エゾ中村のブログ

「藤圭子」から「現代医学の功罪」まで、思いの丈を綴ります。 ・・・ From 北海道 ・・・

日本人の‟腸”は長いのか?

2020-07-10 09:00:46 | “現代医学の功罪” 関連

「最先端医療機器(CT・3Dスキャナー)を駆使し、“小腸”および“大腸”の画像を仮想展開して長さを測った結果、日本人の腸は他民族と同比率だった事が判明した」 この事実は、21世紀になってから分かったと言うのですから驚きです
「医学が栄えた」とか「科学が進歩した」そんな“レベル”ではありません。 何の為の医学なのか、誰の為の医療なのか、首を傾げたくなる“文明社会”の矛盾です!




「農耕民族である日本人の“腸”は、欧米人に比べて長い」 つい最近まで、医療遂行上の指針として「日本人の腸は長い」と 語られて来た様です。 その理由として 草食動物(ウシ・ヒツジ)の腸は、肉食動物(ライオン・トラ)の数倍ある事を、農耕民族(日本人)に当て嵌め 医学者が推測したものです。 しかし、人間は肉食動物でも草食動物でもなく、雑食動物 です。 こんな初歩的な問題ですら、今まで分からずに医療を続けて来たのですから、現代医学の信憑性が問われます!

戦後75年 日本の医療界は、国の支援により繁栄して来ました。 国民皆保険の下に、気軽に医療を受ける事が可能になり、人々の命や健康が守られて来たと思います。 人の安全と安心が確約されたのならば、何の問題もありません。 例え、国家予算の半分近く、医療に費やされても文句は言いません。 しかし、“腸”の問題一つ解明されない医療に、いささか不信感を覚えます。 「何も分からず、患者の求めるまま、場当たり的な治療を続けている」 問題は、他にもあります。 
最大の疑問は、医学界が“腸造血論”を認めない事です。 相変わらず、17世紀の遺物である“骨髄造血説”を、論理も倫理も無視し医療の指針として信仰している事です。 大腿骨や扁平骨から、全身を満たす血液(約 4リットル)を生産すると主張する根拠が理解できません。 「骨で血液が生産される事実を、医学的・科学的に証明して下さい」・「昔、偉いな学者が言っていました」では、現代に通用する筈がありません!
つい最近、米国・コロンビア大学医学部で“腸造血”を研究し、生体メカニズムを確認した様です。 そこでは “腸造血”と“骨髄造血”を、同時に承認しています。 おかしな話です。 “腸”で50% “骨髄”で50% ? そんな判断は、常識では有り得ません。 「“骨髄造血”は医学的に認められない」と、言って欲しかった! さもなければ、根拠のない“骨髄移植”や“臍帯血移植”が正当化されます?

他にも、“腸内フローラ”の問題があります。 高度な医療機器を使い、善玉菌(20%)悪玉菌(10%)日和見菌(70%)を発見したと言うのです。 学術研究により 日和見菌(0~70%)は、常に善玉菌にも悪玉菌にも変わると言及しています。 まるで 日和見菌・悪玉菌が、諸悪の根源と言っている様です。 「日和見菌・悪玉菌を排除すれば、善玉菌で満たされ健康になる」こんな数学的な発想は、医学でも科学でもなく 只の妄想です。 研究者は「腸内フローラについて、何も分かりませんでした」と、正直に言う冪です!

腸の長さ」しかり「腸造血論」しかり「腸内フローラ」しかり、「肺」・「腎臓」・「肝臓」・「小腸」・「大腸」、現代医学は全臓器の機能を把握しないまま、診療・治療・投薬を臆する事なく行っています。 杜撰の極みです。 それが“医療の限界”と妥協しながら、患者は医者やクスリに依存するのならば、問題はありません。 少なくても 医療を受ける事は、“伝染病”・“感染症”以外“自己”責任なのですから? 案外「信じる者は救われる」医学・医療は、そんな世界かも知れません! 

新型コロナウイルス”のワクチンや治療薬の登場を、世界中が期待しています? 米国・中国・英国・日本などでワクチンの研究を始めましたので、おそらく年内に〇〇擬きは出来ると思います。 “ウイルス”の実態も分からないまま始めた研究です。 1%程度の成果は期待できます。 しかし、99%の“空振り”を お忘れなく。 現実に、“SARS”も“MARS”も“新型インフルエンザ”も“研究倒れ”で、芳しい成果は出ていないのです。 それを「ワクチン神話」と言うと、過言でしょうか?