも乗ってみた。
それから、ゲームセンターみたいなところで、
エアホッケーをしたり。
子どもにかえったみたいで、ただただ楽しかった。
帰り道。
もう真っ暗な中、私を送ってくれる彼。
信号で止まったとき、KISS
してくれたり。
いつも通りにとりとめもない話をしながら、
それでも帰りたくなくて心の中は沈んでいった。
ずっとこの道が続けばいいのに。
ついに家のそばまで来てしてしまった。
車を降りるのには、とても勇気が必要だった。
そんな気持ちを振り払うように、KISSして降りた。
今度はいつ逢えるんだろう。
泣きたくなった。
「正月三が日はさぞ暇だろうな」と初詣に誘ってみた。
初めての遠距離ドライブ。
朝から夜までずっと二人きりになるのも、初めて。
当日まで、ずっとワクワクしながら過ごす。
当日。
私の実家近くまでクルマで迎えに来てくれた。
正月の京都はさすがに混むだろうと、比叡山へ。
ドライブウェイは空いていた。
オートマ車ということもあり、彼は運転中に手をつないでくれた。
山道は少しばかり危なっかしいんだけど

どうせなら、彼がまだ行ったことがないところに、ということで、
帰りは、琵琶湖の方へ。
当時は、まだびわ湖タワーも健在で、
その下にある小さな遊園地も営業していた。
日本でもかなり大きいといううたい文句の
観覧車にも乗ってみた。
それから、ゲームセンターみたいなところで、
エアホッケーをしたり。
子どもにかえったみたいで、ただただ楽しかった。
帰り道。
もう真っ暗な中、私を送ってくれる彼。
信号で止まったとき、KISS

いつも通りにとりとめもない話をしながら、
それでも帰りたくなくて心の中は沈んでいった。
ずっとこの道が続けばいいのに。
ついに家のそばまで来てしてしまった。
車を降りるのには、とても勇気が必要だった。
そんな気持ちを振り払うように、KISSして降りた。
今度はいつ逢えるんだろう。
泣きたくなった。