goo blog サービス終了のお知らせ 

そわかんぼちゃん日記

佛の子・そわかんぼの成長記録と佛道修行にいそしむ父(慈龍)・悪妻道邁進中の母(麦の花)の日々の覚え書きです。

パトロン・オット

2006年07月18日 | 夫婦善哉
オットと結婚して良かったなあ~、と思うことは、私が好きなことを勉強する際の出資を惜しまず出してくれることだ。(といっても、我が家の経済状況に見合った額ですが)
「そんなの当たり前じゃん」と、思ったアナタは幸せ者。
世の男性、自分のしたいことに関しては惜しむことなく金をつぎ込むものですが、妻が何かしたいと言った場合、お金はおろか時間を使うことさえも許さない輩が多いのだ!
ま、そういう相手と気付かず結婚したのがそもそも間違い、ということもありますが
私の場合、教育カウンセリングの勉強、徒歩での四国八十八カ所巡拝、助産院での出産、ホメオパシー講座の受講、とどちらかといえばマイナーなことばかり追求してる感じがするのだけれど、こういう私を理解して、その道を突き進むことを容認・応援してくれる伴侶の存在は、つくづく何ものにも代え難い。
オットというパトロンに出会えて幸せだなあ~♪と、幸せを噛みしめる今日この頃、である。

明るいほうへ

2006年04月24日 | 夫婦善哉
オットが復活し始めた。
なにやらアヤシイ本を読んでいる。しかもネットで取り寄せて・・・。
ちょっと思いこみが激しいだの、○経新聞が大分関わってるね~(その○経新聞をとっている我が家・・・)かなり偏ってるなど、色々言いながら活き活きと目を輝かせている。
まあ、悪い感じじゃないからいいや。
最近オットが疲れていたのは、「うぜけん」に交わりすぎていたせいかも?

オット発熱

2006年04月17日 | 夫婦善哉
最近オットネタが続いている・・・。

昨夜は、なぜか文章入力の際文字変換が出来ず、写真をアップしただけで終わってしまった。
コメントの返事も出来ぬまま。ローマ字入力も面白かったかも知れないけれど。

今宵、いや、もしかしたら今朝からだったかも知れない。
オットが熱を出している。今朝は寒かったしね。
寒気がすると言って、検温したら37度7分あった。平熱が低い人なので、大分辛いようだ。ジェルセニウムのレメディー(6C)がヒットして、すぐ眠りについた。
そわかんぼは「と~と~!」と、布団の上からオットに乗って遊んでいたが、おっぱいに誘導されて、これまた眠りの国へ。
皿でも洗おうと、台所へ立つと黒犬ロンロンが「メシくれ、わんわん!」
ああ、うちってオトコばっか・・・。

この熱で、ここしばらくのもやもやが吹き飛ぶと良いのですが、明後日ワタクシ志布志行き。
オット、それまでに熱を下げるのよ。気合いよ、気合い


枯れ野

2006年04月15日 | 夫婦善哉
先月中頃、久しくご無沙汰していた店に食事に行った。
たいへん美味しく値段も安い。しばらく行かなかったのは、そこの料理を食べるには、こちらもそれなりにパワーが必要だから。
で、久々だからといっぱい注文して頑張って食べたら、力負け。
私は3日ほどで回復したけど、オットは回復にしばらくかかり、その後も色々とダメージを受けることが続いた。
疲れて元気のないオット。整体の先生には「何か楽しいことありますか」ときかれたそうだ。体の「気」が弱まっているらしい。楽しいことがない、というより楽しいと感じられなくなっている状態なのかも。
特においしいものを食べたいとも思わない、欲しいものもない、美しくプロポーションも上出来の妻がいるのに性欲も湧かない、仕事にも意欲が感じられない、かと言って、ウツではない。
とにかくブツヨクがないというのが、おかしい。それに、ウツではないというけれど、落ち込むパワーがないとも言えるし・・・。
「枯れてしまったのかしら」
と、オットは呟く。
確かに、寺暮らしが始まってからのオットは、何かが変わった。
寺に暮らすということは、法事だけしていればいいというわけでなく、他にも雑多な事務がついて回るのだ。寺に入ってから5年、何度も工事を行い、そわかんぼが産まれ、住職になり、めまぐるしく状況変化し続けている。
失われた何かは、全く同じ形では戻ってこない。ただ、今のオットの心象風景が枯れ野なのだとすると、この精神的な冬を抜ければ、それらは再度、さらに大きな根を張って芽吹いてくるのかも知れない。
多分、今はオットの過渡期。
芽吹きの季節が来るまで、気長に見守るとしましょうか。

