やりました!!

 体操団体、ついにやりました。
 ルーマニア、アメリカとの大接戦の中、臨んだ最後の鉄棒。ルーマニアのセラリュを、そしてアメリカのポール・ハムを襲った重圧が、米田を、鹿島を、そして冨田を襲わなかったわけはありません。

 テレビの前の私の心音がアテネに届くのではないかと思うほど、ただ見ているだけでも震えが止まらない状況の中、彼らの強靭なメンタリティは、わずかの気配も感じさせないほどにプレッシャーをはねのけ、いつもの大会と変わらない完璧な演技を3人ともが演じきりました。

 そして何よりうれしいのは、日本の体操チームが思うように結果を残せない時代。それを一人で必死に支えてきた塚原の手に金メダルが渡ったこと。
 今回は個人総合を断念し、団体に照準を合わせての大会。鉄棒、跳馬以外の4種目で、少しのブレもない安定した演技で日本を引っぱってくれました。

 頼もしいベテランの存在、冨田という心強いエース、そして全員に浸透した強靭なメンタリティ。最高のチームが最高の結果を手にした、ある意味では順当な結果。しかし、それがここまで感動を呼ぶのです。

 日本人の強さを見せつけ日本体操界の未来、そして日本スポーツ界の未来につながる素晴らしい試合でした。
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森田智己:銅メダル

 森田はアテネを訪れる前から強気な物言いが目立っていましたが、ともすると大言壮語と取られかねない中、見事に有言実行を果たしました。

 「金メダルを取りに行く。それぐらい目指さなければメダル獲得はない」
 そう言って日本を離れた森田。大きな目標は自らにも重たい圧力を課したことでしょう。それをはねのけて、日本記録での銅メダルは素晴らしいの一言です。

 日本水泳チーム、ムードが良くなってきました。この先も好結果が期待できそうです。
 
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オリンピック盛り上がるの巻

 普段、スポーツを見ない人々まで虜にしつつあるオリンピック。今日も「バレーはどうしちゃったの?」「男子のサッカーはダメだねぇ」など、普段はスポーツのことをあまり口にしない方から話しかけられたり…。

 世間が盛り上がった際に、こうして気兼ねなく会話ができるのがスポーツの良い所ですね。

 
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