末續、敗退

 今、末續が2次予選を走り、予選落ちが確定しました。さきほどの自転車のチームスプリントと合わせて感じるのは、1次予選からの流れが大切だったなということ。きつい組の端のレーンに入ってしまい、2次予選で厳しい戦いを強いられてしまいました。

 それでもレース後のインタビューに落ち着いて答える彼は、さすが陸上界のエース。世界中の誰よりも悔しい思いをしているはずなのに、それを表に出さないのは、精神の強さを感じさせます。
 得意の200メートルがまだあります。今度はインタビューに笑顔で答えられることを願ってます。
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水泳のしめくくり

 昨日、柴田が800メートルフリーで優勝し、メダルラッシュにかげりの気配も見えない日本競泳陣。最高の空気のまま、最終日を迎えました。

 今日のメインは4×100メートルメドレーリレー。ここまで最高の仕事をしてきた日本チームにとって、これはごほうびみたいなもの。結果は気にしないで、思いっきり楽しんでもらいましょう。それで、メダルがついてくれば、ラッキーだということですね。

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3人が実力でとった銀メダル

 ずっとメダルのチャンスだと言われてきた自転車のチームスプリント。山手線のボディにまで広告が入り、自転車界(というより競輪界)あげての期待のもと、長塚、伏見、井上の3選手が見事銀メダルを獲得しました。

 フランス、ドイツ、イギリス、スペイン、オーストラリアとライバルが多い中、2位に入れたのは運があったのは間違いありません。一番のポイントとなったのは、一回戦でイギリスとあたらずにすんだこと。イギリスが予選で失敗して7位と沈んでくれたおかげで、日本は6位のオランダと比較的戦いやすい相手と走ることができました。仮にもう少し良いタイムで走って予選2位になっていたら…、イギリスが予選6位だったら…。日本のメダルはなかったかも知れません。

 ただ、そんな運を呼んだのは間違いなく3人の力。5月の世界選手権より1秒以上も縮めたタイムに、彼らの努力が感じられます。

 世界ナンバーワンのスタートダッシュを決めた長塚
 日本のエースであることを自ら実証してみせた伏見
 最後の最後に3走に抜擢され重圧に打ち勝った井上

 3人がすべて自分の仕事を完璧にこなしての銀メダル。自転車競技のファンとして、本当にうれしい限り。今まで一度も競輪場には足を運んだことがないのですが、これを機会に一度、見に行ってみようかと思います。

 伏見はこのあと、ケイリンが残っているはず。ぜひこちらでも日本の力を見せつけてもらいたいと思います。
 
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