長生きしようね

2006年04月09日 | 夫婦善哉
オットとつきあい始めた頃、オットの家に遊びにいって部屋に置かれている本を見て驚いた。
東京での暮らしを引き払ったとき、古本屋に引き取ってもらった本百冊以上・・・同じ本が、彼の本棚に何冊もある。欲しいけれど手が出せなかった本も・・・。
自分が手放した本が、違う形で手元に帰ってきたような感じがした。しかも、よりレベルアップして。
親よりも、兄弟よりも、自分と近い魂の人に出会えた感動に、胸が震えた。

ということを、先日、教え子が遊びに来てくれたとき話して思い出した。

あの悦びを忘れたわけではないのだけれど、オットが幸せそうにくつろいでいると、ついいぢめてしまう意地悪な私。
ごめんね・・・
最近、寄る年波のせいか、目・肩・腰に疲れが出やすいオット。
按摩と法事の代打くらいしかできないけれど、元気でいて欲しい。
私にいぢめられても、めげずに明るくのほほんといられるのは、オットくらいのもの。
自由に振る舞っているように見えても、オットが手綱を握ってくれてるから、安心して何でも挑戦できるのだと思います。
おたがい三十路過ぎての結婚だったけど、頑張って、そわかんぼに金婚式を祝ってもらいたいです☆




代打

2006年04月04日 | 夫婦善哉
朝、近所の門徒さんが亡くなった。
オットが難しい顔で「あ~」と唸る。
なんせ、今日は弓の稽古の日。
夕方から大口まで行く予定だったのだ。
「仕方ないね」というしかない。
オットは黙ってお勤行をするべく本堂へ向かう。

一時間後。

「今日、お通夜よろしくね」
「はァ?」
「かけつけで、親戚の方がお詣りに来てたから、ワタシ今日は前々からの予定があったから、坊守がお通夜をするってお話ししといたの」
・・・アタシになんの断りもなくですかい・・・。
「大丈夫、法話は五分くらいで良いから
「そういう問題じゃな~い!」
師範が姫路から来てくださるから、稽古に行きたいのは分かる。
私だって、法事のお手伝いが嫌な訳じゃない。
でもね、坊守としては稽古より門徒さんのことを優先して欲しいわけですよ。
母として言わせてもらえば、6時といえば、そわかんぼにとってはもう夜ですよ。寝る2時間前ですよ。そんな時間に保育園に預けるなんて
「ワタシ、もう少しでなにか掴めそうなの。
いつもなら一も二もなくお通夜を優先するんだけど、今回は行かせてください

・・・仕方ない。
しかし、オットはいいわね~。いざとなったら妻に仕事を頼んでお出かけできるんだから。
主婦と母って、よっぽどのことがない限り、代わりが利かないのよね~。
ぶちぶち思いつつ、保育園に電話。快く預かりを引き受けてくださる。ただし、4月から一時保育料が値上がりになり時間外保育と言うこともあって、本日の保育料は、今までの保育料の4割増
猪口邦子大臣、少子化対策考えてるのなら、保育料値下げしてくれ~!

3時半、オットはいそいそと新しい弓まで積んで、稽古に出ていった。
今回のピンチヒッター、後々まで高くつきますわよ
やっぱり悪妻を謳歌するためには、これくらい軽くこなしていかないとね。

危機一髪

2006年02月19日 | 夫婦善哉
珍しく、一家そろって半日家を空けた土曜日。
今日の目的は、べにこさん・シナプスブログのclusterさん・tottoさん・Giselleさんとのミニオフ、オットの刀剣展見学あーんどいつものジゲンリュウ稽古。
ミニオフは、遅れて到着のためほとんど顔見せ程度。またいつかゆっくりお話しできたらいいな。
店を出て、そわかんぼの乗ったベビーカーを押し押し、刀剣展の会場に向かう。
途中、気になっていた雑貨屋さんや薩摩義士の菩提を弔っているお寺で般若心経をあげたりと、有意義な寄り道。
刀剣展の会場に着くと、なんと、同じビルの五階で、行きつけのキモノ屋さんの展示会も開催されている。
「そわかんぼの顔を見せに行くだけ♪」と、オットの制止を振り切りエレベーターに乗って五階へ。
会場にはいると、若旦那とお手伝いの方たちに出迎えられ、広い畳の間にそわかんぼは大はしゃぎ。
「お子さんは私たちで見てますから」と、お手伝いの方がそわかんぼをあやしてくださる。そわかんぼにしては珍しく、人見知りせず会場を小走りに駆け回っている。お言葉に甘えて、目の保養・・・と、見て回る私の前に、「こちらお値頃ですよ」と、若旦那が帯地を広げてくる。
着尺でなく、帯地というところがこちらの好みを分かっている。
ああ、あれもステキ、これもステキ♪去年買ってまだ仕立ててない紅花紬、あれに合うのはどんなのかしら・・・合わせて買った帯は、ちょっとフォーマルすぎるから・・・大丈夫、今日は見るだけで、「今度反物を持ってきたときに」って言っておけば・・・そうそう、見るだけ・・・。
目の輝き始めた私の後ろから「もう帰るよ」と、オットの声。
刀剣展は値段のケタが違いすぎて、見るだけで済ませたそう。
どうやら妻の身の危険、ひいては我が家の経済危機を察して、迎えに来たらしい。
やはりオットは私のブツヨクのツボを心得ている・・・
現在、ある目標に向かって節約にいそしんでいる我が家。
せっかくの努力が水泡に帰す、なんてことにならなくて良かった。
ま、キモノはそわかんぼが乳離れしてからですね

