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☆日々是好日☆

最凶・最強~荒波乗り越えどっこい生きてる、🐔のひとりごと

おごれる人もひさしからず・・・

2011-10-21 09:51:10 | 日々つれづれ
昨夜遅くに飛び込んできたニュース。

リビアのカダフィ大佐が死亡したと。

1969年に当時の国王を追放し、42年にも及ぶ独裁政治を行ってきた人の呆気ない死。
大統領でも無ければ首相でも無い。ましてや国王でもない。
ただの…って言ってしまうと語弊があるかもしれないけど、軍のトップがここまで独裁をして来たのだから、それはそれである意味カリスマ性もあったのでしょうね。

血まみれになった蝋人形の様な顔。
テレビに映し出されていたその死に顔からは、かつての中東の狂犬の顔は無かった。


カダフィ大佐の死にふと思い浮かんだのが、平家物語の冒頭。

「おごれる人もひさしからず
ひとえに風の前の塵におなじ」


フセイン大統領然り。
もっと遡るならば、ルーマニアのチャウシェスク夫妻も同じ。


やはりね…自分の国の国民に銃を向けちゃいかんですよ。

朝ニュースを見ていた息子がぽつりとつぶやく
「外国ってどうしてこんなになっちゃうんだろうね」

戦争経験者の親世代は、今の日本を「平和ボケしている」と憂いたりするけれど、私からすれば平和ボケ上等!
ボケるくらいの平和が続くって事がどれだけ大切なのか。
確かに色々問題は出てきているけど、それも時代の流れだし仕方ないんじゃないのかな。

何だかんだ言っても、日本人もまだまだ捨てたもんじゃない。
そう感じる事だってあるもの。


何時だったか母がヨーロッパを旅行した時に感じた事を話してくれたのですが、島国日本には分からない”国境の存在”
一歩飛べばそこはもう他国。
これじゃぁ戦争の時なんてひとたまりも無いね・・・と。

戦争は人災

止める事も出来るのだから。


どんなに絶大な権力を持ったとしても、人の心が分からない人はやがて滅ぼされて行くんだよね。
呆気なく惨めに死ぬしかないのか…


でも、そこまでしなくても良いのに。
そう思ってしまうのは、私が日本人であるからかもしれないね。







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