そわかんぼちゃん日記

佛の子・そわかんぼの成長記録と佛道修行にいそしむ父(慈龍)・悪妻道邁進中の母(麦の花)の日々の覚え書きです。

乳離れを考える

2005年11月10日 | 母乳育児のこと
縁あっていいお産の日inかごしまというイベントのトークショーに参加することになりました。
イベントの詳細は上をクリックして下さい。
現在、スリングショーの参加者募集中なので、ベビースリングで子育てをなさってる方、是非ご来場下さい。参加者には、当日会場で使える商品券を下さるそうです。よろしくお願いします。

さて、トークショーメンバーで集まると、話題は当然育児の悩みがメインに。
みんな母乳で子育てをしているのだけれど、人によっては「母乳だけで育てるなんて可哀想じゃないの」と言われるらしい。ひゃ~。どの子も明るい顔をして元気良く遊び回ってるのにねえ。
「体重が標準以下(子供の成長速度はそれぞれ)」「6ヶ月過ぎたら母乳に栄養はない(デマです。成分比率が変わるだけ。)」、他にも「ミルク飲みたいよね~○○ちゃん」と赤ちゃんの口を借りる形で母親にプレッシャーを与える(これが一番嫌だ!)など、敵はあの手この手で粉ミルクを飲ませようとしてくるらしい。
う~む。赤ちゃん研究が進んで「母乳に勝る栄養はない」と言われる昨今なんですが・・・オットも私も完全母乳で育っており、私は母乳育児に対してそのテの障害はなかったから恵まれているといえる。
そして、1才が近付くと「おっぱいやめさせなさい」コール。
WHOが「2才までは母乳育児を続けるのが望ましい」という声明を最近出したけれど、これもまだまだ一般には知られていないだろう。
高度経済成長時代から引き続き、日本中が「自立」ブームになって、そのあおりを受けて、まだまだ母親に甘えたい赤ちゃんたちまでが「断乳」「卒乳」という名のもと、おっぱいから引き剥がされていったような感を受ける。
うちの近所に住む84才の産婆さんは「4才までお乳を飲ませていたけれど、みんなしっかりして精神の安定した良い子に育ちました」とおっしゃっていた。トークショーメンバーのあるお子さんは3歳までお乳を飲んでいたと言うし、ネットを通じて知り合ったあるご家庭では、お子さんが食べ物の方に興味が行ってしまい、一歳になる前にさっさとおっぱいを離れていったそうだ。本当、人それぞれ。
まあ、私の場合、人の目や世間の基準に合わせて「断乳」「卒乳」させるより、そわかんぼが自然に乳離れしていくまで、付き合おうかと思っています。いくらなんでも、小学校に入る頃には乳離れしているだろうし。
そんな風に考えたのは、「納得して別れた恋」と「無理矢理別れを告げられた恋」では、前者の方が立ち直りが早いよね、と思ったからなのでした。
もっとも、私自身は納得して別れたことなんて一度もなかったけどさ。
これじゃ参考にならないか。