音の四季~風の彩

作曲家、しの笛・龍笛奏者、ジャズピアニスト、城山如水の徒然日記。
オカリナ、フルートの事も・・・・

エネルギー・ファシズム と 電力会社

2011年07月21日 | 日常雑感
先日、ニュース・トーク番組で<エネルギー・ファシズム>という言葉を初めて聞いた。

へ~ 日本のエネルギーは民主化されてないのだそうだ。知らなかった。

電力会社の地域独占により、エネルギー・ファシズムの状況にあるそうなのだ。

電力会社が地域独占してるので、15%節電ですよ、といわれれば右へならえするしかない。

電力会社は埋蔵余剰電力も、代替電力も、全く資料を提示することなく、根拠を示すこともなく民間に節電要求だけをしてくるように見える。

国民からすれば、よほど原発を稼動したいが為に、パフォーマンスと恫喝を繰り返しているようにしか見えない。

<高速増殖炉もんじゅ>や<プルサーマル発電炉>をよほど稼動したいのだろう。そんな下心のように見えてしまう。

その為に、原発が稼動しなければ節電しかないんですよ、ほら不便でしょうと柔らかに恫喝しているようにしか感じられない。

こういった、電力会社によるエネルギー独占を許してしまったのは、ジャーナリズムの劣化にも責任がある、と番組では発言していた。

本来ジャーナリズムは権威・権力には徹底的な批判と検証を加えるべきものなのだそうだ。

しかしジャーナリズムの劣化により、電力会社や政府の発表を、そのまま垂れ流すだけの体たらくになってしまった。検証も批判も加えずに。

エネルギー・ファシズムを招いてしまったのは、こういったジャーナリズムの責任も大きいのだ、と発言していた。

何にせよ、独占、独裁というのは、ろくな結果を生まないだろうなあ、と思う。


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