日本神話は矛盾に満ちていると思う部分が多い。
その一つが「出雲の国譲り」だ。
出雲大社の神事に「夜逃げの神事」というのがあって、なんで出雲の支配者が夜逃げをする必要があったのだろうという疑問があった。
さらに出雲の支配者は国譲りに当たって逆手を打って海に入水したとある。
これはヤマトに呪いをかけて自殺したことをほのめかしている。
これらの件について、かなり丁寧に検証を重ねておられるブログを発見した。
<出雲の国譲りの真相>
http://blog.goo.ne.jp/hi-sann_001/e/351f7d1624b8ffc…3778015537
ここでは、神話は勝者の歴史記述であるという観点で、シュメルから世界の神話に見られる龍神の流れからスサノオの八岐大蛇退治まで考察しておられる。
そこに宇宙人を持ち出すのでもなく、カルト色も持ち込まない、合理的検証が行われているように感じられる。