年末年始は雑事雑用が多く、年賀状も新年3日になってしまいました。
城山如水の年賀状なので「水の如くたゆまず焦らず」という言葉を入れました。
自身の名前・如水は「水の流れるごとくたゆまず」に由来しています。
また「水は火よりも凄まじ」にも由来しています。
水は たゆまず淡々と流れて、一時激しく燃え盛る火のようではありません。
しかしたゆまず流れる水は岩をも削り、貫き、大地の様相まで変えます。
逆巻く水の激しさは総てを飲み込み洗い流してしまう力も持ちます。
「水は火よりも凄まじ」の格言の意味するところです。
しの笛のお稽古も同じです。
「水の如くたゆまず焦らず」そして日々楽しく続けることが大事です。
何事も楽しくなくては長続きしません。
音楽は「修行」ではありません。「音を楽しむ」ことなのです。
苦行して「音が苦」になってはなりません。
楽しいから長く続けられるのです。
「水の如くたゆまず焦らず」・・・これが何事においても大切と思います。
そして何よりも「楽しく伸び伸びと」お稽古も演奏活動も続けていただきたいと思います。
心豊かに、また心静かに、美しい日本の心を奏でていきたいと思います。
播州城山流 城山如水
http://aoitori.blog.so-net.ne.jp
播州城山流<しの笛 風の音>
http://sinobue.blog.so-net.ne.jp