オットがいない朝

2006年02月08日 | 夫婦善哉
人生に行き詰まって、うちの寺に心を癒しにきた私の後輩が、オットと恋に落ちてしまった。
彼女の名はミドリ。
オットに「ミドリのことを愛しいと思っているでしょ!」
ミドリに「うちのオットに抱かれたいと思ってるでしょ!」
と、詰め寄ったら2人とも頷いたので、「出ていけ!」と2人を追い出した。
ミドリが、コタツの置いてある事務所に行こうとしたので、「そこは違う!」と、東南の角部屋に追いやり、オットに「離婚はしないからね」と言って、背中を突き飛ばすようにして追い出した。
すごく悔しくて、悲しくて、泣くに泣けない。
恋に落ちるのは、どうしようもないもの。
でも、どうして東南に新しい部屋が出来ていたんだろう?

「そうか、夢だ!」
と、気付いて目が覚めた。隣の布団にオットはいない。
しばらくショックさめやらず。
お勤めを終えて帰ってきたオットにしがみついてしまう。
「ミドリって誰?!」
一連の話と顛末を笑いながら聞いてくれたオット、内心ぽつりと。
「ワタシより早起きしてね・・・」

V6

2005年12月13日 | 夫婦善哉
父の厳しいチェックをパスして、我が家にやってきました。
走行距離は6万以上だけど、とても運転しやすいです。
座り心地も快適!
思い出いっぱいのセレナともこれでお別れ。3年半の短い間だったけどありがとう。

オットとブツヨク

2005年11月27日 | 夫婦善哉
「これが欲しい!」と思うと、男性はその思いに歯止めがきかないといいますが、どうでしょう?
私は個人差もあると思いたいのですが・・・。
まあ、うちのオットもブツヨクが強いほう。
ここ数日のブームは「中古車」
スーパーAZで車の試乗をして以来、オットは「クルマ買いたい」欲に取り憑かれてしまった。(オットにいわせると私も)
といっても、新車を買える経済的余裕はない。故に中古。
夜な夜なネットでお目当ての車を検索。
仕事が一段落すると「鹿児島に行こう!」と中古車センターめぐりにいそしむ。
ちなみに私の父は、自動車会社の営業歴40ウン年。クルマ業界の裏表、酸いも甘いもかみ分けた男である。
その父が「中古車だけは焦って買うな」と、色々レクチャーしてくれる。まず走行距離が5万キロ以下であること、出来るだけディーラーから買うこと、クルマはとにかく足回りとエンジン・・・などなど。
クルマ業界に知り合いも多いことだし、良いのが出るまで待てと言う。
しかし、オットは「もうクルマ買うわ!」と我慢が出来ない様子。
「まあ、焦らないで。焦るとろくなの掴まないって言ったよ。」
「いや、もういやなの!」
「なにが?!」
「とにかくいやなの!」
まるで子供だ。一体なにが嫌なんだか・・・と、思ってピンと来た。
本来、オットはクルマに執着やこだわりのある方ではない。それがこの数日頑張って色々調べたり考えたりして、疲れてきたのだろう。しかし、依然としてブツヨクはふつふつと沸いている・・・。

「慈龍ちゃん、“自分がブツヨクを持っている”状態に耐えられないのね。」

「・・・・そんなことないよ!」
図星である。でも、あまりに的を射ていたためか、そんな自分に気付いておかしかったのか、オット大笑い。つられて私も大笑い。クルマ買いたい欲はそのままだけど、少し気持ちが落ち着いたみたいだ。
翌日、実家に行った折、父にまたクルマの相談をして、一緒に中古車センター巡りをしてもらうことになった。父の眼鏡にかなうクルマなら、安心だ。

それにしても、ブツヨクを持て余すオット・・・笑えるというか、愛おしいと言うべきか
皆さんの旦那様のブツヨクは、どんな感じですか?