”病人”って言葉はあまり好きではないので、普段は殆んど意識の中からその言葉は飛んでいます^^
だけど両親にも言われる通り、事実まだまだ先は長く完治したわけではないからきちんとしなければいけないのですけどネ。
大きな病気に罹った時、どこまで誰に話をしておくか・・・
仕事をしていればやはり職場の上司には絶対に話しておくべきだし、ある程度は周りの人にも話す事は必要だと思うのですが、悲しいかなまだまだ偏見もあるのが事実なのですね
ガンが分かったと同時に解雇された人。
それを話したと同時に離れて行った”友達”もいた…という人。
それぞれ。
それを考えると私は幸せだったんだろうな…そう感じずにはいられません。
誰も好きこのんで病気になる訳じゃないし、今やガンは不治の病では無い。
早期発見・早期治療をすれば完治だってする。
だけどねそれが分かっていても、精神的ダメージは何事も無い人が思うより遥かに大きいのですよ。
親友だと思っていた人からこんな事を言われた人がいる。
「ガンなの?だけど早期なんでしょ?だったらそんなにメソメソしなくっていいじゃない!」
それを言われた人に代って言ってあげたい。それはそうだけどその言葉は違うんじゃないかって・・・
励まそうと思って発した言葉でも傷つく事もあるのですよ。
それだけ皆デリケート。
そういう私もそうだったな・・・
乳がんが分かって、だけど本人は元気なのですよ。
ガン患者ってそんなもの。一見なんら変わり映えはしない。
だけどです・・・
「何でもっと早く病院に行かなかったのよ!!早く行けっていつも言ってたでしょ?私なんか半年に1回は行ってるんだからね。早くしないからそんな事になっちゃうんだよ!!」
・・・
心配してくれる気持ちは有難いけど、職場でそれもお客さんの居る前でのその言葉はキツかったな・・・
私だって検診を怠っていた訳じゃない。
毎年受けてたし、見過ごされて「経過観察」を言い渡され、そうこうしているうちに半年に3回も入院したり、離婚したりね。
結果乳がんが発覚して。。。
後でちゃんと話をしたらその方は分かってくれたので、もういいのですけど。
色々な人の色々な想いを聞くとついつい自分の事を思い出してしまったりなんかしてね。
ちょっと心がきつくなったりします。
どこまで誰にカミングアウトするか。
難しいんだね。
病気だけでなく精神的な面でも闘わなきゃならない。
だから睡眠薬をもらう人も少なくないのですよ。
そんな私も睡眠薬はもらっています。
主治医いわく「睡眠薬は眠れないから飲むんじゃなくて、今日は寝るぞー!!って言う日の20時から21時までに飲んで布団に入りなさい」と。
母にその方法を教えてあげたら昨夜はぐっすり気持ちよく眠れたそうです。
私は睡眠薬を飲める休みが無いのでなかなか実行できませんけどネ。
金曜&土曜休みは逆にキツイわぁ^^;